最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
まさかのニルのターン、第7話。これまでずっと単発のロードムービーみたいな展開が続いていたので、こういう切り取り方になるのはちょいと意外だった。旅する人間が違えば、各所で受ける仕打ちもずいぶん違うものでね。 おそらく時系列としては、ニルが街を訪れたのは、先週・先々週なんかのエコヲたちの旅と同じ時期になるのだろう。学園を離れたのち、エコヲたちがいろんな人と出会っているタイミングで、ニルはこの町での一時の平穏を味わっていた。それは彼女が学園では得られなかった「友達」との時間でもあっただろうし、今までずっとプレイヤーだと迫害されてきた中では感じられなかった安寧だったに違いない。しかし、それが巨大な権力によってあまりに理不尽に叩き潰されてしまうという。基本的に周りの人間関係に恵まれてトントン拍子で歩を進めていたエコヲたちとはずいぶん違った扱い。まぁ、これが正邪の分かれ目になるってことなんだろうけど……最終的にニルはラスボスポジションで立ちはだかったりするのかなぁ。彼女が闇落ちしてしまうことは、あまりにも当然すぎて責めることもできないのだけど。 今回の一件で改めて確認できるのは、ニルは学園で薬物摂取したせいで暴走こそしたものの、基本的に悪い奴ではないということである。多少厭世的なところはあるのかもしれないが、歳の近い友達もできるし、反体制を掲げるのも真っ当な理由があってのこと。もしこれでプレイヤーではなく普通の学生として生活できていてなら、きっと学園でもそれなりの交友関係を維持して平和な生活が送れたのではなかろうか。しかし、残念ながら彼女はプレイヤーであった。そのことが、一切の責任がないにも関わらず彼女にとっての重しになってしまう。 そして、今回最大の謎は、そうしてニルを振り回してきた「プレイヤー」という存在が、一体どのようにして生まれているのかという部分である。なんと、下町の少年ライドは突然プラグが発生してプレイヤーになるという謎現象を経験している。彼がプレイヤーとして覚醒した後には目が血走っていたりとかなり無理していたようにも見受けられるので、もしかするとこうした突発的な覚醒はイレギュラーなのかもしれないが、果たしてニルやミューがどうやってプレイヤーになったのかは全く明かされていない。これまで「プレイヤーの誕生」という部分は掘り下げられてこなかったので、てっきりこの世界には「プレイヤーとそうじゃない人間」という2種の生物がおり、生得的に分類されるものだと思っていたのだが……そうすると、当然ニルだってどこかで「プレイヤーになってしまった」タイミングがあるわけで、ますます彼女が責を負う要素がなくなってきそう。望んでもいないのにプレイヤーとして覚醒し、その結果として人生を歪められるなんて、被害者以外の何ものでもないだろう。 となると、記憶を失っていたミューが何故現在プレイヤーでいるのか、という部分は割と核心に近い内容ということになる。しばらくどこをほっつき歩いていたのかは今週は語られなかったが、軍事国家の対ミミナシ兵器としてガンギマリ状態だったミューさん。来週は彼女がそうしてイカレてしまうまでの顛末が描かれることになるんだろうか。しばらくは胸糞悪い話が続きそうである。
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