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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」 6

 どれだけ番組数が減っても、そしてどれだけ「もう、放送延期と新番組の区別つかないじゃん」とか言っていても、季節は流れ、また新しいクールが幕を開ける。こうして新たなアニメの放送が始まることを、今は素直に喜ぼうではないか。しかし、夏クールのアニメって製作のタイミングはいつぐらいの時期なんでしょうかね……。さすがに予定表を見たら数は少ないように見えるが……。(この機会にいろんな再放送を楽しむのもいいのかもしれませんね)

 さて、こちらは当然のように製作、放送される2期目である。1期が去年の7月〜12月で、きっちり半年あけての2期目ということになるが、1期目は京アニ事件の余波での放送延期、そして今回はコロナ下でのスタートとなかなか試練に満ちた作品である。しかし、そうして艱難辛苦を乗り越えた果てに、きちんと完成した形で提供してくれているのだから感謝せねばなるまい。そして、1期も終わってみれば「まぁ、悪くなかったよね」というくらいの感想になった作品が、2期目で「おっ、面白いやん」という上がり方になっている。幸先の良いスタートである。

 「面白いやん」と思えた理由は大きく2つで、1つは当然「2期目の蓄積」である。2クールの放送を走りきったおかげで、今回は様々なキャラクターたちを見知った状態からのスタート。各キャラが俺も俺もと前に出てくるデザインなので、その賑やかさだけでも割と愉快。もともとdavid proの作る映像部分には文句のない作品だったわけで、キャラが「のった」状態で始めてくれれば、痛快なバトルシーンも、ふざけたギャグシーンも素直に受け入れられるというものだ。

 そして、2つ目の理由として「1期とちょっとテンポが変わっている」というのがある。実は今作、何故かはよく分からないが2期目で製作クレジットが変更されており、1期で監督・シリーズ構成を務めた八瀬さんの名前がなくなり、「波よ聞いてくれ」の南川逹馬氏にスイッチしている。まぁ、この1話だけでその影響が出ているのかどうかは分からないが、特にギャグベースのシーンに関しては、すごく素直に、「ギャグのテンポ」で安心して笑うことができるように作られている。個人的には八瀬さんの演出だって独自の見せ方があるので決して嫌いだったわけではないのだが、やはりど迫力のエフェクトバトルとどこかズレたギャグが魅力となる今作においては、あんまりひねらずに素直な力押しでいいんじゃないかな、と思うのである。まぁ、もうちょい複雑なキャラが出てきて心象描写とか苦悩や葛藤みたいなテーマのエピソードが出てくれば、また八瀬演出の方が向くこともあるとは思うんだけど。そのあたりの配置が一体どうなっているのかが今後の注目ポイントですかね。

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