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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 10月29日 ドラフト模様(SOM×3)

ピック順 【Serra】→【Alessi】→【Thraxi】→【Van】→【Sangriter】

 ミラディン環境第3回。色々あった週の色々あった日のドラフトだったんで、正直言うと記事を書こうにも若干記憶が薄いんですが……覚えている範囲で。

 正直言うと、既に発売から一ヶ月が経とうとしているのに、イマイチこの環境に触れられていない気がします。ドラフトしないとパックが剥けず、なかなか構築デッキを組もうという気も起こらないし、構築戦の観戦もおろそかになっているでの、現環境がどういう状態になっているのか、ネットの情報以外に分からない。デッキは組みたいけど組むべきデッキが分からないやきもき感でございます。今回パックを開けたことでアンコモンくらいまではそこそこ揃ってきたので、ぼちぼち外の世界へ出てみたいとは思ってるんですけどね。

 で、今回のドラフト。3回目ということで少しずつカードの価値が分かってきたということもあるのだろうが、今回はやたらと強いパックが多かった印象。何を引いても「あれを流しちゃったからなぁ……」などという溜息が漏れ、うまいことデッキが組めたのかどうかがよく分からない。対戦した後も、よく分からない。ほんと、毒絡みのせいでこの環境の難度は過去のエキスパンションと比べてもかなり高い気がする。ちなみに、無色カード環境なので「どうせピックもレアゲー運ゲーになるんだろ」という意見もあるわけですが、今回のデッキをざっと見ても分かるように、本当に「たった1枚で強いカード」はやはり限定されており、レアを引いた後にも、そのレアに引きずられて自爆するルートはちゃんと用意されてます。シグナルが弱くて色の判断が難しい流れでもあるし、レアの強さ云々より、受けを広くしたピックの方が人気がありそうですわ。

 今回のレア度数は5,07と相変わらず強力。うん、やっぱりレアゲーと言われればそうかもしれない。




    AL SE TH SA VA

AL  ー  ×  ◎  ×  ◎  2ー2 2

SE  ○  ー  ×  ◎  ○  3ー1 1

TH  ×  ◎  ー  ×  ◎  2ー2 4

SA  ○  ×  ◎  ー  ×  2ー2 3

VA  ×  ×  ×  ○  ー  1ー3 5


1位 【Serra】 白赤 <腐食獣 不退転の大天使 鍛えられた鋼>

 まず、翌日仕事があるにも関わらず無理矢理残してピックさせてゴメンナサイ。あの場のノリだとさ、それしか選択肢がなくてさ。まぁ、初優勝だからいいじゃない。参加費の差分は後日返却いたします。とまぁ、ワールドワイドな私信は置いておくとして、低迷した成績に終止符を打つことになるかどうか、とにかく優勝だ。1パック目1引きが「腐食獣」という色々と残念な臭いのするスタートにも関わらず、そこから「活線の鞭」「不退転の大天使」「鍛えられた鋼」「カルドーサのフェニックス」とレアの引きに恵まれ、シンプルな白赤の金属術カラーデッキで世界を切り開いた。「鍛えられた鋼」があると、金属術条件も頼んで投入したマナマイアがそのままフィニッシャーになるため、デッキのポテンシャルがグッとあがるのが実にうまい仕上がりで、さらに天使に被覆とか付けられたらどうしようもない。除去は「粉砕」「電弧の痕跡」など大して多くないのだが、「血まなこの練習生」が様々なサポートを受けて1枚でゲームを支配する展開が印象的である。「憤怒の三角護符」はお手軽だし、「生体融合外骨格」とのコンビネーションはマジ鬼畜。


2位 【Alessi】 白緑赤 <トゲ撃ちの古老 ゴーレムの職工 パラジウムのマイア>

 「トゲ撃ちの古老」1引き、さらに割とはやめに「血まなこの練習生」もおさえ、ここから装備品を駆使したスーパーピンガーデッキになる予定だったのだが、上家が赤かったこともあり、気付けばメインカラーは白緑へと流れ、赤は「オキシダの屑鉄溶かし」単体という結果に。もちろん、色が曲がったということはメインカラーに充分強力なカードが集まったということで、「エズーリの大部隊」をはじめ、「甲殻の鍛冶工」×2「金属の駿馬」という金属術ビルドアップ軍団が情け無用のサイズで押しつぶしにかかる。ここまで3枚目のアーティファクトが恐ろしいデッキも初めてである。他にも「拘引」は2枚あるし、「真っ二つ」2枚というアドバンテージ構造も恐ろしい。これに「ヴィリジアンのお祭り騒ぎ」が絡んだ時のあまりのドローっぷりはちゃぶ台もひっくり返る勢いであった。ただ、たった1枚のタッチでいれた赤が思いの外足を引っ張り、何故か無用の色事故が頻出。もう少し山を引く確率が穏やかだったら、もう少し勝利数もあがったかもしれない。本当に、この環境は色をいじる手段が乏しいので事故がキツイ。


3位 【Sangriter】 緑青 <大石弓 伝染病の留め金 地平線の呪文爆弾>

 2戦続けての「大石弓」1引き。前回はいまいち活躍させることが出来なかったこの装備品に、どんなリベンジを誓ったというのだろうか。今回は本当にソリッドな目標が見え隠れし、デッキには2体の「ソリトン」が手ぐすね引いて待ち構えている状態である。……が、実際はそんな積年の恨みを込めた速射砲コンボが炸裂したということもなく、気付けば2体の「テル=ジラードの堕ちたる者」がピンポイントで隙を突いて毒殺するという勝ちパターンが多かった模様。2枚拾えた「伝染病の留め金」の安定感が半端無く、「堕落の三角護符」「転倒の磁石」が無類の強さを発揮するし、とにかく相手の攻撃さえしばらく受け流すことが出来れば、人道にもとるフィニッシャーである「飲み込む金属ワーム」か、場で最強の能力をコピーした「水銀のガルガンチュアン」という2体のレアのどちらかが押し返してくれるのである。プロテクション(アーティファクト)と感染をもった7/7を処理する手段とか、私には分かりませんよ。そして、今回ここにしか搭載されていない「地平線の呪文爆弾」が「粗石の魔道士」といちゃいちゃしていたのもなんだか印象的。やっぱり土地サーチが1枚くらいは欲しいよなぁ。


4位 【Thraxi】 青黒 <シルヴォクの模造品 屍気を飛ばすもの 決断の手綱>

 2引きの「決断の手綱」で早々に青メインを決定。どうせトリプルシンボルでかなり寄せなきゃいけないことは明らかだったので、他のギミックとかはなるべく見ないようにして、青の特権であるフライヤーぼっこ戦術一本に絞ろうというピックである。サブカラーはぼんやりと除去が拾える可能性がある緑とかでいいかと思っていたのだが、「肉体アレルギー」9引きという状況に、少しずつ黒にシフト。さらに11引き「痛ましい苦境」で、とにかくこちらから攻めずに絡め手でもいける、という方向性を決める。その結果、フライヤーが数体と除去、カウンターというデッキが完成。3パック目では追加の「決断の手綱」も拾えたし、マナカーブが後ろに寄りすぎた部分は「パラジウムのマイア」×2に何とかしてもらう。デザインとしてはなかなか面白いものになったのだが……2色目の黒が、「闇の掌握」×2「痛ましい苦境」「肉体アレルギー」とことごとくダブルシンボルだったことが、シンプルな2色であるにも関わらず最後まで足を引っ張る結果に。でもさ、やっぱりメインウェポンが「決断の手綱」だから島は減らせないし……マジックで一番難しいのは土地バランス。コレ真理。


5位 【Van】 青白 <伝染病エンジン ニューロックの透術士 正義の施行>

 今回の、ちょっとピックでやらかしちゃった人。1引きがレアの「伝染病エンジン」は明らかに強力なピックなのだが、そこから渡りを付けようとした青が上家と丸かぶりであり、自然に流れた白も今回は激戦区。結局絞りかすを集めることになり、デッキには勝ち手段と呼べるものが極端に少なくなってしまった。おそらくものすごい増殖デッキになるという期待があってのピックなのだろうが、白は増殖と相性の良い色ではないし、黒が絡まなければ脅威のダブル増殖も宝の持ち腐れ。「ニューロックの透術士」などの優れたクロックもあるのだが、「胆液爪のマイア」などとかみ合わず、どこかの試合では相手のライフを3点まで削り、さらに毒カウンターを7つ乗せるなんて非効率を絵に描いたような展開も見せた。やっぱり難しいね、デッキ。「金切り声のシルカウ」って、本当にどこに行きたいかよく分からない存在だよね。


今回のピック表


 【Serra】(白赤)→【Alessi】(白緑赤)→【Thraxi】(青黒)

  ↑                     ↓

 【Sangriter】(緑青)     ←     【Van】(青白)


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