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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ドロヘドロ」 6→7

 文句なしで最高にイカした作品でしたね。もう、毎週毎週、どんな話が飛び出してくるのか楽しみでしょうがなかった。一旦終わってしまったわけだけど、流石にこれは続きも作ってくれるんじゃないかなぁ……。

 入ってくる情報のだいたい全部が楽しい作品だが、やはり最初に飛び込んでくるのはそのエキセントリックな映像部分だろう。頑張ってCGで描き上げた、というか、もうCGじゃないと作れなかった、ホールと魔法の国。要素としては単なるスラム街のはずなんだけど、まるでシュールレアリズムの世界のように、組み合わせ方がいちいちおかしく、全てのカットが現代アートの如し。その辺に転がっている些細なオブジェクトを見ているだけでも満足できそうな世界。そしてそこに輪をかけて変な連中が大量に現れてのドタバタ騒ぎ。冷静に見ればシナリオ部分は本当に支離滅裂だし、いろんな要素を後出しして「まぁ、なんとか問題は解決したんだよ」って言われるだけなので「どないやねん!」とキレてしまいそうなものだが、世界観の不条理さに比べれば、お話の展開なんて優しさに溢れているくらいのもの。いちいちどこかネジの外れた奴らがとんでもないことをしでかしているのに、「まぁ、そういうこともあるよね」くらいのテンションでサクサク進むので、いちいち驚いていたら身が保たない。気づけば視聴者サイドもだんだんこの文化に慣れてきて、「まぁ、そりゃゴキブリだって餃子食うよね」みたいな雰囲気で落ち着いてしまう。この「イカれているのにやたら所帯染みている」という不思議な感覚は、この作品でなければ味わえないトリップ感であろう。

 なるほど、放送前に「アニメ化不可能と言われた」っていう売り文句がでていたのもよくわかる作品。まともな神経の人間が作る世界じゃなかろうし、全部の要素をアニメに落としこもうなんてのは正気の沙汰じゃない。それでも、今のアニメ業界の技術力を結集すれば、不可能が可能になったのだ。この時代に生まれたことを感謝するしかないじゃないか。

 是非とも次のワンステップを見せてほしい。そして、シンさんとノイには幸せになってほしい(そこなんだ)。

 

 

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