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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 こんな話で週またぎなんかーい! 第7話。あまりにバカバカしいんだけど、もしかしてこの作品ってこの方向性が正しい狙いだったってことなのか?

 もう、向こうの世界の魔法って言ってればなんでもありだった様子。これまではそれぞれの文化差による異文化のコミュニケーションや摩擦を主眼におく設定なのだと認識してたのだが、どうやら「とにかく妙なもの」っていう都合のいい解釈でドラえもんとかキテレツみたいな展開でもいいみたいだ。人格入れ替わりなんて、その手のドタバタコメディでは鉄板とも言えるネタだしな。まぁ、入れ替わりに至るまでの段取りがピタゴラスイッチみたいですげぇ適当だったけど。

 何しろ猫と幼女の入れ替わりである。「猫=可愛い」で「幼女=可愛い」。つまり同値なので入れ替わってもなんの影響もないはずなのだが(?)、これが入れ替わったことで「性癖ィ!」と叫びたくなるようなとんでもない絵面が出揃うことになる。それこそティラナが忌み嫌っていたポルノもびっくり。ティラナさんっていろんなところで浮世離れしてるくせに、性的な恥じらいの感覚だけは一人前っていう態度がなんだか小狡い。おっさんと風呂の順番争ってるくらいだし、押しかけて勝手に同居してるもんだからそうした問題にもあまり頓着しないもんだと思ってたが……流石にモロダシはダメなのかな。まぁ、いかに異世界人だとしても放尿シーンはアウトか。おかげでそっち世界では完全にご褒美回になってしまったではないか。ちなみに私は猫と幼女は別々に愛でたい派なので(?)、猫少女とか猫耳とかにはあんまりピンとこないタイプながら「幼女の恥じらい放尿シーン」は加点でいいと思います。性癖ィ!

 真面目に突っ込もうと思ったら、確実にティラナは初動でミスってる(ケイが起きてくるまでに時間はあったんだろうから、その間に書面で対策を用意しておけばよかった)のだが、その後はなし崩しにダメな方ダメな方に転がっていくのでギャグとしてのスピード感は良い。相変わらず今作らしい面白みになっているのがロールカーテンのカットで、本当に1ミリも動かないカットで尺を稼ぎ、ちょっとの動きで変な笑いを生み出すじりじりしたテンポ感が省エネにも繋がっている。まぁ、酔っ払いの家のシーンなんかは本当にカット繋ぎがもっさりしてて「もうちょい動きに統制つけてよ……」と思ってしまったのでダメなもんはダメなのだが、いっそこのミルパンセ技法でどこまでアニメとして成立させられるかは興味深いので、板垣さんにはこのまま頑張って欲しい。

 個人的には風呂のシーンからつながるケイとティラナの所帯染みた雰囲気はすごく好きなのでね。バディものっていうから互いに唯一無二の関係性で繋がっている様子を見せるのが王道なのだろうが、この2人の場合はそうしたベストマッチの雰囲気はまだ出しておらず、当然男女の関係性にも見えない。そのくせすっかり一つ屋根の下で過ごす生活に馴染んでしまっていて、本当に家族みたいにダラダラしてる雰囲気が生暖かい。ティラナがどう見ても幼女だからケイが気にせずにだらけてられる部分はあるよなー。(村田蓮爾デザインはやはり幼女でこそ輝いているというのに)

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