最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
恋せよ女の子、第16話。ほんまになんやねん毎週毎週……青春の塊しか転がってない。もう、毎回泣きながら観てる。 今週は来栖さん。もう、彼女の頑張りと成し遂げた偉業に拍手喝采である。ギスギスしてしまった武蔵との関係性は、まずは自分の意識を確認するところから始める必要があった。もう誰がどう見ても恋愛感情以外の何物でもないのだが、来栖さんの場合、「1、だって相手はあの武蔵じゃん?」「2、自分みたいな性根の腐っていた人間が今更恋愛なんてしていいはずない」「3、部活のためにも、こんな感情はあってはならない」という三重苦をもって全力で自分の気持ちを否定している。しかし、そこを一つ一つ解体して真理へと至る道。 まず、武蔵という対象をはっきり認識するために使われた絶対的指標は、まさかの去年卒業した先輩だった。武蔵が箏曲部を守り通そうとした根源的な理由となる人物、それすなわち来栖さん自身が現在箏曲部で頑張る理由を作った人物でもある。普段女の子相手にも大した反応を示さない武蔵も、部長相手なら心からの笑顔を見せる。そんな武蔵の様子に「勝てないッ」と思ってしまう来栖さん。そうしてよその女に対する武蔵の反応を見て、「取られる」と思ってしまったことで、自分の感情がどうしようもないくらいに自覚される。 そして、太刀打ちできない自分を思い知らされ、また内へ内へと沈み込もうとしたその矢先のこと、本当に彼女はこの数ヶ月で人として大きく成長したのだ。「このままでは元の木阿弥だ」ってんで一念発起、すぐに思いを言葉に乗せて、武蔵への誠意と熱意を見せつける来栖さん。あそこで彼女がすぐに立ち上がり、戦えたことは本当に眩しくて素晴らしいことだ。あの一瞬のために、彼女はこれまで精一杯「禊」を行ってきたのだろう。あそこで立ち上がれる人間なら、大丈夫、武蔵の隣に立つ権利もあるだろうし、きっと武蔵だって来栖さんのことを見てくれる。そして、そんな彼女の感情に最後の後押しをするのが滝波ってのがまた……この顧問、もしかして異世界転生とか経験したチートキャラなんじゃあるまいな? こうしてブレイクスルーを果たした武蔵・来栖間の関係性。武蔵の方が相変わらずの様子なのでまだまだ時間はかかるだろうが、来栖さんが正しい道のりを理解したのだからきっと大丈夫なのだろう。そして、見事に学祭のステージを成功させたことで「うまくいった」ことが如実に伝わる作劇の卒のなさ。バックステージで武蔵が部員全員を鼓舞するくだり,もう最終回でもいいんじゃないかっていうくらいの達成感がある。 そうしてうまくいったカップルもあれば、武蔵以上の朴念仁のせいでちぐはぐな関係性もある。来栖さんの場合は遠慮や負い目からくるちぐはぐだったが、さとわちゃんの場合、純粋に「理解できてない」だけだから……。そりゃま、チカの「お前は小学生か!」みたいな態度もどうかとは思うが、さとわちゃんの方だって「普通に考えて自分がこんな状態になるのはおかしいから間違った感情だろう」っていう判断は似たり寄ったりの精神性。実にもどかしい方向に似た者カップルである。このねじれの解消には一体どちらから働きかければいいのかと思っていたら……なんと、どっちでもなかった。「部活、遊んでる場合じゃない」という圧倒的向上心を共有したことで、今までのちぐはぐも何処吹く風。目的を一つにした部員たちの前ではちょっとした恋愛がらみのゴタゴタなんてほんのノイズでしかなかったってことだ。ここまで部員を一致団結させる部長の人徳の凄まじさが伺えるが……。まぁ、さとわちゃんたちの問題はまだ根本的に解決はしてないので、今後も何かのタイミングでさとわちゃんのオロオロっぷりは見られるかもしれません。 それにしても、箏の高校生大会の日程ってそんな残酷な設定になってんのかよ……まぁ、多分一般人の部と日程が分かれてないせいなんだろうなぁ。インターハイとかと同じ感覚でやろうとすると後悔してしまうってのはなかなか残酷な話よね。武蔵はもうすでにやりきったみたいな顔してるけど、チカたちからしたらここでハンパじゃ終われない。さぁ、いよいよ2クール目の本番が始まるぞ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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