最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」 6→6 ふぅ、これでようやく夏クールの業務が終わった……いや、まだ実は新番チェックは残っているのだが……もう、最近は放送時期もテレビクールに縛られなくなってきてるのでまとめて処理するのが難しいね。一気に処理しなきゃいけないのとどっちがいいのかは悩ましいところだけども。とにかくこれで今期の感想はジャスト30本目。前クールは春の節目だったこともあったが49本と大きく差が出たが、やはり春クールが近年では類を見ない閑散期だったことが影響しているということだ。 閑話休題、ジョジョである。大体毎週感想を書いていたことからも満足していたことは伝わると思う。終盤に記事が上がらなくなったのは例によってバタバタしていたこともあるが、単純に「レクイエムの能力、いまだによくわかんねぇな」ということで余計な言及を避けたためである。多分、真剣に議論してる人種はどこかにいるはずなので、多分私なんかよりも根深い愛好家の人たちが答えを出してくれているに違いない。 そんなわけで、最終版は置いとくとしての盛り上がりだったわけだが、1〜4部までに負けず劣らずの良いシリーズになったのではなかろうか。興味深いのは、それぞれのシリーズが津田さんのディレクションによるものというのは共通しているはずなのに、通して見たときの印象が随分違っているという部分だ。例えば1〜2部はそのエキセントリックな作画のデザイン面の印象が強かったし、3部はシリーズ最長の尺の中でのたっぷりとした物語構成や大胆なオリジナル要素の盛り込みが話題になった。4部は転じて尺の短さがネックになった部分はあるが、そんな問題を解決するためのアクロバティックな構成や、特殊オープニングの衝撃的な演出など、ジョジョ愛では決して他に劣らぬというこだわりを貫いてみせたものである。 そうしてみると、今回はそれぞれの部で培ってきた技術をきちんと反省に基づいて運用した結果の「集大成」と言えるものになっているようにも思える。デザインの奇抜さ、オリジナルの追加などによるアニメ独自解釈の補強、そしてどんどん無鉄砲に加速していく荒木テイストをめげずに追い求めるこだわり。それぞれが程よいバランスで盛り込まれ新規層に対しても最低限のサポートは維持しつつ、原作ファンが満足できる「格好いい5部」を実現していたのではなかろうか。個人的にはやはり暗殺チームの登場箇所を調整したり、原作で描かれなかった繋がりを匂わせたりという、背景部分へのサポートが嬉しかった。 映像部分に関しては、ところどころ作画に怪しいところが出てしまったのは気になるが、これだけの長期シリーズになってしまうとそこまで盤石に揃えるのはやはり難しかっただろう。少なくとも4部に比べたら作業状況は改善していたようなので、このクオリティを維持してくれたのだから感謝こそあれ、不満を言うべき部分ではないはずだ。むしろ次第に訳が分からなくなり、どんどんアニメ向きじゃない映像表現が増えてくるこの5部を、よくもまぁこれだけ野心的な作劇で乗り越えたものだと感心するくらいだ。レクイエムの表現なんかは原作ありきだったのでまだ理解の範疇だが、メタリカの造形とか、アニメだと無茶としか思えない部分が納得できるレベルで解決されていたのが面白いところだ(フィンガーズの宇宙とかはどうしようもないとしてな)。多分に贔屓目はあるかもしれないが、これだけの仕事に不満が出るファンってのはそこまで多くはないんじゃなかろうか。 さて、これで無事に5部をクリアしたということは……6部……なぁ……。いけるかなぁ……あまりにいろんなハードルがあるシリーズだが……(ウンガロ、お前のせいだぞ)。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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