最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
なんだこれ、第11話。とてもじゃないがあんなクソ適当すぎる総集編挟んだ後の展開とは思えない話だが……いや、総集編挟んだからこその展開なのか? 今作の場合、何がどこまで本当なのか一切信用できない側面があり、実際、今回も最後の最後で大どんでん返しが待ち構えており、キリルさんの今後が心底心配になる展開だった。その虚実入り混じった「何をぬけぬけと」という印象が今作独自のつかみどころのない変な笑いを提供してくれていたわけだが……今回の展開は……うーん。 一番気になるのは、やっぱりユリの死をどのように扱っていいのかよく分からない事である。残念なことにこれまでほとんど活躍らしい活躍がなかったユリ。以前のお当番回もマックスが主人公になっただけでユリにはほとんどスポットが当たらず、今のところ彼女のパーソナリティが分かるような話は皆無であった。そんな状態で、まだよく分からないユリが突然死んだと言われても……素直に受け取っても「えっ、こんなにあっさり?」とびっくりするばかりでそれ以上の意味を受け取りづらい。そして、当然今作のことであるから、「まぁ、死んだっていっても来週何事もなく帰ってくるけどね」って言われてもなんの不思議もない。ロボ設定とかバックアップ云々なんてものはそのための仕込みでしかないだろう。ただ、これまではそうした「どないやねん」要素は出して即回収だったので笑いにつながったのだが、今回は何故か週またぎで宙ぶらりんのまま終わってしまった。もちろん、このままユリが帰ってこない可能性も(わずかだが)残っているだろう。さらに、帰って来たとしてもおそらくそれは「実はバックアップ取ってたから別なボディに換装したよ」というユリになるはずで、今回悲壮感を出しつつ「同じ彼女は戻ってこないんだ」と涙していたマックスの気持ちは置いてけぼりになってしまう。ロボとはいえ、生き死にをネタにしてしまうのは、なかなか笑えないのである。ただ、だからと言って本当に死なれるとそれはそれで困る。うーむ、すげぇモヤモヤする。 そして、そんなユリの問題を引き起こしたのはエスペランサでの内紛が発端だった。あっという間にアップルを拉致って望んでいた機密に肉薄したザベル。トントン拍子でことが進むが、またもやダグたちの行動によってギリギリ阻止され、そこにバンブーマンの企みが絡んで色々と大変なことに。うん、やっぱりこうなってくると「結局ザベルってすごかったの? ただのうっかりさんだったの?」っていうのが分からんようになってしまうのよね。登場時点で警察に捕まってた理由も結局わかってないし、その後わざわざ姿をくらましたわりにはあっさりとダグたちの前に顔を出した理由も謎。今回の行動だって大物ぶって鷹揚に構えていた割にアラが目立ったし、どうにも行動が行き当たりばったりだ。 シナリオの要請を考えるなら、こうしたザベルの行動は全ては「より大きな存在」であるバンブーマンを引き立たせるためのことであろう。ザベルの得体の知れない存在感を見せるようなセリフだった「ご飯ちゃんと食べなさい」発言をそのままバンブーマンが踏襲する流れなんかも、「お前、強いふりしてたけど全部手のひらの上だぞ」ということを表すためのもの。これがさらに二転三転するようなアツい権力闘争の幕開けというなら面白いのだが、残念ながら最後の絵面を見る限りではザベルの退場はほぼ事実のようである。最強だと思わせていた敵キャラが特に何もせずに「別に強くなかったんやで」と言われてさっさと退場されてしまうと、まさに「どないやねん」としか言いようがない。そりゃね、バンブーマンの超越した身体能力は以前の戦闘シーンで嫌という程見せつけられていたわけで、じかに殴り合ったらザベルが勝てるわけないのは当然なんだろうけどさ。それだと本当に「今までの話は誰向けの茶番だったんだよ」ってことになるじゃない。 なんだか随分危うい構造だな、ということを今更ながら確認させられたので、今後のシナリオ運びは相当慎重にやらないと台無しになってしまう可能性がある。今回の「どないやねん」も、全てが最大級のもっととんでもない「どないやねん」のための仕込みであることを信じたいところだが、さて、どうなるものやら……。
PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|