最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
猫アレルギーが治る素晴らしい世界、第6話。いや、別に俺は猫アレルギーでもなんでもないんだけど、姪っ子がどうやらアレルギーらしく、他の兄弟が猫で遊んでても遠巻きに見ているだけらしくて可哀想でさ。猫好きの猫アレルギーほど残酷なこともないので、この世界のように完治できる技術があれば世界はもっと平和になるだろう。 別に猫アニメではなくて、バディアニメである。ここまでのところ、大きな事件を2つ解決してそろそろ作品としてのまとまりも見えてきたくらいの時期だろうか。ぶっちゃけ、アニメとしての質はそこまで高くないっていうか、ミルパンセ的な過酷な製作状況をいかにしてクリアしていくかっていう要素が一番ハラハラしている作品なのだが(そしてクリアできてない回がすでにあった気もするのだが)、今回はそんなハラハラも交えつつ、いい具合にこなれてきて印象がよかったお話だった。基本的にシリアス少なめで、ケイとティラナが仲良く喧嘩しつつ関係性を深めていく描写が多かったのが楽しかった要因だとは思う。バディものの醍醐味といえば、やっぱりそうした部分ですからね。 いまだに世界観がよく分かってないので、事件そのものの扱いは割とどうでもいいんだ。前回の吸血鬼事件とか結局なにが何だかよく分からないままに終わってしまったし、その前の大きな事件についても「それでええんか?」みたいな肩透かしの終わり方だったので、あんまり事件&解決についてはこの作品には期待してないんだ。今回だってポルノの横流し商売のなにが悪いのかよく分からんし、「あっち」と「こっち」の関係性がまだまだ成熟してないってんなら、おそらくポルノ以外にもっとダイレクトに稼ぐ手段があるはずなのにその辺りがガバガバなのは気になる部分(それこそ、もっと先進的な技術提供の方が大きな商売になるだろうよ)。でもまぁ、それは別にいいんだ。今回ポルノがメインで扱われたのだって、単に「ティラナに見せることを考えるとそれが一番楽しい」ってだけだし。 セクハラしつつ、ケイの方には車関係のあれこれで同じようなハラスメント(パワハラなのかしら?)を味わわせて、お互いに嫌よ嫌よを好きへと変換していく。今回はティラナの表情の1枚絵なんかも可愛い描写が多く、きちんと村田蓮爾のテイストを活かせている部分が見て取れた。相変わらず動画部分にアラは目立つのだが、むしろそうした動画の拙さをいかに誤魔化していくかっていうところがむしろ面白みになりつつある。コマ送り風にして動画枚数を削るなんてのは遥か昔の作画崩壊アニメでもお約束のものだし、描くのが面倒くさそうなシーンは、別アングルの止め絵でごまかして一切描かないなんてのは、ダメっちゃぁダメなんだろうけど、むしろ潔くて笑えてくる部分。そりゃね、車の爆発シーンなんて、真面目に描いたら作画もエフェクトも面倒だからね。そこは音だけで表現して、絶望するケイの顔だけ見せれば伝わるんだ。ケイが新車で到着するシーンを待ってる側の顔の止め絵だけで表現してるとこなんてシュールすぎて笑ってしまったけども。もう、この作品はこれでいいんじゃないかな。 あとは細かい世俗の描写がなんだか変な距離感があって笑えるってのも、いいのか悪いのかよく分からないポイント。原作執筆が約10年前で、その時点での「現代的な異世界」の描写ってことなんだろうが、ケイが「ググれ」って言ってたってことは、この世界にはGoogleがあるってことなんだろうか。いや、あっても何の問題もないんだけど、「そこはそれでええんか」っていうのが妙におかしくて。今回みたいなお茶の間(?)ドタバタ劇が増えて身近な話題でケイたちの日常が描かれるようになれば、愛着も増していくかもしれません。 あと、個人的には折笠富美子がぬるっとレギュラーで出てくれてる作品ってのが微妙にプラスポイント。ケイの仕事場、折笠・中原・麻里奈っていうやたら俺に刺さる世代の贅沢なキャスティングなんだよな。なんでこの3人が集まってるのかが本当に謎。あ、ティラナはティラナでちゃんと可愛いですよ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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