最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
性をテーマにした作品の入浴シーンは性的じゃない、第6話。いや、作中で言われてる通りに菅原氏の裸体はそりゃぁエロいのだろうが、あくまで「同性から見た美しさ」を見せるための画面でしかなくて、そこにはあまりセクシャルなニュアンスが含まれない。もーちんの裸なんかも、絶妙にもっちゃりしててリアルといえばリアルな女子高生像なのかもしれんが、そういうところは徹底している作品なのである。 彼女たちは男性視聴者がどう見ているかなんて興味も無い。あくまで自分たちが男をどう見たらいいかが気になるだけだ。ここまではとにかく5人全員が満遍なく悩みを撒き散らしていたが、今回はその中から3人が特にピックアップ。菅原氏は例のロリコンさえ絡んで来なければ超然とした姿勢は崩れないわけで、通常状態ならほぼ無敵には違いない。そして意外にも変な方向に振り切れちゃったのがもーちんで、男への幻滅から、どうにも異性への興味そのものが減衰しているようにも見えるし、諦めにも似た感情が、根拠のない諦観や達観へと向かわせているようにも見える。まぁ、今回は特に和紗の問題が大きくなってしまったので、彼女の心配だけで気づいたら1話が終わっていたような感じなんだろうけど。相手の男がいないと、そこに対する反応は普通見られないはずだからね。 ただ、例外的に「男」との関係性を飛び越えた悩みを抱えてしまったのが、かわいそうな我らが和紗ちゃん。何しろ菅原氏が私怨からちょっとした意地悪を発動してしまったのだ。いざとなったらネタバラシすればいいだけだし、菅原氏サイドから見れば些細な問題には違いないのだが、それでぐるぐるぐるぐるしてしまうのが和紗の可愛いところでもあり、面倒なところでもあり。彼女が急速に育てているコンプレックスと対抗心は、おそらく彼女が今までの人生で抱えたことのない感情なのだろう。泉のことだけでも処理しきれずにテンパっていたというのに、そこに菅原氏という傑物まで絡んできてしまっては、和紗の脳のキャパは完全に超えてしまっている。できればかわいそうなので菅原氏はそろそろ助けてあげてほしいところだが……彼女のお怒りはどれくらいのもんなんでしょうかねぇ。 そして、相手の男がはっきり見えているのが残りの2人。曽根崎部長の方は、順調にダメ女への道を突き進んでいる。案の定、男がバカなのが良くも悪くも効果を発揮しており、裏がないだけに彼女を責め立て、わかりやすいだけに反応に苦慮している。相変わらずトンチキなことしか考えられない部長だが、これでも彼女は大真面目なのである。どうにもズレてしまっている彼女の恋愛観も全てひっくるめて、男がフォローできるかどうか。普通に考えて、脳より本能で動きたがる男子高校生に、あの面倒臭いのを適切に処理できるとも思えないのだが……。 対して、男の方が多少はわきまえているのが本郷・ミロペアである。こちらは一応男側にも弱みがあるとはいうものの、やはり年の差の影響は大きく、基本的には顧問主体で関係性が展開していく。「メディアの向こう」の関係性ばかりを夢想してしまうひと葉女史は、考えれば考えるほどに「自分が主人公」であることを「恋愛感情の義務化」に置き換えて考えてしまっている節がある。自分が中心にいて、青い春を謳歌しなければ作品に反映されない。となれば、自分は誰かを好きになる必要がある。そして、都合よく目の前に転がっている男は顧問1人だけ……。そんな不純な状況から、果たして彼女は本当の意味での青春を手に入れることができるのか。そもそも彼女はそれが欲しかったのか。こちらも随分倒錯した関係性。なお、作中で一番羨ましいのは当然このミロ・ポジションである(私は基本的にMなので)。三白眼の女子高生(CV黒沢ともよ)に跨られるような人生があるのだとしたら、それはもう青春とかの域を超えているではないか(この物語はフィクションです)。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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