最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
長崎のカラー、第6話。キャリさんが出てる特番をAT-Xでやってたのでそのあとでアニメの方を見ると、このアニメもかなりの長崎アニメなのだっていうことがすごくわかりやすかったです。今期は佐賀アニメと長崎アニメが同時に放送されてるのかよ……いっそ「博多豚骨ラーメンズ」も合わせてくれればよかったのに。 今回与えられる「色」は実にサイケデリック。「絵の中に入ってしまう」という話をさらりと当然のようにしていたが、実際に何が起こっているのかよくわからないし、もしそれが本当に「絵の中に入る」魔法なのだとしたら、それはそれで大変なこと。パラレル西遊記待った無しだ。白昼夢みたいな処理になっていたのでおそらく「描いた人間の精神世界に触れる」ことのメタファーなのだと思われるが……まぁ、それって結局「絵に入る」ってことになるのかな。やっぱりこの世界の魔法はどのくらいのリミットがあるのか分からないので結構怖いよな。こないだのSLの時もそうだけど、物理的な干渉も可能だったし、平気で人殺しの道具とかに使えそう。 で、そんな絵の中のお話なのだが、唯翔の絵は割と原色強めでビビットなものなので、そこを巡る風景もかなり派手なものになる。しかし、てっきりそのままエレクトリカルパレードみたいな世界に沈み込むのかと思いきや、なんとそこから先は魚の死体が横たわった広漠たる砂漠世界だった。瞳美に色をもたらしたはずの魚がその辺に打ち捨てられている構図は、一瞬彼女の色の喪失を表しているのかと考えてしまったが、どうやら単純に唯翔のクリエイティビティの停滞を表していたようだ。ある時からなかなか絵が描けなくなってしまったという唯翔。瞳美は意図せずにそんな彼の悩みの世界に迷い込んでしまい、必死に魚(過去の栄光)を捕まえようとどす黒い「色」の中で孤軍奮闘する彼の様子を見てしまうが、結局、その時点では魚は捕まらなかった。そこまで大きな魚でもないのだが、それが捕まえられないというのが絵描きのスランプというものなのだろう。まぁ、唯翔の場合はスランプに陥るほどに立派な「絵描き」とも言えないような立場ではあるが……こうして全然関係なかったはずの他者から「絵の世界」というたとえ話で自分の現状を指摘されたことで、逆に見えるようになった部分も多かったのではなかろうか。あまりにも図星を指されてちょっとキレてしまったが、基本的に悪いやつではないのでその後すぐに反省し、最も効果的な方法で瞳美に謝罪し、彼女の精神にも変革をもたらしている。瞳美も含めて、魔法写真美術部の面々はあちらこちらから刺激をくれる人間も多いので、そのうちに何かブレイクスルーも起きるのではなかろうか。 そして、そんな唯翔からの告白じみた謝罪(?)を受け、瞳美の世界も大きく揺れた。「色褪せた世界が徐々に色づいていく」という、この作品の存在意義を全て示す映像表現はオープニングでたっぷりと拝むことができるわけだが、瞳美が路面電車の車窓から見た「色づく世界」は、オープニングのどんな映像よりも鮮烈に「色」をもたらす。それこそ、我々普通の人間が見ている世界なんかよりもよっぽど豊かな「色」だ。どれが本当の世界か、などという問いにあまり意味はないだろう。瞳美にとってはそれまでモノクロだけが世界だったわけで、たまたまこの夜だけは、常識を超えた鮮烈な色を持つのが、世界の在りようだっただけなのである。 ここに来て突然に鮮明な色が現れるということは、やはり瞳美の抱えた問題は、彼女の内面が大きな影響を及ぼしているということで間違いないようだ。今回の「治癒」が一時的なものなのか、それとも彼女の機能回復を表すものなのかはまだ分からない。しかし、少なくとも色を戻すきっかけとなった金のサカナの存在は間違いのないものなのだし、あとは唯翔が完全復活して最高の1枚を書ききれば問題解決に至る気がする。幸か不幸か、部活のみんなも唯翔と瞳美の関係についてはもう何一つ疑問を挟む余地がないと考えているみたいなので、この二人に限っては他の人間が恋愛要素に絡むことがなさそうなんだよね。他のカップルは分からないけども。このままめでたしめでたしで進んでいくとしたら……後は琥珀の落とし所かなぁ。彼女は、なんでこの歳でやたらに老成してるんだろね。やっぱりおばあちゃんやんけ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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