最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
こんなサブタイトルのくせに、濃厚なあずにゃん回となった第16話。不覚にも今回のあずにゃんは可愛かったです。ペロペロ派の人たちの気持ちが少し分かりました。 入部して1年半、すっかり軽音部の空気に染まってしまった「元」しっかり者の梓が自分を取り戻すために四苦八苦するお話。その中で、改めて後輩から見た4人の先輩像が描かれていく。キャラクターの魅力で勝負する萌え作品としてはド直球と言える、個々のキャラクターにスポットを当てた魅惑的な展開である。 冒頭、いきなり展開されるのは梓×ムギという何とも珍しい組み合わせ。この間の律×ムギ回でも「珍しい組み合わせ」と言われていたことから考えると、結局ムギって誰と組み合わせても珍しいんじゃなかろうか。それだけメインでスポットが当たってないってことだけどな。今回は後輩目線でムギの人となりを確認したおかげで、ムギの魅力も良い形で表出していた。「お嬢様なのに世話焼きって珍しい」とは憂の台詞だが、確かに不思議なキャラクター。世間知らずのくせに部内でお母さんキャラってのも妙な話。母性を感じさせつつも、中の人が一番若手。 2番目に梓と対面するのは、唯一「憧れの」先輩といえる澪。ベースの弦を張り替え、無事に生真面目2人で練習できるかと思いきや、梓の目論見は律の乱入でおじゃんに。「練習せねば!」と焦る梓に対し、澪はあっさりと「律の家に行くか」という判断を下した。この辺の空気の違いが、似たもの同士とは言っても2人の差が出るところかね。気付けば梓回なのに澪の描写が一番少なかった気がするのは、元々澪に憧れてやってきた梓が軽音部全体の空気に取り込まれてしまったことの端的な表れかもしれない。 そして、そのまま舞台は田井中家へ。弟との絡みや洗濯物の話、手料理の披露など、梓からすると意外な家庭的な面を存分に見せつけた律。部屋の中にはきちんと練習しているとおぼしきスティックや雑誌も見受けられ、ちょっと梓も見直したみたい。 そして、トリを務めるのは当然、一番の問題児であり、梓の忌避すべき「たるんだ軽音部」の象徴である唯。唯と接している時だけは梓の口調や態度もガラッと変わって、完全にお姉さん的な振る舞いになるのが面白い。そして、ジリジリと焦っていた梓の気持ちをすとんと落ち着かせてしまったのが唯というのも、この作品の象徴的な部分だ。言ってることはホントに適当なことばかりで、シールを貼りまくったりする言動も高校3年生とは思えないほどに幼稚なのだが、それだけに、無理に背伸びして見せようとする梓には新鮮なのだろう。ま、同じクラスには真反対の憂がいるというのも大きな要因だとは思うけど。 最終的に、梓は「自分らしくは今の自分」という分かりやすい結論に落ち着くわけだが、最後に純を相手に大ポカをやらかす。梓をいじらせたらやっぱり純に一日の長がありますな。ほんとにこんなんで来年以降の軽音部は大丈夫なんだろうかね…… 今回は、とにかく1人でテンパってクルクル表情を変える梓を見ているだけで楽しい回。気付けばすっかり軽音部テンポに馴染んでしまっているとはいうものの、その「軽音部の空気」というのは4者4様の妙ちきりんな先輩全体から醸し出されるもの。打開しようとしたところで正体不明のものに勝てるわけはありませんので。あの後梓がどんな努力をしたかは、誰にも分かりません。一つだけ言えるのは、「女の子2人であの水槽の掃除するのって、結構大変だよね」ということくらいでした。 で、毎回恒例の「今週の1枚」。今週は田井中家の訪問エピソードもあり、どう見ても即興で作ったとは思えないハイクオリティな夕食を提供するというミラクルを実現してみせた我らが律ちゃん。ファンならそのへんの要素に食いつくか、澪に泣きつくシーンあたりが素敵ポイントだったと思うのですが、今回は敢えてそれらをはずして、お茶会シーンでほんの一瞬、凄く安らいだ表情を見せた瞬間。普段が騒がしいだけに、こういう表情は貴重だと思います。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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