最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
馬鹿と微妙が入り乱れる第8話。うーむ、何と形容したものか……
水陸両用のタフなマシンの力によって無事に渡河を終えた一行。お着替えタイムや毒島先輩のよだれタイムなどのサービスを通り越して、まずは沙耶の家へ向かうことに。道中はしばらくゾンビにも遭遇せずに快適な旅となったわけだが、何故かしらないが一箇所に集中していたゾンビ。ちょっと不抜けていたために対策が遅れてしまった面々は、マシンを接触、停止させ、ついでに麗が車上から放り出されてしまうというトラブルに見舞われる。回りを取り囲むゾンビの大群に絶体絶命。投入したばかりの武器をフル活用して状況打開をもくろむも、流石に多勢に無勢、残弾も減り、ゾンビの人垣との距離は詰まる一方。結局、大局を活かす判断で孝と毒島先輩がゾンビの中へと飛び込み、犠牲となることで他を助けるという策に出る。だが、これも結局失敗。座して死を待つのみとなった一行を救ったのは、沙耶の母親であった。 これまでも随分馬鹿さ加減に注力していたこの作品だが、今回は「馬鹿」の演出が一際輝き、度肝を抜くものになっていた。冒頭のお着替えシーンなんかは軽いジャブ。要所要所では必ずローアングルからパンツを挟み、クライマックスの戦闘シーンでは、麗の乳を台座とした狙撃、大迫力で迫る毒島先輩のパンツが見どころの股抜きショット、そして実力とか判断力とかでは一切説明がつかない、「2つの双丘をすり抜ける弾丸」というあり得ないビジュアルが斬新すぎて理解出来ない脅威の「胸抜き」ショットと、馬鹿をこじらしてリミット突破した感じのビッグ・アクションがたまらない。そして別個の生き物であるかのようにバインバインブルルンブルンと激震する常識を越えた質感はギャグとして秀逸すぎる。この前人未踏の領域を目視出来ただけでも、この作品は存在意義があったといえるだろう。こんな馬鹿な画面を生み出すなんて、よっぽどの変態に違いないと思っていたのだが、今回のコンテはまさかの平尾隆之氏。……すげぇなこの人も。ufotable作品のイメージが強かったのだが、どうやら荒木監督とは前作「黒塚」で知り合ったみたいやね。もっとこの人の画作りも見たいもんですが。 ただ、そんなネジの外れた動画演出とは対極的に、今回のシナリオラインは何とも釈然としない。割と長い間ゾンビと顔を合わせていなかったみたいなので連中が気を抜いていたのは致し方ないとしても、車が事故ったあとのテンパリ具合がちょっと分からない。そもそも車上に2人も乗せてるのが分かってるんだから、爆走を始める前に収納するくらいの配慮はすべきだろう。まさか爆走しつつ天井の2人が平気で乗りこなしていけるとでも思っていたのだろうか。 そして、おそらく今回ラストで登場した消防おかーちゃんの組織がはったであろう奇妙なワイヤー。普通に考えたらゾンビ共を無事な住民から守る為のバリケードと考えることが出来るだろうが、どういう区画に、どういうプランニングの下であれをはったのかが分からない。あれだけの設備なのだから、相当な人員と労力がかかっているはず。生半な指示で出来るものではなかろう。また、ある程度設置には時間がかかったと思うのだが、その割りにワイヤーの回りにはゾンビの死体が1つもなかった。あれを用意した連中は、ゾンビに見つからない状態でいかにしてワイヤーを用意したのか。そして、ゾンビに見つからないようなエリアなら、何故ワイヤーをはる必要があったのか。分からないことだらけである。 そして、そんなワイヤーの直前で車がエンストしてしまったということなのだが、どう見ても「ワイヤーを飛び越えて脱出」という選択肢が一番簡単だったように見えるのだが。車体を使えばそこまで高さのないワイヤーを乗り越えるのは難しくなかったように見えるし、下手したらワイヤーの隙間を抜けることすら出来たかもしれない。孝や沙耶が何故命を賭してまであの防衛線を守ろうとしたのかがさっぱり分からないので、どうしても切迫した死闘に共感を覚えることが出来なかった。原作がああいうセッティングになってるんだろうけど……アニメで画面に落とし込むに際して、もう少し説得力のある状況に出来なかったものかね。 ま、元々ノリで突破するのがパニックものの本懐。あんまり細かい部分をチェックして揚げ足を取るのは良くないのかもしれませんけどね。来週もぶるんぶるんなら良しとしましょう。頑張れ毒島先輩。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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