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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 普通にええライブやないかい! 第7話。ちくしょう、こんな作品でいいライブを見せつけられることになろうとは……ちなみに、ライブ中はたえちゃんの動向に注目していると2度美味しいのでオススメ。純子が説得されるよりもずっと前から「矜持を貫き通した自由なアイドル」がメンバー内におるやんけ。いや、単なる機能不全だけども。

 純子&愛編決着にして、フランシュシュの転機となるサガロックフェス。結局「アイドルとは何か」っていう根本的な問題に答えなんか出るわけがない。一応今回は幸太郎が純子を諭す形で表面上の決着はつけているが、もともとチェキ会で足並みを揃えなかったことから始まった揉め事なのに、「別にチェキ会なんかでなくてもええんやで」というのが答えだったっていうのは「お前がもうちょっと早く監督しとけよ」というだけの話なので無責任にもほどがある。でもまぁ、そんな無責任な様子もオールオッケーにしてしまうのが幸太郎という謎の人物なわけで。これがアイマスのPだったら袋叩きにあっていたことだろう。幸太郎、適当なところで出てきて適当にシリアスな説得するせいで視聴者サイドもけむに巻かれて騙されちゃうんだよな。足でドーンだしな。

 でもまぁ、結局彼が施した治療が一番わかりやすかったということなのだろう。純子ちゃんにしても、別にアイドル論での対立から意固地になっていたというわけではなく、ゾンビ化しての時間転移というとんでもない状況に身の置き所がわかっていなかっただけなのである。改めてゆっくりと現代のアイドル事情を説明し、その上で自分なりの考えを出していけと諭すのは間違った判断ではないはず。他のメンバーとの対話ではなかなかそうしたデリケートな部分にまでは踏み込めないが、相手が幸太郎なればこそ、純子のガードも下がってなんとなく説得されてしまうもんだ。こうしてみるとやっぱり美味しい立ち位置だよなぁ。

 こうして純子ちゃんの禊は無事に終わり(まぁ、思い切り車に轢かれたが)、残りは愛ちゃんの方。こちらもこちらで自分の果たせなかった夢の実現に向けて躍起になっているところで、さらに目の前で元いたチームの華々しいパフォーマンスを見せつけられては、黙ってもいられない。なんとかしなければと焦るばかりだが、文字通り命に関わったトラウマはそう簡単に払拭できるはずもなく、本番が迫れば降ってもいない雨の幻影に怯えたりもする。しょうがねぇよな、あんな壮絶な死に方はなぁ。しかも死後に改めてネットの評判とか見てどれだけ凄惨だったかをなんども再確認してるわけでなぁ。本人の固い決意とは裏腹に、いざステージが始まった時に醜態を晒してしまうのも致し方なし。

 そしてここで紡がれる美しい友情物語。アイドルの持つ意味は違えど、お互いに全人生を費やしてアイドルを目指したのは同じこと。純子の手助けによって愛もなんとか復活し、あとはただ、賭したものを見せつけるだけのライブだ。気づけばゆうぎりさんやリリィはもちろん、さくらのパフォーマンスも達者になったよなぁ。ちゃんと練習してた成果なんだろうなぁ(たえちゃんはどうか知らんが)。

 しかしびっくり、人生で2度も出演中のステージにカミナリが落ちるなんて、そんなヤツあるかなぁ。「2度とテメーとは一緒にステージに立たねぇ」って承太郎に言われても文句を言えない愛ちゃんの豪運。しかし、この逆境の雷をも武器にするのがゾンビ。落雷で死なないという耐性設定以外にも、なんと特大電力がどこにどう作用したのか、「身体が発光し」「指からビームが出るようになり」「声もやたらテクノっぽく電子音になる」っていうわけのわからないボーナスが発生(ボーナスか?)。幸太郎がその場で用意したのか、もともとやる予定だったのか、曲もしっかりそれにはまるようなものがセッティングされているのが謎である。でもまぁ、とにかく奇跡は奇跡。フリースタイルラップバトルからドライブイン鳥までなんでもこなすアイドルは、さらに新たな地平へと活動範囲を広げる。ほんと、ピンポイントでゾンビ要素がネタとして絡むのが秀逸だ。

 こうして無事に革命を起こしたフランシュシュ。アイドルとしてのスタイルにもう不安要素はない。あとは周りの人間がどれだけ彼女たちの正体に肉薄するかというのが1つ、そして、結局幸太郎は一体何者で、何を狙っているのかわからないというのが1つ。どうも、彼は彼なりにアイドル観みたいなものは持ってるし、プロデュースする能力も低くないんだよな。そんな彼が、なぜ時代を超えた数々のタレントをゾンビとして現代に蘇らせることができたのか……。その辺の設定が回収されるのかどうかは微妙なところだが、今回のお話で少しずつ可能性は高くなってきた気がしますね。あとはさくらがどのタイミングで記憶を取り戻すか。まぁ、彼女の記憶って戻っても別に意味がない気もするんだがね。所詮単なる女子高生だし。時代設定に何かトリックがある……か? とりあえずたえちゃんのターンが来たらその辺りもまた変わってくるだろう。

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