最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
誰かせめて王子のフォーム指導しろよ、第7話。スタートラインに立ってる時点ですでにランナーの様相ではないのだが……。 待ちに待った記録会。チームの面々としては、カケル・ハイジ以外は全員初めての公式大会だ(ニコチャンは昔陸上やってたらしいから違うかな?)。緊張感漂うはずの初陣だが、基本的に竹青荘の面々は緊張感がないのでこんな舞台でも普段とあまり変わらない。大舞台でも緊張しないというのはスポーツ選手としては悪いことじゃないのだろうが、どうにもコンディションが整いすぎていたせいでカケルはそんな連中を見てイライラ。どうにもあのクソ野郎(榊)が出てくると気が立ってしまうのはしょうがない。そうでなくても今回の記録会は色々と思うところがあるしなぁ。 冷静になれば、彼が最後に怒鳴り散らした「分かってたことじゃないか」という文句は、本人が一番身に染みているはずの言葉である。まだまだ準備段階の他のメンバーが目標を達成できない、分かっていたことじゃないか。それでもお気楽な面々は箱根に出ることを諦める様子はない、分かっていたことじゃないか。そして何より、今まで本格的なトレーニングをやってこなかった自分が一線級の選手に勝ちきれない、分かっていたことじゃないか。カケルのイライラはメンバーへの苛立ちももちろんあるが、何よりもまず、現実を突きつけられた自分への焦りがあるのだろう。 ようやく登場した真っ当なライバルキャラ・藤岡。去年の箱根の覇者という分かりやすいポジションであり、何やらハイジとは知り合いらしく、カケルのことも一方的に知っていた。これまで「敵」と言ったら榊だけだったので明確な対抗意識というのは発生しなかったが、名実ともに「王者」である藤岡に対して、カケルは露骨に対抗心を燃やしている。高校時代にはある程度頂点が狙えた自分が、負けるわけにはいかない相手だと。しかし、そんなカケルの心情を全て理解したかのような藤岡の態度はまさに王者の貫禄である。小物臭あふれる榊と違ってこちらはよくできた人間のようで、ハイジが作った急造チームにしても「面白い」と認める発言をしているし、無謀としか思えない面々にも激励の言葉を送る。そして何より、カケルが自分に対して対抗心を燃やしていると知るや、そっとその気持ちをなだめながらも、特にフォローするでもなし、煽るでもなし、大人の判断で黙ってその場を去るのである。どうやら、普通にいい人だ。この人をどこかで乗り越えることができるのかどうか……。 何やら焦っているカケルに対し、他の面々は想像以上にけろっとしている。目標達成できた人間が一人もいないという状態にもうちょっとショックを受けるかと思ったが、それこそ「分かっていた」ことなのでみんなして割と平気。ユキなんかも存外普通に「駄目だったけど次いけるんじゃね?」くらいの気持ちになっているみたいだ。実際、普段の練習と違って周りのランナーにペースを崩される要素が大きいし、トラックでの競技は勝手がきかない部分も多かっただろう。今後は明確な目標を立てられれば、案外短い期間で1分2分くらいはタイムを縮められてしまうのかもしれない。まぁ、前提条件として1、2分程度でボーダーを突破できる走りができてるのが偉いのだが。いや、王子は置いとくとしてね。この人、どう考えても期限までに目標達成できないだろ……。 個人的に面白かったのはムサの立ち位置。周りには似たような見た目の黒人ランナーもたくさんいるのだが、日本人が偏見を持って見る「黒人ランナー」に対し、ムサは全然そんなことない単なる素人。そして、ムサ自身も日本人同様の偏見で他の留学生のことを見ちゃっているという。でもまぁ、日本だとそういうところあるからどうしてもね……なんでなんだろ、最近なら周りに黒人なんてそれなりにいるんだけど、やっぱり街で見かけると「おっ」って思っちゃう島国日本の不思議な習性。別にみんな足が速いわけでもないんだろうけども……ステレオタイプってのも不思議なもんである。ムサは果たして、そんな周りの目に適うランナーになれるんでしょうかね。 PR |
カレンダー
ブログ内検索
リンク
最新記事
(12/04)
(12/03)
(12/02)
(12/01)
(12/01)
(11/30)
(11/29)
(11/28)
(11/28)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |