最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「あかねさす少女」 5 夏番組が終われば、すぐに秋作品がやってくる……このサイクルに隙間は無い。我々に、休みはない。 というわけで今期一発目の作品はこちらです。関西だとMANPA枠なので録画整備とか色々と面倒な枠なんですが、なんか、MANPAっぽくない雰囲気の作品である。放送中のCMにソシャゲの広告が入ったのでソシャゲ原作なのかと思ったが、事前登録受付中ってことは同時展開のメディアミックス。「刀使ノ巫女」ともちょっと違うスタンスで勝負をかけにきた作品ってところだろうか。製作スタジオもあんまり聞き慣れないところだし、なんだか今までの経験知が通用しにくい作品。 第一印象は決して悪くない。女子学生集団と並行世界、それをつなぐラジオやカセットテープといったガジェットの配置。「なんだか分からない」タイプの1話目ではあるが特に不安になる要素もないし、キャラが伸び伸びとしゃべっているので「この後色々と楽しいことができそう」という期待感はある。ただまぁ、さすがにチクワはねぇんじゃねぇかとか、若干鼻につきすぎる要素もあるのでこのままのめり込んでいいものかどうかと警戒する気持ちがあるのも事実。1話目でキャラを魅力的に見せるのって本当に難しいよね。 そして映像部分についてもわりかしクセが強いタイプ。CGベースのデザインになっているので特有の「硬さ」はありつつも、一昔前に比べればぐっと親しみやすくなっており、バトルシーンでのフルCGとシームレスにつながる技術力は大したものだ。この部分だけを見れば「刀使ノ巫女」よりもレベルが高いといってしまってもいいかもしれない。こうしたCGモデルの場合、作画崩壊というのは起こりにくい、否、起こり得ない、否、起こっちゃうとマジやばいので、今後も作画部分については1話目と同等のクオリティが維持されることが保証されている。この部分を良しと見ることもできるし、どうしても特有の「硬い部分」に馴染めない場合にはややマイナスになることもある。現時点では「慣れれば親しみやすそう」という期待が強いので一応プラスに解釈しておいて良いのではなかろうか。馴染まない場合は……まぁ、諦めるしかないな。今後戦闘シーンがどれくらい出てくるかでモデルの動かし方の重要性も変わってくるだろう。 トータルで見ると、1話目として筋の置き方は悪くないし、映像もそれなりに楽しめそう。ただしキャラ立てに不安が残り、ソシャゲがらみだと成功した前例がほとんどないのがネック、というくらいの総評。プラスありマイナスありで、結局様子見の配点にしているのだった。まぁ、1本目から目の覚めるような体験はなかなか出来ないよ。 ただ、一つ注目すべき点があるとするなら、毎度のことで申し訳ないがキャストのことである。主要な5キャラのキャスト……おっそろしく重いな。全員がメインを張れる看板声優。しかも上二人(あみっけ・麻里奈)は歴戦の猛者でありながら、わざわざサブキャラに置いてさりげないサポート役に回っている。この2人って割と声質が近いこともあるのであんまり共演の印象がないのだが、1世代下の面々との絡みでどんな仕事を見せてくれるか。そして圧巻なのは(これまたいつもの話で申し訳ないが)主演の黒沢ともよ。1話目で最も注目すべき要素は「異なる世界線の主人公との対話」という部分だろうが、この一人二役の置き方がべらぼうに上手い。普通、こうしたアニメで「二役」と言われると声質を変えることで演じわけようとするのが常だが、ともよちゃんの場合、そうした上っ面の声質で勝負せず、本当に「声の表情」だけで差別化を図る。もともと同じキャラだから、という縛りの中で、声質を変えず、それでいてどちらがしゃべっているのかがはっきりわかるレベルでの差分を作る。言うだけなら簡単だが、実際にやれと言われたら相当のスキルを求められる仕事だろう。これができるからこその座長よなぁ。あ、もしかしてサブキャラたちもこういう「2役展開」が待ってるんだろうか。そのための配役なのだとしたら、今から楽しみの多い作品である。 PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|