最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
南の御方がいらっしゃったのでとりあえず広辞苑を開きます。ただ、そこまで紆余曲折あったので開戦は深夜1時。例によって眠い。その時間にもかかわらず参加者は7人と多いのですが、なんとうち二人はほぼ新人というフレッシュな状況。広辞苑沼は深く暗いので気をつけような。
Round1・「おとこのきろく」 1、19世紀前半に撮影されたフランスの映画。ド・モール賞を受賞。 2、漢文の日記、記録。 3、平安時代の貴人が通った愛人の名を記したもの。 4、貞操帯に同じ。 5、フランソワ・トリュフォーによる短編映画。パリの路地を徘徊する一人の男が、幻想的な世界へと迷い込む様を描く。 6、梶井基次郎による自伝的小説。青臭い熱情と薄暗い妄念に捕らわれた青春を生々しい筆致で描く。 7、ヘミングウェイによる短編。戦間期の倦怠感を船乗りによる自殺的冒険として表現し、ニューウェーブの共感を博した。 1問目、「へぇ、たほいや初めてなんだ。だったら入門編に簡単そうなところから」といってこれを出題してくる鬼畜な所業。ちなみにそのビギナーは女性なので、セクハラ禁止です。 ②「なるほど、漢文の『漢』の字で男と読ませるのか!」と意味深に解釈していた人間もいますが、元来「門外漢」とか「暴漢」とか、「おとこ」の意味があるのでね。 ③「これ、女の記録やん」「こんなに男らしい記録もないだろ」 ④「男のKey Lock」という記述が。セクハラは禁止です(繰り返し)。「○○さんはよくこういう答えを書きますよ」って後輩に指摘されていたヤモリ(仮称)が「なるほどな、お前貞操帯つけてるのか」って例によって一切会話でキャッチボールしてなかったのが草。 ⑤⑥⑦お好きな作品をお取りください。
Round2・「ちあなき」 1、九州地方に伝わる、赤子の髪を抜く妖怪。 2、地中の穴から這い出てくる鬼。 3、ニカラグア第二の都市。ニカラグアこの北東三百キロに位置し、精密機械工業で有名。人口四十万。 4、痴愚のような声。嬌声。 5、馬の病。 6、陰気な様。 7、拳で九つの称。 ①これも「鬼」なのかしら。 ②地・穴・鬼。セツメイシチャッタ! 「めおに」(角の代わりに芽が生えた鬼)とか「とかき」(三途の川を横断してくる鬼)とか、鬼のお友達もなんだか増えてきました。 ③「なんで三百キロも離れたところが基準なんだよ」ちなみにせっかくなので地図で確認したところ、ニカラグア湖はニカラグアのほぼ南西の端にあり、そこから三百キロ北東は、ギリギリ国内に収まるかどうかという北東の端でした。 ④「痴愚」なんて言葉がさらっと出てくるあたり、実に歩く痴愚。 ⑤広辞苑名物、ググってもさっぱりわからない言葉シリーズ。出典が和名抄の時点でかなり絶望的なのだが、本当になんでこんな読みになるのかがわからない。 ⑥「cheer無き」だから。 ⑦「ちぇえ」の丸パクリ。あまりにも思いつかなかったので、特定の重病人だけでも釣れればいいや、っていうナメくさった解答である。
Round3・「へらへいとう」 1、ギリシアの数学者。ハンガリー生まれ。のちにゾーリンゲン大学教授。 2、玄界灘に位置する島。江戸時代には対馬藩の支配下におかれ、中継貿易の拠点とされた。 3、一様なこと。平等なさま。 4、比羅平塔が転じたもの。天下太平の願いを込めてアショーカ王が建立した塔。 5、台北市北部の北兵台寺にある寺塔。南平台寺の棒天塔と合わせて、台北二塔と称される。 6、フィリピン諸島の和名。 7、へらへら団子に用いられる砂糖。 案外いろんな「トウ」が集まった気がする。 ②「島」。 ③漢字で書くと「平等平等」。なんだこれ。 ④⑤「塔」。いろんな国が頑張って建立しようとしている。 ⑦「糖」。へらへら団子は神奈川県の郷土料理だそうです。一応Wiki参照だが、かなりひらひら団子だ。
Round4・「かんばりっく」 1、(カンは汗、バリックは城の意)元代に蒙古人が北京を読んだ語。 2、カンバーランド地方で赤ワインの熟成に用いられる金属の容器。 3、アメリカの作家・脚本家・演出家。本物の電車を舞台上に持ち込むなど奇想天外な演出技法で知られる。作「回転するハクトウワシ」「ドウタン」。 4、ケンブリッジ大学かぶれの学生が自らを自嘲して言う語。 5、友との別れに際し詠む句。 6、カスタネット演奏の技術。 7、19世紀アメリカの作曲家。先住民の精神性を表現した民謡を作曲した。 ①説明しても説明になってないパターン。これは広辞苑。 ③僕の中で「かんば」っていったら「輪るピングドラム」なんですよね。 ④「がろあむし」がフランスかぶれだったな(嘘)。「自ら自嘲」とかいう下手くそ日本語。これは広辞苑。 ⑤「頑張りッ!」っていう句。これは広辞苑じゃない。 ⑥過去に登場した「カスタネットの女王」は「あるへんてぃーな」でした。
Round5・「きるなのねからかねのなるき」 1、日本回文協会が最初に認定した回文。浦井良泰作。 2、様々な音を組み合わせて作成された、発声練習のための代表的な文。 3、成り木責めに用いられる呪い言葉の一つ。 4、黄表紙。唐来参和作、喜多川千代女画。金を持ちすぎて苦しむという趣向で、世相・人情を逆説的に描く。 5、「鳶が鷹を生む」の同義回文。 6、回文の一。これを書いた紙を懐に入れれば金運が上がるとして人々に親しまれた。 7、上から読んでも下から読んでも同じ謳い文句。どう読んでも「金の鳴る木」と読めるため、縁起物に書きつけられる。 この日1番の混沌を巻き起こしたお題。こんな見出し語がまだ我々の目に触れずに潜んでいたなんて……。ちなみに3版には掲載されておらず、6版、7版には記載があるらしい。 ①協会実在するのかよ! 「これ、作者の名前も回文になってれば面白かった」。 ②声優から一度も聞いたことがないです。 ④文章の頭と尻がうまく繋がってないこの不自由さよ。これは広辞苑。 ⑤「同義回文」とかいう史上初の日本語。 ⑥⑦この辺りが落としどころだよな。
Round6・「らわんでる」 1、→ラベンダー。 2、情けなくまろび出る。慌てふためき飛び出る。 3、オランダの物理学者。真空瓶の原理を考案。 4、オランダの物理学者・哲学者。量子力学と古典物理学を統一する理論の構築に失敗し、アムステルダム・マヘレの跳ね橋から投身自殺。 5、入れ墨。主にオランダで彫られた動物柄のものを指す。 6、ルネサンス期の画家。 7、18世紀スウェーデンの物理学者、作家。物理学上の業績は伝わらないが、神話伝承に取材した幻想小説で著名。 「滝川らわんでる」「もっと寄せろよ」「らわんでるワールス力」「だから寄せろよ」。こんな会話があったせいで……③④⑦物理学者大人気。約1名物理学者ですらない奴もいるが。 ⑤オランダでは猫大人気だったりするんだろうか。なんやねんこの限定。
Round7・「ちょきりこきり」 1、和ばさみの異称。 2、怪異譚の一。竹やぶを歩いていると、どこからともなくチョンチョンと竹を切る音がするもの。竹切り狸とも。 3、小さく可愛らしいさま。 4、物を切る擬音。 5、裁ちばさみに同じ。 6、ちょっきりこっきりが転じたもの。ちょうどいいところで辞めること。 7、こきりこ節に同じ。 最終問題は初参加のビギナーさんから。「我々、大体の言葉知ってますからね、いくつか候補を探さないとなかなか出題できませんよ」とか堂々とイキってたんだけど、いざこれを出されたらみんなして「お、おう……」ってなったのホントに情けない。 ①⑤もう4時過ぎてたので、適当になるのはご容赦ください。 ②一応今回も狸ノルマ達成ですよ。竹切り狸、割とメジャーどころだと思ってたんだけどそうでもなかった。 ⑦こきりこ節、Wiki情報だと「日本最古の民謡」なんだそうで。民謡みたいな文化で最古認定するのってすげぇ大変そうだけどな。
以上7問で終了なんですが、今回はなんと、自分が出題した問題以外の6問について、全問正解という前人未到の快挙を成し遂げた強者が現れた。7人戦、6択×6問での全問正解は尋常ではない。「流石にこれは不正を疑わざるを得ない」って流れになりかけたのに、「不正ならむしろ1問くらい間違えますよ」って言われて一瞬で「確かに」って納得する流れが明快だった。そして、全問正解してたのに成績がトップじゃなかったのも明快だった(出題時に多量の3ビットを浴びて死んだ)。
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