たほいや譜（19／07／27）

　リハビリにはたほいや譜も含むんですかね。こっちはなんの悩みもないようにしか見えないが……ほら、後継者問題とか、開催数現象問題とかがあるんですよ。まぁ、今回７たほで「多いな」って言ってたけど……。

 

 

Round１・「じゅんじゃんぷ」

１、スタグフレーションではないインフレーションのこと。

２、競歩における禁止技の一。片足を着地したように見せかけて、空中で歩幅をかせぐ特殊歩法。

３、韓国の小説家。作「祖海」「国の海」

４、飛び込み競技において、前転の総称。

５、スキーのジャンプ競技のこと。距離とジャンプを組み合わせた複合競技のジャンプと区別していう語。

６、三段跳びの跳躍の二段目。ステップ。

７、→棒高跳び。

　久しぶりの身体にはいきなり重たい１問目だ。　②④⑤⑥⑦たった１つの単語でこれだけの異なる競技がずらりと並ぶのってすごくない？　まぁ、いちいち怪しいのが多いが……。それにしても⑤の日本語の不自由さよ。結局「距離とジャンプを組み合わせた」ってどういうことなの。

 

 

Round２・「けささ」

１、笹と毛を束ねて人を模した形代。処女忌に用いられるとされる。

２、今日の朝の、特に早い時間のこと。

３、その日の早朝。

４、酒の隠語。

５、障害、邪魔。

６、今朝の強調。まさに今朝。

７、「今朝」②に同じ。

　①なんかよくわからん言葉だったのでスルーしたが、結局「処女忌」って何。逆ユニコーンか。　②③⑥久しぶりのせいか、結構被りが多い。１つ１つの味わいの微妙な違いを感じるべし。　④「ささ」だけで足りるけど。　⑤詳細不明。ほんと不明。　⑦これも確認しなかったけど、「今朝」に第２義があるかしら……。

 

 

Round３・「きせいきょせい」

１、ある種の動物が自分に寄生する多種の動物のために性巣を破壊され、その結果として二次性徴や生殖能力を失うこと。

２、何もかも人任せにする様。

３、来る人と去る人。出会いと別れ。

４、さまざまな声、評判。

５、旧体制の勢力が失われること。

６、→カストラート。

７、記録上は存在するが、現存しないと考えられる星。

　響きだけでもなかなかひどいが、口に出してみると韻の踏み方が綺麗な、良い単語である。　①なんかもう、いろいろすごい。「そうか、人間以外の動物にも二次性徴って言葉は使えるのか……」　②「キセイは寄生だろうけど……キョセイはなんだろうな……」「多分、去勢されてもどうでもいいっていうくらい人任せなんですよ」。　③「来星去星」。「来夢来人（ライムライト）だ……」「いや、全然違うけども、思い出す気持ちはよくわかる」　④「どういうこと？」「いや、なんか、セイ（声）だから」　⑤「既成が去勢」なのかしら。　⑥作成者が「もうほぼこれ正解じゃないですか！」ってわめいていたが、よく見ろ、だいぶ違う。　⑦「既逝去星」。

 

 

Round４・「うたぐせ」

１、会話の中に短歌を織り込むことを好むさま。

２、字余り、字足らずの類。破調。

３、謡曲の訓読。

４、歌人に見られる癖。

５、何につけても和歌を詠もうとする癖。

６、平時に呼吸をするのと同じ感覚で人や物を殴ること。

７、歌うと人が変わる様。

　今回唯一の全外し。本当に広辞苑ってやつは……。　①⑤「ハンターハンターのバショウやんけ」「川柳少女やんけ」　③うまいこと言えたけど、冷静になるとよくわからんやつ。　⑥文法的に誰が書いたか１発でわかるけど意味はわからないやつ。解答用紙には「打々癖」との記述が。これで「ウタ」と読ませるのはすごいな。　⑦「みよしのしんじ」の例のあれやん。

 

 

Round５・「みだぬき」

１、狂言。狸に化かされた者自身が狸になる。

２、信楽焼のこと。

３、アナグマの異称。

４、阿弥陀を阿と略すたぐい。

５、プレーリードッグのこと。

６、四国百狸銘鑑にのるような著名狸に対する尊称。おたぬさま。

７、ヘビのような狡猾さとタヌキのような愛嬌をそなえるさま。遊女の褒め言葉。

　伏線として事前に「うみだぬきって知ってる？」と聞いておき、案の定知ってる人はいたので、さらに続けてこちらの出題。なんか、下準備した割にシンプルな展開になってしまった。　①答えを読み上げてる最中にもう「Ｍｅ! たぬき！」って言われるやつ。　②別に信楽焼はたぬきだけではないんだが、画像検索したらやっぱりたぬきだらけだったのでそっ閉じした。　③⑤たぬきの仲間はいっぱいいる。……仲間？　④他に何があんねん。　⑥四国出身の某ニキが事細かにフォローしてくれていました。僕らも会いたい、著名狸。　⑦「巳狸」。どう見ても褒め言葉じゃない。

 

 

Round６・「すいへんちょう」

１、胃下垂により押し下げられた腸。

２、→マガモ。

３、生殖本能が突然変異によって破壊された鳥の俗称。孕ませマシーン。孕みマシーン。

４、膵臓に癒着した腸。膵着腸。

５、虫垂炎の俗称。

６、（字が水編に酉であることから）酒の異称。

７、米や塩に対して水を重要視するさま。

　「どうせ鳥だろ？」　どうも「じひしんちょう」のせいで鳥に対する警戒水準が上がっている。　①「僕のこれも胃下垂ですわ」「それはただの脂肪です」。　②多分「水辺鳥」なんやろな、って。　③だいぶ眠くなってたみたいなんで許してあげてください……。「産む機械って……問題発言やんけ」「ちゃんとポリコレに配慮したらからどっちも書いといたんや！」　⑥「酉」は「チョウ」とは読まんやろ……。　⑦「水偏重」。

 

 

Round７・「わかぬし」

１、椀貸し伝説に登場する妖のたぐいのこと。

２、若い人の尊敬語。

３、狂言。石川の塗師平六が和歌に目覚め、和歌塗師となる。

４、歌会の主催者。

５、触手で女ではなく男をおそうような、人生経験の足りていないタコ。

６、→椀貸し伝説。

７、紀貫之の尊称。

　①⑥流石にこれでかぶるのはどうかと思います。みんな大好き「わんかしでんせつ」。　③みんな大好き「ぬしへいろく」。……嘘ですごめんなさい、「貴方、落としましたよ、僕を恋にね」のイメージしかありませんでした……。　⑤眠かったようなので許してください……こいつに解答提出させる意味あったか？！　⑦「まぁ、和歌だし……」と納得したところに、さらに「紀の国は和歌山ですからね」という謎のダブルミーニング補強説が（やっちゃば）。