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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 実質仮面ライダービルドだった、最終話。新たな世界をビルドし、桐生戦兎は万丈と再会するのである。めでたしめでたし。

 きっちり予定通りの結末に着地できたかな、という最終回。前回の時点で結末はおよそ分かっていたわけで、あとは風呂敷を畳むだけ。しんみりとした中にもきちんと救いがもたらされるあたり、お手本のような幕引きといえるだろう。まぁ、結局新月がどういう存在になってるのかはよくわからんのだが……大丈夫、すでに概念になった大先輩(中の人)に教わって似たような天使として覚醒したんだし、今後の人生もうまいことごまかしながらいきていくのだろう。新月には悪魔に転生してまでその存在を否定しようとする病み気味のお友達とかいないし(アンナが生きてたらわからんかったが)。魔力消失の影響でアンナの存在が消えるのは当然のように受け入れられるのだが、ついでに九音も消されて四翠が当たり前に1人で動いてるのを見るとなんかやるせないものがあるな。

 そこに到達するまでの最終バトルは、なんかもう、いろんなものがちゃんぽんすぎて処理しきれないようなバトル展開。前回もちらっと登場してたが、モビルスーツ戦闘はまだしも流石にニュータイプ感知描写をそのまんま拝借してんのはサンライズに許可取らなくてよかったんだろうか(とってんのかな)。ニュータイプどうしの戦いなので当然のようにサイコミュを使いこなしてファンネルの撃墜合戦になり、クインマンサVSパラスアテネみたいな対決になってたな。最後の最後は肉弾戦で勝負を決めなきゃいけなかったのでグレンラガンみたいな落とし方になってたけど。水晶さんがどんだけむごたらしい最期を迎えるのかと思ったら剣の形が微妙に空気読んでてちょっと笑った。水晶さんによる悠木碧劇場(第N幕)は相変わらず凄まじいものだったし、彼女の狂気を1つ1つ丁寧に削ぎ落としていく新月さんの対応も見事なもの。「満月という人形に踊らされてるのって結局単なる独り相撲なのでは?」と心配していたのだが、そこをむしろ「満月の意志は自分の意志だったのだ」と前向きに捉えて人形を打倒する力に変えるのは綺麗な収め方だったんじゃないでしょうかね。

 まぁ、最後に水晶が残していった呪詛があんまり意味を持たなかったのは残念ではあるのだが、あれはもう、単に水晶さんが負けてしまった悔しさから「なんか嫌なこといってやろ」ってんで死んでいったと考えるしかなさそうだ。最後の最後まできっちり嫌なやつだった。そういう意味で、やっぱりこの世界を1000年も守り続けた水晶さんが今作のMVPなのだろうなぁ。

 

 

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