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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 カレーは絶対箸で食えない気がする第3話。具体的な描写は結局出てこなかったけど、文明は毎日箸で完食してるんでしょうかね。器用な奴だな。

 今回のターゲットは、地元の伝説にも残るという、天狗である。アバンでは女子高生が天狗らしき存在にさらわれる描写もあり、長野の山中というロケーションも加味して、なかなかのセレクション。ただ、マヤにかかれば伝統の妖怪だって現代オカルトとして認識されるらしく、天狗宇宙人説をベースに、ちゃっちゃと調査をしてこいと文明に指示を飛ばす。

 身よりもない10年前に飛ばされた文明は、慣れない教師としての仕事にも疲れ、面倒極まりない上司に囲まれ、その時代の自分に郷愁を覚えてしまったり、なにかとセンチメンタル。指令どころじゃないメンタリティになって溜息混じりに入ったうらぶれた食堂で、ようやくこの世界で初めての癒しの存在、中川美風に出会う。テレビスターの「ブンメイ」ではなく、母と同じく「フミアキ」と呼んでくれた女性。ルックス良好、スタイル抜群、性根も真っ直ぐで正に理想の女性像を具現化したような美風に一発で参ってしまった文明は、その後も足繁く食堂へ通い、すぐに町を案内してもらうまでの仲になる。

 不釣り合いなポルシェでのルール無用の暴走などもありつつ、手近な名所を案内してもらい、最後に到着したのは松代象山地下壕。過去の記憶に共感して思わず涙を流す美風を見て、文明はますます彼女に惚れ込む。ちょっとは仕事もがんばれそう、そう思えるようになったのだろう。で、その一方ではマヤが同じ地下壕で謎のコウモリ怪人に襲われていました。続く。

 

 今回はマヤの百面相があまりみられなかったので画面的にはおとなしめの回。ストーリー的にも、異界の地で落ち込んでしまった文明がちょっと慰められるという中身なので、そこまで大々的な盛り上がりもなく、次回への伏線といったレベルのものに見える。ま、川島先生がなんだかものすげぇ人だっていうのが分かったり、ちょろっと登場したJKが抜群の存在感を示して去っていったりと、相変わらずキャラの濃さは強烈なんだけどね。文明は川島先生と懇ろになると白骨化した未来が待ち受けているらしいのだが……彼女はサキュバスかなにかなんだろうか。

 で、今回のメインはなんと言っても新キャラの中川美風である。純正みのりんキャラ、と言ってしまえば分かりやすい、中の人まんまのちょっとぽやっとした感じの巨乳美少女だ(そういや茅原の巨乳キャラって珍しいな)。文明の周りにはマヤだの川島だの、キツめの女性しかいないので、この美風の存在は正に天使のごとく映る。「フミアキ」と呼ばれたことで母親と重ねてしまうあたりはちょっとご都合主義な展開ではあるのだが、美少女キャラが増えてくれる分には悪い話ではなかろう。

 ただ、単なる癒しとして登場したかのようにも見える美風なのだが、今回作中ではちょいちょい気になる描写が重ねられている。最も端的なのはラストで感極まって涙を流したことだろうが、他にもおやきに対してやたら感情のこもった解説をしてくれたり、年の割に名所旧蹟の解説にやたら慣れていたりと、どうも「普通の食堂の娘」というだけではないように見える。そりゃま、あんだけ曲者じみたばぁちゃんと一緒に暮らしていたら町の歴史にも詳しくなるのかもしれないが、それだけでは説明出来ないような、「過去の出来事に対する実感」みたいなものを持っているような気がする。

 中川美風の正体は何なのか。折角オカルトがテーマの作品なんだから、深読みかもしれなくても想像するのは楽しい。一番安易な答えは、彼女が象山地下壕に関わる超常的な存在である、という案。分かりやすくいえば美風幽霊説。それならば彼女の持つ知識や思いについては全て説明出来るが、食堂で普通にばぁちゃんとコミュニケーションをとっていたことを考えると、「実は文明にだけ見えていました」っていう八九寺さん的なオチは流石になさそう。

 となると、第2案はタイムトラベラー説。過去の事象に詳しいのは、彼女が実際にその時代の人間だからで、何らかの理由で世紀末に飛ばされ、仕方なくあそこに住み始めたという案。これならば美風はあくまで普通の人間だし、文明が未来から、美風が過去からやってきたという対比も面白い。個人的にはこっちを推したい。正直、そのくらいのネタがないと、今回の諸々の描写がちょっと不自然に見えちゃうんだよねぇ。

 その他、多分本筋とは関係無いであろう小ネタもこの作品の持ち味で、一番笑ったのはおやきの解説の時に出てきた「ぽたぽた焼き」のおばあちゃん。あれって勝手に使っていいものなんだろうか。また、今回も相変わらずキャラ画にくせが強くて、妙な顔をしたときのキャラクターたちを見ているだけでも楽しい。美風の目尻の皺がやたら克明に描写されているカットとかがあったんだが、誰が得するんだろう。キャラデザに特徴があるので、作画担当次第でかなり印象が変わってみえますな。

 次回はようやく、今回ないがしろにされていたマヤの冒険の続きが描かれるのかな。文明が頑張るのも悪くはないけど、やっぱりこの作品の主人公はマヤですので。また彼女の百面相に期待したいと思います。

 そうそう、無事にエンディングテーマのCDが発売されましたね。高垣彩陽デビューシングル「君がいる場所」。みんなは何枚買いましたか?(アスミス風) わぁたしは〜〜〜1枚です! いや、ホントマジで洒落にならないくらいのクオリティですので、是非に。 

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