たほいや譜（18／12／22）

　聖夜に向けて行われるたほいや、通称「語彙なる夜」。事前に予告した通りにコピペ作るのは毎年結構大変なので今回はパスね。まぁ、今年は日程の関係で正確さに欠ける普通の日程だし、いろんなバリエーションがあるんだと考えればいいじゃない。記念すべき日ということで、久しぶり、実に半年ぶりにあの男が降臨、堕天、襲撃、蹂躙、跋扈。今回は溜まっていたものを全部吐き出しながらのプレイなのでなかなかの純度になっており、久しぶりの暴虐にファンもアンチも大満足。暴君、うつ、アスペ、結石。ずらりと並んだ限界症状の末路をとくとご覧じろ。まずは前半、８人戦。

 

 

 

Round１・「ふれんどは」

１、単独で外部からの影響を受けない波動。

２、自分の歯しか友人がいないほどの孤独をいった語。

３、自然な動きの中にこそ物事の真髄が備わっているとする学派。

４、ロシア正教の一派。司祭フレンダ・エチェルリフの名に由来。後に異端。

５、クェーカー派の別称。

６、完全週休二日制のこと。

７、プロテスタントの一派。友愛を掲げる。

８、→フランドル派。

　今回は出題されてるワードもなかなか厳選されていて悩ましいものが多いですね。いきなり途方にくれる出題やんけ。　①「不連動波」。　②他の解答が全て「派」か「波」になっているというのに、軽々とそのくびきを飛び越える解答。もう、そこで目的が果たされたなら解答全体がどうなってるかなんて知ったこっちゃない。　③「不練度派」だそうな。なんの学派だがさっぱりわからない。　④⑤⑦⑧こうして並べられるとどうしようもないよな。「⑦は下克上で与党になれそう」。　⑥「Friで仕事がendだから」。

 

 

Round２・「おとこのたましい」

１、男魂（だんこん）。

２、男の魂が宿るもの、すなわち刀剣。︎↔︎女の魂。

３、在所や羽織など広くその時代の男性に好まれた事物を指す。

４、たとえ何があろうとも、たとえ死のうとも直立し続けること。弁慶の立ち往生。

５、→漢心（からごころ）。

６、おの魂、つまり相手の心に、この魂、つまり自分の心を重ねること。和同のこと。

７、褌。

８、農地改革にあたり、男鹿半島田園化計画に使用された耕作マシン。

　なんで毎回こういう出題するの……どうにもストックの中身が偏っているようで、「おとこのきろく」と同じ人間からの出題。　①そういえば、意味のわからない解答なのに誰からも質問は上がらなかったな……。　②ちなみに調べてみると「女の魂」は鏡だそうです。鏡、剣ときたら勾玉はトランスジェンダーの魂とかなんだろうか。　④「もう、こんなこと言われたら『むこうぶち』の勝田先生しか思いつかない！」と訳のわからないことを叫び、「男なら立直だぁ！」の一言と共に提出された解答。　⑤まぁ、「おとこのきろく」がアレだったわけでな。　⑥普通に考えて「your」を表す日本語の音は「お」ではなく「あ」だな。　⑧「男の田machine」。男要素が適当すぎやしませんかね。超高速増殖耕作原子炉エピ田フとどっちが強いんでしょうね。

 

 

Round３・「ちょんきな」

１、狐拳の一種。合の拍子に「ちょんきな、ちょんきな、ちょんちょんきなきな、ちょんがなのはで、ちょちょんがほい」と唱えがなら行うもの。

２、ネパールの伝統菓子。黒糖を焼き固めたクッキーのようなもの。

３、民間信仰の類。超獣に加え、虫まで不殺とする過度の博愛を勧める。

４、朝鮮由来の自然を司る精霊。朝鮮キジムナー。

５、霜にやられてだめになった青菜のこと。

６、（キナはシナの訛）韓国人、中国人の蔑称。

７、反則級の老人を指す語。チョンボ翁の訛りか。

８、（差別用語）朝鮮人のように信用ならない様。朝鮮人のような。または朝鮮人そのもの。

　①「きつねけん」はもうだいぶ昔の出題にありました。それを再利用した答えであるが……。この辺参照。　③逆から読むと「な、金鳥」（決して金鳥するな）になる（ならない）。　④この日のホットワードの１つ、朝鮮キジムナー。土着の精霊なのでいろんなビジュアルがあるが、やっぱり僕は水木しげるデザインがナンバーワン。　⑥まぁ、これはそうなるよな。　⑦「反則級の老人」は何が反則なのか。歳なのか、強さだったりずるさだったりするのか。人間、どれだけ人生を誤っても将来チョンボ翁とは呼ばれたくないものだ。　⑧どんだけ言いたいんだよ。

 

Round４・「さおがしら」

１、ホストクラブで十年以上勤め上げたホストのうち店長以外の者を指す。

２、船頭たちのなかで中心となるもの。船長。

３、半勃起して頭を垂れる男根を、獲物がかかった釣竿に例えていう語。

４、男根に生えた白髪のうち、男根と毛根の関係が逆転したもの。

５、圧倒的な経験の差を見せる試合巧者を言ったもの。ときに侮蔑的。

６、鯛釣りに特化された最上級の釣竿。竿頭。

７、同じ釣船の中で、その日一番多く魚を釣った人。

８、釣り竿がしなった際の最上部のこと。

　この日は「口を開くとチンコとしか言わないやつ」「尿道拡張済みのやつ」「とにかくペニスで盛り上がるやつ」などがいたので本当に大変でした。　①ホストっていう仕事に何か幻想を抱いてないか？　別にエロ漫画の竿役だけが仕事とちゃうぞ。　③これ、その状態を例えたとして、どんな文章で使われるっていうんだろう。　④これは意味不明。この日一番の意味不明。もうとにかく不明。　⑤「SAO頭」。同義語は「イキリトさん」。

 

Round５・「すくれいぴー」

１、（古英）大占星術。こと読み。後世の経時術へ連なる。

２、ヒツジのブリオン病。脳の変性・破壊を主徴とする。

３、ひっかき傷。

４、女性の下着に、自身の精液を注入する器具を仕込んで気付かれないように処女を奪って妊娠させる者のこと。

５、高層ビルに犯される空。

６、チェコの前衛画家。プラハのピカソと呼ばれた。作「おたけび」。

７、イタリアの彫刻家。道具を使わずに己の５体のみを駆使することによって作品を生み出した。代表作「混沌たる死」「チャペルの実」。

８、アメリカのニュース番組のイメージキャラクター。ひょうきんで豊かな表情と、軽快なトークによりお茶の間の妖精として人々に愛されている。

　出題後にすぐに、某氏の口から発せられた「ぶっかけポケモン・レイピー」の名。「違うねん、俺の考えたポケモンやねん」。任天堂法務部のみなさん、こっちです。　①scry。　③scrab。　④これがぶっかけポケモンレイピーの正体……。この日は本当にエロゲ・エロ漫画トークで活き活きしてたなぁ。　⑤この日の文学賞を受賞した見事な叙情性。まぁ、書いているのはsky rapeなんだけど。　⑥投票時、２人の人間が同時に「雄たけびってscreamから来てるんだろ？　安易すぎね？」と思ったが、実際の作成者はそんなこと微塵も考えていなかったという。　⑧見てみたい。スポンジボブみたいなやつなんだろうか。

 

Round６・「ももとりのつくえ」

１、板上で相撲の取組を100回取っても壊れないほど頑丈な机。

２、数多くのものを乗せた机。

３、（柿の実を鳥にたとえて）豊かに実った柿の木。またその枝。

４、ポーランドの小説家スコリモフがミュンヘン会談を直接的に批判した長編小説。1940年刊。

５、映画の撮影の小道具のうち、食べ物に見えるが実際に食べることができないものの総称。

６、モモやスモモは実を食すには適するが机にするには適さない。人にも適、不適があるということ。

７、桃を伐採する際に使用する尖った枝。

８、三種の珍器の一。須佐之男命が八岐大蛇を退治するにあたり師事した須佐之男有出人（あるでひと）が所持していた。古事記によると、とめどなく鳥のモモ肉が湧き出すと伝える。

　①やっぱりイナバ。机の売り文句としては確実に間違ってるよな。　⑥「よくなしご」（翼と梨ほどもかけ離れた語）に通じる「知らんがな」感がある。　⑦「桃採りの突く枝」。　⑧久しぶりに読み上げが大変でした。これってつまりスサノオノミコトはアルデヒト先生からその名前を拝命して名乗ったってことなんだよね。どういう世界観やねん。

 

 

Round７・「げすがめ」

１、ひっくり返した亀の腹を見て、甲羅の模様を当てる遊び。

２、糞便をためておく甕。

３、→ガーデン・エスケイプ。

４、ギルガメッシュの弟、ゲスガメッシュの通称。房中術を得意とした。

５、出歯亀に同じ。

６、銭亀の別称。

７、女のように下種であること。

８、厠に埋めて、大小便をためるかめ。

　①guess亀。いや、腹の模様で甲羅の予測はできないだろ。亀をいじめるな。　②⑧これがかぶるのは致し方ないところか。　③「g es GAME」で「確かこんなタイトルのソシャゲのＣＭ見たな」と思ってたのでそのまま名前を書いたんだけど、正確には「ガーデン・スケイプ」でした。某声優連中がドハマりしてたんだよな。　④誰にも知られていないのが可哀想すぎるし、特筆すべきプロフィールがこれなのも悲しい。　⑦「ゲスが女」。改めて文字にして気づいたけど、これって「ゲスの極み乙女」では？　

 

Round８・「ふみやまだち」

１、組体操の古名。

２、仲の良い文通相手。文親友。

３、踏山田天皇が生前に愛飲したダチュラ。

４、幾度も音信を重ね、その文の束が山と積まれるほどに互いを思い合う間柄。

５、狂言。山賊二人が果し合いを始めたが、見物もないのに死ぬのは犬死同様と書置きを作り、それを妻子が見て泣くさまを思って仲直りをする。

６、明の刀匠李文山作とされる刀剣のことか。河内のよくわからない集団による偽作とされるが未詳。

７、芽の出ない作家志望者。

８、山に分け入ること。越境すること。

　「ふみやわらわ」とは関係なかった。　①他人を踏んで、山を作って、立つ。これを書いた人間が「お前すごいこと考えるな」って褒められてた。　②④ダチって言われるとどうしてもこうなるよな。　③「さすがに誰も知らない天皇を出すのはどうかと思う」「なんで？　なんでいないって言えるの？　歴代天皇全員言ってみ？　あ？　言えないの？　天皇エアプか？」　⑤こういう単なる良さげな話も狂言なんだな。　⑥広辞苑に「よくわからない集団」とか載せていいのか。　⑦「文屋、まだ地」との記述がある。

 

　この後の第２部はますます憂鬱になれるよ！　第２部をお楽しみに！！