最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「恋する小惑星」 6→5 どっかで見た「すずはみゃー姉と松本の間にできた娘」っていうのがすごくしっくりきて笑ってしまった。確かにそんな雰囲気あるよな。気質が松本、声だけみゃー姉(何故か松本の声は先生の方に遺伝した)。 軽い冗談から始めてみたが、改めて、きらら系作品の新しい時代を感じさせる作品である。テーマ設定が斜め上すぎるのでそこをどう料理するかに注目が集まりがちだが、それ以外の部分、「女の子の可愛いを見せるよ」という最大級の目的についても、従来通りの方法論を踏襲し、その上でテーマを料理するためにあれこれと考えてくれているのが分かる。頑張る女子高生の姿は永遠不滅の存在なのだ。 そんなこと言っておきながら評点は削っているのだが、これはひとえに、なんだかもったいなかった気がしたため。何がもったいないって、どうにも話が性急すぎた感があるのだ。1クール12話という尺の中で何をするかは原作の区切りとの兼ね合いもあるのだろうが、せっかく興味深いテーマで、女子高生どうしの関係性も色々と掘り下げようがあったとは思うのだが、1クールで先輩の卒業に新入生の加入、そして最大のイベントであるきら星チャレンジまで、とにかく目まぐるしく情勢が動き、周りの人間関係も刻一刻と変化する。そうした状況下で、一気に溢れ出てきた新キャラの情報を把握するだけでも煩雑な部分が多く、期待していたほどの密度にまで掘り下げられなかった気がするのだ。 おそらく理由としては「とにかくきら星チャレンジをゴールにしたい」という構成の兼ね合いだろう。確かに、ただでさえ地味なテーマの作品なのでなんとかしてクライマックス感を出すためには、特別なイベントで、特別な情景が必要になる。部室で望遠鏡を眺めてばかりではそれもかなわないため、沖縄旅行&研究発表というイベントがラストに来る構成になるのはごく自然なこと。そのためには、事前に1年以上の時間経過が必要になってしまうのだ。 そうした事情は理解できるが、その結果として「もっと撮れ高がありそうな部分」が端折られてしまうのは残念至極。いや、原作でももしかしたらこれくらいのテンポで進んでいたのかもしれないけど、せっかく緩やかな時間が流れているアニメ空間なのだから、本当に何気ない地学部の日常で1話を使ってもらうとか、もう少し初期メンバーの関係性を描いた物語が見たかったところ。結果的には先輩の退場が早まり(いや、全然退場してなかったけど)、新入生や沖縄での友達など、ラストにかけていきなりキャラが増えてしまう結果となった。どうしても慌ててキャラを消化している印象になるので、「もったいない」と思ってしまうのはしょうがないだろう。 ただまぁ、繰り返しになるけど、構成の問題でこうするしかなかったというのも理解できる。あれもこれもと全部欲しいものばかりをかき集めても作品は成り立たないわけで、何が一番描きたい部分なのかを取捨選択するのは当たり前のことである。今作はあくまで、単にイチャイチャする女子高生の日常を描きたかったのではなく、きちんと正式なイベントに参加して研究発表で結果を見せるみらたちの姿を見せたかった。そして、その目的は抜かりなく達成していたとは思うのである。動画工房による安定した作画によるきらら作品は、それだけでも見ていてホッとする存在なのは間違いないしね。 なお、アイキャッチのたびにいちいち心がテーロスに旅立っていた模様(いらんオチ)。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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