最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「無限の住人-IMMORTAL-」 5→6 一応今期終了作品の1つ目と言えるのだが、例によってネトフリ地上波降りアニメなので今期作品と言っていいものかどうかは微妙。今後はこういうシーズンにとらわれない作品展開が増えていくだろうし、どうしたものかとはちょっと考えなきゃいけないところである。 さておき、そうして終わった作品だが、いつも通りの反省すべき点がある。反省するのは作品の方ではなくて私の視聴体制の方で、ぶっちゃけ、途中あたりで少し心が離れてしまった時期があったのだ。今作はなんというか、非常にクセの強い作品に違いない。元々沙村作品なので一筋縄ではいかんだろ、という心構えはあったつもりなのだが、序盤は割と1話完結の小話が多く、「まぁ、結局不死の主人公っていう時点でチートだし、毎週変な敵が出てきて斬っていくだけの話なんかなぁ」と思って観ていたら、ちょっと油断が生まれていわゆる「ながら見」の状態に移ってしまっていた。ネトフリ作品だからリアルタイムでの感想を持つことを軽んじてしまったことも反省点かもしれない(そういう意味で、やはり私のアニメ視聴は感想を書くところまででワンセットにしなければいけないのだ)。 そうして少し目を離すと、今作はこちらが意図しない方向にヌルッと動いている。これだけ有名な作品なのだ。その辺のなろう系作品と同じような単純な筋立てだと思って観てはいけない。あっという間に人間関係がもつれて、「今何が起こってるんだ?」というのが分かりにくくなった。割と序盤から伏線を張ってキャラが動いてることもあり、やはり細かい要素を取りこぼしてしまうと、それは加速度的に損失を広げていく。そういう意味で、視聴にかなり失敗してしまったのは大いに反省するところである(コイツ、しょっちゅう反省してるな)。まぁ、そうして反省してるということは、「多分、これもっとちゃんと見とけばもっと面白くなったやろな」という結論になっているということ。 ネトフリアニメってのは予算があるらしいのだがそこまでびっくりするような映像展開があるというわけではなく、今作も作画的に安定はしていたものの、グロシーンは露骨な規制が入ってしまったり、そこまで手放しで褒めるような映像の作品ではない。ただ、そうして制約が多い中で、沙村広明の非常に癖の強い作劇をなんとかアニメの流れの中に落としこもうとして色々と実験的な演出を取り込んでいたのは間違いない。まぁ、おかげでさらに適当に見てたら分かりにくい要素は増えてしまったのだが、ちゃんと原作の特異性を取りこぼさずに再現しようとする製作姿勢は正しいものだったと思う。「原作ありアニメ」をちゃんとアニメたらしめる努力が見えるというのは、それだけでも評価の対象になる。あとはまぁ、そうして築き上げた「沙村ワールド」が合うか合わないか。私はとにかくこの人の描く女性像が好きでね。「波よ聞いてくれ」もそうだったけど、本当に図太い女ばっかりで見ていて気持ちが良い。元々ギャグ漫画のあのテンションがぴったりかなーと思っていたのでこういうシリアスな作品だとどう映るかは不安もあったのだが、シリアスとは言っても今作はイカレ野郎だらけのクレイジーシリアス。そんなイカレ野郎の中でも力強く生きている女性たちを見るだけでも元気がもらえる気がした。絶対に書かなくてもいいことだが、当然私の最推しは槇絵さんである。こんなに純度の高い桑島キャラはなかなかいない。「最強」「どっか壊れてる」「ヤンデレに両足突っ込んでるレベルの純愛」「色気しかない」「そして死ぬ」。100点満点中1212点です。 男性キャラもアカン奴しかおらんかったけど、CVの妙も含めるならベストは尸良さんかなぁ。こういうキャラが縦横無尽に駆け回ることができた2クールっていうだけでも、その刺激の量は充分伝わるだろう。どのキャラクターも(良くも悪くも)人生がハツラツとしていて、こんだけ死んでるのに無駄な死に様ってのがあんまり無いのが良い。元々「不死身」を描いた作品なんてどうやっていじるんだよ、って思ってただけに、「いや、そこまで掘り下げろとは頼んで無いが……」っていうくらい徹底してその「不死性」をフィーチャーした作品作りが成立してるあたり、やっぱりその辺のチートキャラを転がすだけの作品とは違うな、という貫禄を感じた。今度、機会があればちゃんと原作を読んでみないとな、とは思いました。 こういうアニメがじっくり作れるなら、ネトフリみたいな別方向からのアニメ製作の土壌が培われるのは大歓迎だねぇ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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