最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
グラサン返せよ、第7話。着実に実績も積み重ねていくキャロチューだが、あっちこっちで前科も積み重ねてる気がするな……。 トントン拍子でトントントン。ただ、前回が十万人規模のフェスだったところから、今回はまたドブ板興行みたいなところに戻ってる部分もあり、進んでいるような、そうでもないような。まぁ、おそらくステージ経験が2人を着実に育てているから前に進めるんだという解釈にしておこう。今作の恐ろしいところは、2人がどんな風に練習して、どんな風に曲作りしてるかはさっぱり見せないところなんだよな。「練習しとけ」と言われているだけで、彼女たちが普段の生活でどれくらいバイトして、どれくらい歌に入れ込んでいるかもわからない。今回はオーディションで歌っている様子すら描かれず、珍しく「作中で挿入歌が描かれなかったお話」になっている(その他諸々の連中が山ほど歌ったが)。それでもなお、何故か我々は「キャロチューなら多分大丈夫なんだろう」という漠然とした信頼を寄せているのは、二人の成長が、単なる歌の実力だけにとどまらない部分に見え隠れするおかげなのだろう。 正直、今回のお話は「今更なの?!」という部分もある。オーディションのプロフィール確認という完全に外的な圧力によって、キャロルの生い立ちが明らかになる。そして、それを聞いて初めて、チューズデイの方が「そういえば……」と気づいたわけだ。今まで一切そんなこと気にしてなかったってことなんだろうね。まぁ、いかにも勢い任せで家出してきたお嬢様らしいといえばらしいのだが、チューズデイは別に常識がない人間としては描かれておらず、今まで一切家主であるキャロルにそうした気遣いが無かったというのは意外といえば意外。やはり「自分自身のことを話せない」という負い目が、キャロルに尋ねることを阻害していたのかもしれない。キャロルにそうしたことを聞いてしまったら、自分の方も話さなきゃいけない。そして、話してしまったら、身分の差というか、生い立ちの差からキャロルが愛想をつかしてしまうことが怖い。そんな葛藤が、今回のチューズデイに見られた心情なのだろう。 しかし、キャロルのあっけらかんとした態度が根っからのものであることもチューズデイはこれまでの付き合いで理解し始めている。「自分だけが殻に閉じこもった状態でキャロルに甘えてばかりではダメだ」というので、「今更」というよりも「ようやく」一歩目を踏み出すことができたというお話である。精神性が前を向けば、オーディションで良い結果が付いてくるのもうなづけるお話。2人の後先考えない若さも、ここでは良い方向に働いていると解釈できるだろう。十万人規模のフェスでは叩かれたが、今度は20万人の頂点にたどり着けば良いのである。 しかしまぁ、こうしてみると火星の音楽シーンってのも本当に謎なんだよな……AI音楽が席巻しているのかと思えば、民間レベルだと本当に自由自在、思いつきみたいなレベルでアナクロな音楽を楽しんでいる連中も山のように番組にエントリーしている。下手したら現代の地球なんかよりもよっぽど自由度の高い「音楽性」を楽しんでいる文化があるんじゃなかろうか。川辺の2人のグータッチのところで突然乱入してきたおっさんなんかもすげぇフランクだったし、音楽的な娯楽はみんな自由だし、楽しそうである。オールドスタイルのキャロチューが殴り込みをかけて案外ウケているのも、そのあたりの受け皿の広さが理由なのかもしれない。そうなるとアンジェラサイドがどんな風に受け入れられるのかも気になるところだけど……。あっちも「家族」の物語で一波乱ありそうなのよねぇ。チューズデイの実家の殴り込みもそろそろ現実味が出てきてピリピリするね。 追伸・なんでプロフィールがドラえもんやねん。
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