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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 クリティカル美音さん、第3話。毎度毎度、きっちりキャラの想定を超えてくるなぁ。

 1期は全然感想なんて書いてこなかったし、多分今期も黙って見守るだけにはなると思うのだが、色々と良い面が多いのでこのタイミングでフォローしておきたいところ。今回は特にその辺りの印象が強かったので記事立て。

 今作は常に前作との対比が意識されるのがなかなか難しいところで、構成にしろ作画にしろ演技プランにしろ、色々と変化が多いのは間違いないのだが、その都度「なるほど間違ってない」と思わせるだけのものがちゃんと用意されている。今回のお話で取り上げるならそれは2つの側面に表れていて、1つはシナリオの改変部分。美音さん初登場エピソードなのだが、時系列がうろ覚えだったんで「あれ? 美音さんってこんな後になってから出るキャラだっけ?」って思って確認したらエピソード順はだいぶいじられていた。しかし、そのことが矛盾につながるようなことは当然無いし、むしろ由希が両親と向き合わなければいけないという三者面談エピソードに入る前に改めて綾女との関係性を補強する材料としてここに美音さんを挟んでくるのは、しっかりと意味があってのことだ。もちろん、原作の時の兄弟関係とは若干ニュアンスは変わってくるのだが、アニメではアニメなりの順序立てでキャラを切り取ろうという意識が見えるので「なるほど妥当な改変だな」と思えるわけだ。実際、こうして分割クールでまとめた場合、十二支以外のサブキャラが後回しになるのはわかりやすい変更だしね。

 そうしてお話の順番も「別解釈」みたいなものが与えられているわけだが、もう1つの「別解釈」と認識できるのがキャストのお話なのである。そりゃま、開始当初は「由希のこれは良いのか悪いのか?」みたいな感情がゼロではなかったが、今の由希を見ればこれはこれで良かったのだと思うし、杞紗たんは前作が良過ぎたせいで「誰が新キャストになっても絶対文句言ってやる」と目論んでいたのに、絶対文句が言えないところをぶっこんで来て正面から叩きのめされたりした。それぞれ、キャストの方向性が前作と違う部分は大きいのだが、それは最近使われてるような意味での「解釈違い」ではなく、「なるほど、このフルバは納得できる」と思えるような、新しいキャラの置き方を提案するものになっているのだ。

 そんな「こっちもあり」な解釈を提供してくれていた櫻井綾女の下で働く女性が美音さんなわけだが、前作の美音さんは印象がかなり強烈で、「流石にあれを塗り替えるのは大変じゃないかなぁ」と思っていたところに、コレである。むぅ……その発想はなかった……しかし文句のでようもない配置で、これは間違いなく美音さんだ。よくもまぁ、これだけピタリとキャストを用意できるものだと驚かされる。

 あ、もちろん由希の母上についてもね。「嫌な役」ってのも、声優冥利に尽きる配役よな。

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