最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
なんかいちいち笑ってしまうのが悔しい第3話。馬鹿に徹した作品といえば今期は「パンスト」とかがあるんだけど、ああいうパワープレイじゃなくて「普通の」ギャグで笑ってしまうってのが、なんか負けた気分。
会長が本気を出す回は、個人的にすごく好きな回。正直言うと最後には本当にピンチっぽくなっていたので完璧超人の会長らしくない気もしたのだが、彼女が活き活きしているだけで、この作品は世界観が広がる気がします。今回は前期8話に続くお祭り回で、作中では1年たったということ……なのかな(智樹たちの学年とかが変わった様子はないのだが)? そして、会長の新しいおもちゃにはドジっ子天使のアストレアが加わり、事態はさらに混沌の中へ。 町内レスリング大会という時点で既に怪しいのだが、何がすごいって、今回はそのレスリング対決に挑んだ智樹が徹底して2等身だったこと。アバンからCパートまでを通じて、智樹が普通の等身に戻ったのはイケメン置換された時のイメージの中と、ニンフに「試合だから恨むなよ」とちょっと雰囲気を出して謝ったときだけ(そしてこの台詞も、格好いいように見えるが、実際は最低のことを言っている)。その他の動きを必要とするシーンは、全て2等身のままで演じている。なんでわざわざあんな動きが出しにくいフォルムの奴にコブラツイストとかタワーブリッジ(正式にはアルゼンチンバックブリーカー)とかかけるんだよ。「智樹の背骨が変な方向に曲がっているぞ」って、その絵じゃわからんだろうが。ほんと、徹底してるわ。 他にも細かいネタがいちいちナイス。ぬるぬるレスリングってのはなかなか皮肉の効いたネタだし、ローションじゃなくてごま油になってるあたりが流石の智樹。結局彼はリングに立って相手の乳を揉んでいただけだ。すげぇ主人公。そして女性陣はさらに充実したラインナップとなっており、平手で対戦相手をリングに埋めるメインヒロイン、アイアンクローで400キロの握力を誇るプロモーター、竹を寸断するチョップで金網をぶち破って人を一人殺めるヒロイン。こんな配置に誰がした。特にそはらの活躍は今回一番の見せ場で、それまでどうでもよかったレスリング描写が無駄にクオリティを上げて謎の覆面レスラーの活躍をフルスペックで届けてくれた。最後のオチも笑ったしなぁ。謎のレスラーが堂々と外にアレを干したらあかんやろ。っつうか、あれ私物かよ。 そして最後の一発はエンディングである。選曲も流石だが、バックで流れる映像では、試合の残りの様子が丁寧に字幕つきで流れる。作中で突然タッグマッチが発生したところで「おいおい、トーナメントの組み合わせはどうなってるんだよ、適当だな」とか思ってたら、実はもっとたくさん出場者が居たのね。ワイルドセブンの時もそうだったけど、本当にこの商店街はノリがいいよな。ただ、ご町内の行事に野生動物が2体も乱入してきたのはどうかと思うけどね……空見町おそるべし。 さらに、そんな馬鹿なネタの乱れ打ちの中でも、こっそり真面目な縦線部分のシナリオも織り交ぜてあるのがこの作品のにくいところ。今回はニンフの微妙な心情が描かれており、最初に智樹に群がる女性陣を見て少し嫉妬の表情を見せ、試合に乱入させられたところで智樹と自分の関係性を再確認(わざわざ出場を促したってことは、会長は全部お見通しなんだろうね)。そして、ラストシーンでは思い出のリンゴアメをもらって御機嫌となる。「好きになったんだ」などの細かい台詞回しのダブルミーニングも綺麗に決まっているし、こういう分かりやすい部分を丁寧に配置してくれるのは嬉しい。 そして、それを見たイカロスがお面を被るシーンがまたたまらない。イカロスのお面は、1期ではラストバトル前にイカロスが使用していた「智樹との心の壁」を表すツールである。あのときと同じようにそっとお面を被ったイカロスの心境は、無表情であるにも関わらず色々と深い部分まで推察することが出来る。うまいシーンだと思います。もちろん、「お面」→「覆面」っていう繋ぎで最後のオチのダメージをあげる意味もあるしね。ほんと、この作品の製作姿勢はぶれなくていいなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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