最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
キャロルがチューズデイのことを「チュー」って呼ぶのいいよね、第6話。いつの間にやら完全にコンビとして定着してんだよな。1話目の時点で「理由もなく仲良いなこいつら」って思ってたけど、すでに十年来のコンビみたいな風格が出てるわ。 艱難辛苦。ここまで様々なドタバタがあった2人のデビュー戦だったが、そこから進むための道はなかなかに険しい。とはいえ、いきなり10万人規模のステージに立てるかもしれないなんてのは特大のラッキーであり、いささか御都合主義の間は否めない。しかしそれも「問題ありのアーティストの補欠枠」というなんとも珍妙な制限がかかっており、相応のリスクと、なんかそれっぽい「らしさ」が同居した絶妙な設定になっているような気もする。確かに、音楽業界ってこういう枠あるもんなぁ。客の入りが少ないからって興行中止するアーティストとかさ。まぁ、そういう部分も含めてファンはついていくんだろうから、今回登場したヨシュアも実は案外アーティストとしては真っ当な人物なのかもしれない(そうか?)。 そして、今回の舞台である「フェス」という設定のおかげで、ぐっと世界が広がって見えたのも注目すべきポイントだろう。業界のお話とはいえ、本当にぽっと出のキャロチューが他のアーティストと絡むチャンスなんてのは普通は作れない。しかし「フェスのステージに立てる」という状況なら、そのどさくさでこの世界に存在している様々な「音楽に向かう姿勢」を垣間見ることができるのだ。まぁ、ヨシュアは置いとくとしても、今回だけでもアーティガンの様子が改めて観察できたし(まさかあんなにトラウマになってたとは)、二人が憧れる孤高の歌姫「クリスタル」、そしてその彼氏(元カレかなぁ)であるスキップが登場している。「フェス」というと大人数で底抜けにぶち上がるイメージが強いのだが、この二人の奏でる音楽はむしろ良い塩梅でのチルがかかっており、キャロチューの二人も無理なく入っていける、「理想の高み」を設定するのに一役買っていると言えるだろう。おそらく、アーティガンたちのような「AI音楽至上主義」の火星文化とはまた違った存在として立脚しているはずだ。 スキップのCVが安元なので地声がめっちゃ低いのに歌い始めると割と高音なのが笑いどころ。多分中の人にあのキーの曲渡しても絶対歌えないだろ。また、クリスタルの方も最初に登場した時点でのCVだけ聞いたら「このキャラだけ歌キャス使わないのか?」と思いきや、まぁ、そこは流石に歌キャスを入れてきた。その辺りは世界観を合わせる意味が強いのでしょうがないだろう。いわゆる一般的な「アニメ向け音楽」とは異なる「キャロチューの世界」の音楽なら、やはり専門の歌い手さんに任せる方がいいって判断だろうし、これはこれで正しい。 こうして「高み」に接することができたキャロチューの二人。チューズデイがガチガチだったもんだからステージが成立するかどうかすら危ぶまれたが、そこは「酒の力」という古典的かつ強引な手法で突破。無事にステージを飾ることはできたが、その成果はこれまでのような都合のいいものでは済まされなかった。まぁ、ここでいきなりフェスのステージが大成功したら話の筋立てがおかしくなるからな。やっぱり一度は叩いて落ちて、悔し涙を流す展開があった方が良いですよ。何回も書いてますが、わたしゃ初代ラブライブの3話が大好きな人間なのでね。「うまくいかなかった、でも次はうまくやる」という克己の精神。それが見られるだけでもお話としては文句なしだ。最後にクリスタルにフォローしてもらって二人の傷がすぐに治っちゃったあたりはむしろ甘やかしすぎな感じもするんですけどね。でもまぁ、彼女が言う通りにあそこでゴミを投げていた観客がいる一方で、「あれ、案外悪くないんじゃ?」と思ってた観客も少なからずいたのは事実なのだろう。そんなか細い可能性が、今後のキャロチューの道を開くきっかけになるってことかしら。あのおデブ社長は実際に見たキャロチューをどんな風に判断したのかなぁ。 個人的には、今回歌った曲が3話の「洗濯機の歌」だったのがお気に入り。二人が元気を出すとき、ぐるぐる回るラウンドリーを思い出すのって、なんか「初心を忘れない」みたいな姿勢が見え隠れしてほっこりしません? どこまで羽ばたいても、キャロルたちにはオンボロアパルトマンの生活を忘れないでいてほしい。
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