忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[6541] [6540] [6539] [6538] [6537] [6536] [6535] [6534] [6533] [6532] [6531]

「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」 4→1

 今更ワシが何かいう必要もないじゃろ。製作者、視聴者、全ての関係者が誰ひとり得をしないという稀有な作品である。

 最近の「そっち関係」の話題をさらった作品には「DYNAMIC CHORD」があった。ぶっちゃけレベルで言えばいい勝負ではあるのだが、あちらはCG作画でも地獄が待ち構えているのだという絶望感をプラスしてくれたこと、そして「もしかしたら、何百周も回ってこれはこれで演出だったのでは?」という末期思想が頭をよぎるまでになった特異さを評価しての「2点」にした。「一周回って」という評価をしてはいけないというのが私の持論ではあるが、それくらいに異次元の世界を見せてくれたのがダイナミックワールドだったのだ。

 しかし、本作の場合は異次元ではない。単なる底辺である。何がどうなったらこんな悲しい結末を迎えるのか、我々視聴者からでも容易に想像できる。挙句に一回万策尽きてなおのこのクオリティというおまけ付きで、とにかく全方位に言い訳する余地を与えない、純度100%の完全敗北なのだ。これに何らかの手段で肯定的な評価を与えたら、さすがに業界全体が立ちいかなくなるだろう。一応「あっひー役の赤﨑千夏は面白かったやん……」って一瞬考えたけど、そんなことで覆しようがないんだよ。何がすごいって、今作は多分普通の作画で展開できても評点が下がってた可能性があるところだ。本当に、虚無だ。

 繰り返しになるが、今作のような結果を受けて、面白がるようなことをしてはいけない。日本のアニメ業界が危機的状況だという話はもう何年も前から叫ばれ続けており、それがあまりに続いているおかげで「実は案外保ってるよな」みたいな空気もあるわけだが、実際にこれが出てくるということが、アニメ業界がいかに焦眉であるかを端的に示しているのである。我々視聴者は、「こんなものを見せるな」ということを強く業界に訴えていかねばならない。さもなくば、この作品の犠牲になった数多の関係者たちも浮かばれないだろう。

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[10/21 seachicken]
[10/11 Serra]
[10/07 とみしの]
[10/05 NONAME]
[09/29 NONAME]
バーコード