最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
千和の声で「ママに買ってもらったの〜」って言われるとすごく寂しくなる第6話。美容のためのヒアルロン酸注射の代金は、まだ出してあげてるんでしょうかね。
この作品は、本当に本当に「くだらねぇ」作品である。今回も端的に表れた一要素として、AパートもBパートも、終わりのシーンが「オチて」いないという奇跡的な構成。日常系ギャグだからそれでもいいと言われればそれまでなのだが……流石にあの尻切れ感はギャグアニメとしてどうかと思うわ。ただ、それでも決して「つまらねぇ」わけじゃないのが難しいところ。 今回のエピソードをパート別に分けて見ていくと、まずはふたばと親父との深夜の運動会リハーサルのエピソード。これは面白くない。ネタとして取り出せる要素が「いつも以上にテンション高めのふたばに振り回される親父」という一要素だけなのに、あれだけの時間を引っ張ったら間が持たないのはしかたない。案の定オチも無い。ただ、アニメの場合はそのあたりを動きでカバーしている部分はあり、全力疾走するふたばのビジュアルとかでなんとなく笑えてしまうのが救い。 次に、運動会本番の騎馬戦パート。これは面白い。ふたばが組まされた騎馬がひとはのもので、更に後衛に杉崎と宮なんとかさんという組み合わせ自体が珍しく、最初はふたばとひとはのテンションの差がそのままネタになる。さらにみつばのドSっぷりが今までで一番良く出ていて、それをネタにして絡む杉崎と、暴走したふたばの被害を受ける面々という構図は、バリエーションを出しつつもちゃんと成立している。みつばの乳ネタも絡むし、ふたばの人間離れした獣の形相もお見事。ただ、やっぱりオチがないのがもやっとする。 Bパート1本目は保健室のひとはと松岡。これは面白い。霊能関係で2人の間に勘違いが生まれてしまう設定はいつも通りなので盛り上がるわけではないが、ひとはが服を脱ぐことになるくだりに過去のエピソードが使われていたり、松岡の行動を予測して次善の行動に出たはずのひとはがどんどんどつぼにはまっていく展開は素直にうまいと思える。あと、矢部っちと顔が近付いて真っ赤になるひとはが可愛いのもポイント高し。救いようのないオチも良し。 そして最後は杉崎とみつばのいざこざ2ラウンド目。これも面白い。杉崎も不幸キャラ、みつばも不幸キャラということで、対決させたら被ってしまう部分なはずなのだが、2人とも不幸になって、なおかつそれがギャグになる展開が徹底している。また、3話の筆箱エピソードもきちんと活きていたし、パンツに繋がるくだりも過去からの積み重ねで、2人の関係を展開させるシナリオとしてちゃんと見ることが出来る。その上で、「みつばは基本的にラストが不幸なキャラ」「杉崎はそんなみつばにすらいいようにされる更に不幸なキャラ」という立ち位置が明示され、いかにもこの作品らしいひどい台詞の連発につながる。正直言えばラストがオチきっていない気がするのだが、みつばの楽しそうな顔が見られたので良しとする。 まとめると、トータルではこの作品は面白い。そして、この作品のエピソードが面白いのは、三つ子キャラが加害者側よりも被害者側に回っているとき、ということになりそうだ。また、それぞれに個性がぶつかり合う様子が一番の見どころなので、今回のAパート頭のようにふたばが単体で出てこられてもあまり膨らまない。ちゃんとふたばのドタバタで不幸になるのも三つ子の誰かでなければいけないのだ。 そして、個人的には不幸になるひとはが結構好き。もちろんみつばのどうしようもない様子を見ているのが一番好きなんだけど、ひとはが絶望したときに普段の鉄面皮が剥がれ落ちて素に戻ると、一番普通の「子供っぽい」反応をしてくれるのが新鮮。つまり、松岡がんばれってことか。また、絶望したときの戸松の声の使い方もなんだか面白い。今回だとふたばの騎馬に振り回されて「死ぬ……落ちる、今死ぬ……」って呟いているときとか、疲れ切った表情で矢部っちに「大人しく寝ててくれ」っていうシーンとか。こういうの聞いていると、やっぱり戸松はうまい娘だと思うんだけどね。 ふたばの中の人のあふれ出る残念さも好きですよ。とてちてとてちて。 PR |
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