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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 集大成ライブ、いいよね……第7話。やっぱりアイドルアニメ最大の見せ場となるのはこうした晴れ舞台の回。しかし、そんな晴れ舞台となる記念すべき回にこのサブタイトルってのもどうなのよ。もうちょっと、こう。

 まぁ、この抜き方がいかにもこのアニメらしいと言われればそうなのかもしれない。ライブシーンだってこれまで通り、あまり肩肘張らずに丁寧な手描きモーションを軸にした印象的な仕上がり。これくらいでもアイドルアニメってのは別に文句が出るもんじゃないんだ。あくまでライブは「集大成」であって、それまでに培ってきた努力・友情・萌えの蓄積がライブで発現するというだけのこと。これまでちゃんと6人が手を取り合ってきたからこその達成感がある。

 非常に丁寧にここまでの道のりが繋がった今作、地味といえば地味だし、どっかで見たことがある王道を踏襲しているのは間違いない。キャラだって完全オリジナルってわけにはいかず、「なんかどっかで見た」とは思うのだが、それぞれのキャラの化学反応を見せてくれれば、キャラ単体での勝負ではなく作品世界全体の魅力を打ち出すことができる。例えば私のお気に入りはみぃであるが、どう考えても彼女は矢澤にこの焼き直しに見える。それでも、みぃはみぃであるし、それこそサブタイトルにあるかえちゃんとの絡みなんかは「KiRaReオリジナル」と言って問題ないはず。作詞回での部長との濃密な絡みなんかを見てると、責任感に満ち溢れた3年生で、なおかつ生徒会役員であるというのぞえり要素もフォローしており、1キャラで色々と楽しめるようにできているわけだ。考えてみりゃ6人チームってのは過去のアイドルアニメと比べても決して人数が多いとはいえないわけで、少ない人数でゆっくり時間を取れば、1キャラごとに掘り下げやすくなるのは当たり前のことなのだな。

 その分、人数が少ないとステージ映えしにくいという難点がある。これがユニット・トリオくらいなら「そういうもの」という認識が先に立つので別枠でのカウントになるのだが、5人を超えたあたりから「グループ」というイメージが強くなるので、どうしても人数の多いグループの華々しいステージと比較したくなりそうなもの。ただ、今作はそこを「手描きアニメだし」+「まぁ、中学生の部活だし」という不思議な免罪符で回避している。きちんと1人1人のモーションを差別化するなど、労力がかかっていることが確認できる要素を盛り込みつつ、「この世界なりのライブ」というものを打ち立てているのだ。まぁ、曲がちょっと薄いかなぁ、という気もするのだが、まだまだ彼女たちも結成して間もないアイドルな訳で(つまり我々視聴者もまだ馴染んでないわけで)、残りの話数でさらに愛着がわけば、最終回ではより感動的なステージが拝めるのではなかろうか。

 いや、最終回でライブするかどうかはわからんけどさ。このままお姉ちゃんチームとの関係性で最後まで引っ張るんだろうか。それにしちゃぁ次回のサブタイトルがヘンテコなのだが……。

 

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