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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今期は豊崎劇場も実に賑やかだ、第19話。初春でプロトタイプのお仕事を見せつけつつ、歳を重ねたことでママンになり(魔王のおかん)、一転してハードな高ぶりを見せるフルバのリンもいい仕事。そして極め付けは人の夢に土足で踏み入る猫畜生である。一気に摂取すると飲み合わせ悪そう。

 しかし今回のメインは初春ではなく、学園都市1の美少女である佐天さんである。佐天涙子さんである。そしてめでたくそのパートナーに選ばれたのはフレンダである。この2人の絡みを待ち望んでいたファンも多いのではなかろうか。短い上に「脇の」お話には違いないが、このエピソードも実に良い。というか、基本的に超電磁砲の話は全部良い(毎回言ってる)。やっぱり、我々は結局内田真礼の脳天突き抜けボイスに抵抗出来ないって訳よ。

 佐天・フレンダ組の最大の見どころは、どちらも無能力者でありながら戦闘への心構えが全く異なっており、今まで以上に佐天さんのパンピーっぷりが浮き彫りになるところ。周りにレベル5やらレベル4やらがひしめいているせいで佐天さんは一時期卑屈になったこともあったが、超電磁砲の様々なエピソードを通して、無能力でも明るく楽しく人生を謳歌する術を手に入れている。フレンダもそんな佐天さん同様、周りにとんでもない能力者を置き、さらには常に修羅場に身を置きながら、それでも能天気に日々を謳歌している。2人のスタンスはあまりに異なるはずなのに、そんな2人の「楽しき人生」がここで交差して、新たな友情を築くのである。次回のネタバレ気味の話になるが、佐天さんが「何も出来ない」という無能力者である事実を、自らの武器として使っていく展開もアツい。まぁ、もともとこの世界はレベル0の不幸な誰かさんから始まった世界なわけでね。こうして佐天さんたちが大活躍するのも、原点回帰というか、作品世界のイデオロギーというか。ずっと佐天さんでいいのに。

 そんな美女軍団を相手にしても全くキャラが霞まない、濃ゆい敵キャラ・猟虎さんにも注目。CVは鈴代紗弓。こうしてみるとやはり新キャラに若い世代がどんどん入ってきて「こんだけキャラがいるのに使える声優のコマってのはあるもんやなー」という当たり前の事実に感心させられる。超電磁砲ワールドは敵対するキャラも女性であることが多いが、その全員がどこかしら魅力的で素直に「かわいい」と思えてしまうのがずっこいところ。キャラデザがいいのかしらね。猟虎さんの場合はお嬢様+ぼっち+猟師+殺人鬼という謎すぎる複合足し算があまりに狙いすぎててズルい。今後の展開は同情してしまう部分もあるのだけど、まぁ、悪人は徹底的に悪人であってくれる方が気持ちがいいからね。是非ともその醜さを全面に押し出して頑張って欲しい。

 今日の収穫:「もう食べられないよ〜」の佐天的翻訳は「もうめくれないよ〜」。初春、お食事感覚で食べられとる。

 

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