最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
流浪の末に上田麗奈ボイスの少女に拾われて牧歌的な生活の中に安寧を求めたい人生だった……第10話。久しぶりに脳がとろけるたっぷりのうえしゃまボイスに耽溺できたので、それだけで満足。 この手のオリジナルだとなんだかありがちなイメージがある、「中盤で途方にくれた主人公が夢幻のようなシチュエーションで自己言及する」回。どんなありがちイメージかよく分かんないけど、こうして一回静かな環境で最終戦の準備をする展開って割と見かけた気がするんだよね。共通するイメージは「冷静に考えると何やってんのかよくわからない」なんだけど、まぁ、その辺りはあくまで自己との対話だからね。他者の存在や理解はあまり重要な要素ではない(今回じいちゃんも似たようなこと言ってたし)。ただ、単なる夢のお話ではなく、今回は「ジミの出自」という部分で新たな謎が解明され、ジャニスは単なるおばけ以上に重要な意味を持っていたというのは押さえておくべきファクターか。 結局、これまでちょいちょい気にしていたけど「ミュウがジミの妹って話は確定事項でいいんだっけ?」という疑問については「うん、そうだね、やっぱり違うよね」という形で横槍が入った。そのための証明として「本当の妹」たるジャニスが割って入ったのだから、これ以上ないくらいにわかりやすいちゃぶ台返し。まぁ。個人的にはそこの座を争ったのが高橋李依・上田麗奈の二人っていうのがなんだか不思議な縁を感じますけどね。そして、妹じゃなかったらなんだったんだよ、ってことになると、今度は「ミミナシ」の方が特性としてフィーチャーされてくる。「ミミナシ」は人間が名付けた語であり、「対話できない」という不遇の部分に焦点を当てたものだったわけだが、これが単なる人間の傲慢であり、ミミナシ側からすれば「お前らの方こそ」という気持ちがある。ジミはその辺りに理解を得られたわけだが、余人ではそのような境地には至ることができず、溜まりに溜まった軋轢の成れの果てがミュウという存在だったわけだ。「Listener」という語が、そのものズバリ「ミミナシ」の対義語になっていたというのもわかりやすい部分で、結局求められるのは対話の意思、“耳を傾ける”姿勢。そこでようやく、なんの個性もなかったはずのエコヲという少年の特性が見えてくるわけだ。年がら年中ヘッドホンをつけてる彼が世界で唯一の「聴くもの」になるってのも変な話だけどね。記憶(record)というチートみたいなアイテムで世界の真実に簡単にたどり着いちゃうあたり、主人公補正がズルいなぁ。 個人的に一番不満なのは、これでうえしゃま、違う、ジャニスの出番が終わりなのかよ、ってことですね。本当に今作は「1キャラ1要素」で使い捨てていくんだけど、潔いというか、コスパが悪いというか……。
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