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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やってみる価値ありまっせ! 最終話! まー、こうなればこうなるやろ。大団円である。

 いや、文句はあるけどな。結局、問題解決にあたってのすべての鍵がほぼ後出しみたいな要素ばっかりだったからあんまりトラブルシューティング自体に達成感は無かったのよね。ジルさん便利すぎだし、デカダンス換装パーツがあんなに簡単に手に入るとも思ってなかったし、オメガが強いんだか弱いんだかもよく分からんかったし。一応伏線というか、最後のカタルシスにつながったのはカブラギさんのリミッター解除でしたかね。

 ただ、そうして割と行き当たりばったりみたいな終わり方にはなったのだが、じゃぁ何が不満かと言われるとそれも特にない。そうなってほしいエンディングが、なってほしい通りに実現しているだけである。細かい部分の見せ方はやっぱり面白いものが多くて、個人的には「最後にナツメがカブラギさんのことを信じて精一杯頑張ってるよ!」という姿を見せているはずなのだが、冷静に考えてみると、ナツメさん、今週何一つ役に立ってはいないんだよ。意味のある行動は1つも取ってない。そりゃそうだ、今更たった1人のタンカーが頑張ったところで何が変わるもんでもないだろう。しかし、そうしたナツメの姿をみてカブラギの心が動かされて力になるなら、それは意味があるのだ。「力になる」と言っても、それは奇跡のパワーが云々とかじゃなく、単に「ナツメの無鉄砲な性格が最終的にカブラギさんのリミッターを外すきっかけとなる」という結びつき。人間には頑張ったところで限界はあるだろうが、それを文字通りの意味で解除できるのがサイボーグなのである。2人の関係性は、多分これで良いのだろう。

 他にも、ドナテロさんの勢い任せの特攻なんてのは普通のアニメだったら自己犠牲の象徴としてクライマックスに持ってくる部分だが、この世界ではそれが単なる「キャラロスト」でしかないなんてところはどこまでもゲーム。これまで完全に差別化が図られていた人間とサイボーグ(素体)という違いが、ドナテロさんの特攻によって「サイボーグがギアという外身を脱ぎ捨てて、完全に人間と同じ地平に立つ」ことにもつながってくる。まぁ、ぶっちゃけリブートしたデカダンス(跡地)はどう考えてもソシャゲとして面白くなさそうなのだが、多分これまでのように「夷狄を狩るエキサイティングゲーム」としての見せ方ではなく、「旧来より地球に生きてきた人間というヘンテコ種族とコミュニケーションを図るゲーム」として生まれ変わったのだろう。みた感じサイボーグ連中の娯楽ってあんまり多くなさそうだし、とりあえず見慣れないことができればそれでいいんじゃなかろうか。だって、サ終確定のゲームのラストミッションっていうだけであんなに復帰組がなだれ込んでくるっていう時点で……楽しそうで何よりです。

 最後までナツメはナツメのままでブレずにいたが、ガドル退治の必要がなくなった結果の右手があの様子で、「ますますマジでロックマンみたくなってるやん」とか思ったり。もう、人間たちだって周りにたくさんのサイボーグが溢れてる状態になっちゃったので、サイボーグとのハイブリッドみたいなナツメさんのギミックにも驚く必要がないんでしょうね。いや、でもガドルと触れ合える状態はやっぱり抵抗がある気がするが……(その辺りもパイプの存在が伏線になってはいるのだが)。最終的に、タンカーたちはどれくらい世界の真実を知ることになったんでしょうか。そして、システムはこの現状をどれくらいの理想度で容認しているんでしょうか。また、何か悪い「バグ」が出てきたらこの世界もまたひっくり返るのかな……いや、2期はないか……。

 

 

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