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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「COP CRAFT」 5

 ツダケンの正しい使い方。まぁ、こっちが普通だよな。何が普通じゃないとは言わないけどさ。

 いわゆるバディもので、ハードボイルドな方向に進めた作品。アニメオリジナルなのかと思った確認したら、割と前に賀東招二が原作小説を書いていたらしい。なぜこのタイミングでのアニメ化なのかはわからんが、スタートが10年以上前ということを考えると、「設定がベタ」とか「古臭い」っていうのはあんまり的を射たコメントにはならんかね。

 雰囲気は悪くないと思う。主人公のキャラはちゃんと立っているし、「宇宙人(?)と共存する魔都」という設定も割とありがちではあるが、無駄に異界っぽさを出そうとしておらず、あくまでも地球の一都市として、そこに少しずつ異物を紛れ込ませる程度のものなので、「血界戦線」みたいなトンデモな画面を作る必要もなく、刺激に乏しいが違和感もない。もしかしたら同じバディものでも「タイバニ」のシュテルンビルドの方が異界っぽさは強いかもしれないくらいのレベルだ。あとはまぁ、ここでじっとりと湿り気のあるハードボイルド刑事ものをやりつつ、そこに宇宙人少女のトンチキアクションを絡めてお話を膨らませていくことになるのだろう。アニメとしての作りがいがある設定だし、いくらでも面白くする方法はあるのだから、1話目の段階では「まずは良し」としておくのが無難かと思われる。唯一懸念材料があるとすれば、スタッフが板垣伸+ミルパンセという布陣になっており、板垣さんというとどうしても「作品途中で万策尽きる」イメージが強いこと。いや、単にWUGの前科があるというだけなのだが……1話目の時点で映像は悪くない(特によくもないが)ので、なんとか気にならない程度の品質を維持し、中身で勝負できる作品になってほしいもんである。

 それにしてもなぁ、いきなり妖精兵器が出てくるとはなぁ……いや、兵器じゃねぇけど。完全に偶然のはずなのだが、1話目の展開でここまで既視感が出ることになるなんて、ゴーンの方も思ってなかったに違いない。なんで妖精って取引される時に「怪しげな液」に浸かってるんでしょうね。

 

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