最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
あんなに可愛かったロリアビーを変えてしまった戦争を許すな、第9話。純真無垢な少女が、苛烈な少年兵を経て中指立てまくり物騒ファイターになっちゃったのは残念すぎるよ……。1話の頃のヤク中サル少女に戻ってくれ……(それもどうなの)。 アビーの過去については、もっとふわっとした「戦争孤児」くらいでごまかすものかと思ってたんだけど、想像以上にかっちり設定しててちょっとびっくりした。2003年のバグダッドということで確認したらイラク戦争の被害か。正確にどこの国の人と設定されてるわけではないかもしれないが、まぁ、まず間違いなくあの辺りの出身なのだろう。こういう部分って普通のアニメだとそこまで重要視されない部分なのでスルーされがちだが、今作の場合、脚本を書いているのがドラマ畑の人とのことなので、ディティールにリアルを求める傾向があるんだと思われる。 そうして改めて「リアルとフィクション」の線引きについて考えながら観てみると、今作はやはり色々と考えられている。何といっても「実写ドラマじゃできないことをやりましょう」という意識が最初にあると思われ、今回の飛行機レースをテーマにした作劇なんて、(少なくとも日本の)実写ドラマじゃ実現しづらい設定だったろう。そして、鏑木ひろの作るサイケデリックな映像美も、こうしたリアル路線から一線を画すデザイン性になっているのが特徴的。話だけを追えば割とストレートな「ドラマである話」なわけで、いくら飛行機レースだとしても筋運び自体は割と地味めの展開になりそうなところだが、そこを思いっきりアニメとして装飾したてることで賑やかな演出にしている。この辺りのメディアを混ぜ込んだ作り込みは、やっぱりフジテレビ系列の作品の特徴の1つかなぁ、という気がしますね。いわゆる深夜アニメの流れの中では1つ際立っているので、是非とも守り抜いてほしいところだ。 閑話休題、お話の方もぼちぼちクライマックスか。もうちょい手強いかと思っていたサムがあっさりとローランの狙い通りの動きを見せており、(少なくとも今のところは)かっかしてる様子にも嘘はないように見える。今更気づくが、こうして八百長を仕立て上げてディーラー役が掠め取っていくというデザインが、今回の章頭にあった地下格闘技の時の構図と全く同じなのよね。まぁ、これだけで荒稼ぎ出来るなら話は簡単なのだが……一番大事なのは決勝がどう動くかだからなぁ。正直、サムがほんとのほんとに詐欺に引っかかってるだけかどうかもまだ怪しいところがあるし。ラストにもう1回サム側がどんでん返しを用意しており、それをさらにひっくり返さなきゃいけないとなると時間的にも大変そうだ。 鍵を握るのはやっぱりアビー。そして、今のところ目立った動きがなかったルイスということになる。ただ、ルイスは身体が使い物にならないのは事実だろうし、現時点ではあまり手駒として使える要素がないんだよね。軍人としての彼の過去が、アビーの精神性の成長に一役買う形かなぁ。
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