最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
流石に5回もやれば、なんだか権威も出てくるんじゃね? でお馴染み、声優アワードの季節がやってまいりました。様々な懐疑と非難がない交ぜになったこの賞ですが、個人的には、「とにかく声優が集まって何となく賑やかになる催し物」なので嫌いじゃないんですよ。予定調和? 出来レース? いいじゃない、人気商売だもの。ただ、やっぱりもう少しリアルに即した賞にして欲しいとは思うけどね。選出基準が明確でないのが最大のネックで、もっと表に出して選評してくれればいいと常々思っているのだが。
でもまぁ、かたいことは抜きにして、今年1年を振り返った声優ファン投票に参加しましょう。もちろん、今年も予想記事と合わせてお届け。昨年分は「予想記事」と「結果寸評」を参照のこと。 ○事務所縛りなど、ルールについての一考察 投票の前に、確認しておく必要がある。それは、選出基準についてのあれこれだ。既にちょっと詳しい人間なら、この賞は事務所によって辞退している場合がある、という噂はご存じだろう。どこかの事務所が明言しているわけではないのであくまで噂の域を出ないのだが、これが本当だと投票にも予想にも支障が出るので、今回は、過去の受賞歴のみを考察材料として、この真偽を推察してみた。 まず、過去の受賞者を「功労賞」などの枠を除いて抽出し、その所属事務所の分布を見た。以下がその一覧である(基本的に受賞時の事務所。複数回受賞している対象は1回とカウント)。 81プロ・青二プロ 6名 アーツビジョン 4名(ただし堀江由衣のVIMSを入れると5名) ぷろだくしょんバオバブ・マウスプロ・アイムエンタープライズ・賢プロ・ミュージックレイン・各3名 その他事務所 14名 こうしてみると、それなりの偏りであるか。ただ、青二や81、アーツアイム系列は所属人数が多いので、受賞者が多いのは不自然ではない。問題は、所属人数が多いにも関わらず受賞者が出ていない、ここに名前が出ていない事務所であろう。 その筆頭はやはり俳協。昨今ポロポロと移籍組が出たとはいえ、やはり所属数で言ったら圧倒的。受賞者が出ていないのは不自然に見える。元々所属していた浪川大輔がアクロスへ移籍した直後に受賞したのも気になる。そして、全体数では少し劣るが質の面で無視できないのが、大沢事務所。川澄・能登・明乃・花澤・井口の大沢5人娘が全く顔を出さないのは、流石に無理があるだろう。現時点では、この2つの事務所は「アワードに関わらない」という方向性を持っていると考えて良さそうだ。 そして微妙なのがシグマセブン。疑問はただ1点、「何故中村悠一の名前が出てこないのか?」というところだけなのだが、シグマは水樹奈々を受賞者として輩出している。ただ、彼女の場合は歌唱賞での受賞であり、歌い手としての水樹の所属はキングレコードだ。そのあたりのややこしい関係性を鑑みると、シグマもちょっと怪しい。 基本的に、現時点で多分受賞者が出ないだろうと思われるのはこの3つの事務所。他の個人経営や、新興の事務所についてはちょっと分からない。とりあえず、今回の投票・予想では、この3つの事務所ははずして考えることにする(もう川澄綾子の名前を出すのに疲れたからだ)。 また、暗黙の了解として、「同名義による受賞」も無いものと考える。ユニットなどによる同一人物の受賞、またはグレードが上がった受賞(助演→主演など)はOKだ。 ○主演男優賞 過去の受賞者「福山潤・宮野真守・神谷浩史・小野大輔」 ・投票内容と予想 中村悠一は無いものとして考えると、流石にこの部門も駒が減ってきた。あとは櫻井孝宏とか、助演から持ち上がりの三木眞一郞とか、そのあたりにも可能性が出てくるが、流石に面白くない。となると、やはり本命は最後の砦である杉田智和。過去の受賞者が持ち上がるというこの部門のセオリーから言っても本命だろう。まぁ、ここのところ主演と呼べるものは少ないのだが……持ち上がりが有利というなら、岡本信彦、浪川大輔あたりも候補たり得るだろうか。保志総一朗や中井和哉など、過去に名前が出ていない連中がどう関わるかが気になる。 個人的に推したのは、「四畳半神話大系」「生徒会役員共」でインパクトを残した浅沼晋太郎。彼のような奇妙な存在感がある方が、役者としては見ていて面白い。是非ここらで評価される機会が欲しい。ただ、上で散々チェックしておきながら、浅沼君の事務所は大沢だったという罠がありましてな……駄目じゃん。 ○主演女優賞 過去の受賞者「朴璐美・平野綾・釘宮理恵・沢城みゆき」 ・投票内容と予想 昨年度のみゆきち受賞によってひとまず落ち着いたこの部門。意外なことに、持ち上がりでふさわしそうな顔はそこまで多くない。あるとしたら、ちょっと釈然としない部分はあるが、戸松遥・豊崎愛生のミュージックレイン一騎打ちということになるだろうか。今年だけに限っていえば、豊崎の方が「主演」っぽさではややリードである。残念ながらミューレがこれ以上出てくるとあんまり世間の反応は良くなさそうだけど。あ、伊藤かな恵って手も……いや、まだちょっと早いかなぁ。 そうなると、過去の受賞者以外から「主演」らしい人を引っ張ってくる方が見栄えがする。今年度の活躍を見渡すと、この期に及んで田村ゆかりの存在が気になる。「刀語」「B型H系」など数は少ないが、未だに多くの王国民を引き連れるカリスマ性は健在だ。一応注意したい対抗に伊藤静もいるのだが、流石にちょっとパンチが弱いか。 で、最終的に私が推させてもらうのは、「地味だけど気付けば主演」でお馴染み、藤村歩嬢である。彼女のスタンスってものすごく不思議で、特にアイドル性を感じさせず、主演作品もどこか地味な落ち着き方になってしまうのだが、スッと入ってくる奇妙なパワーがある。今期だけでも「クェイサー」「メイド様」「イカ娘」「テガミバチ」「心霊探偵八雲」などで力を発揮してくれている。こういう役者が好きですね。あと、もう一票入れられるなら福圓美里っていう線もあったんだが、彼女はシグマだから諦めた。まぁ、あんまり主演のイメージもないからな。 ○サブキャラクター 男優賞 過去の受賞者「石田彰 宮田幸季・神谷浩史 小野大輔・井上和彦・杉田智和 浪川大輔・三木眞一郞」 ・投票内容と予想 もう、年齢制限も吹き飛んでしまったし、好きにしてくれ、としか言いようがない部門、それが助演賞。 去年まで推していた吉野裕行が残念ながらシグマなので、引き続き考えられるのは例えば日野聡。あとは子安武人だの平川大輔だの鳥海浩輔だの、まぁ、腐女子から文句が出ない程度に抑えておけばいいんじゃないでしょうか。置鮎龍太郎っていうのもチャレンジングな感じが一切しなくていいかもしれませんね。個人的には藤原啓治とか大川透とか、おっちゃんたちが受賞してくれると普段見られない顔が見られそうで少し嬉しい。 で、今年のアニメをざっと見て思い出したのだが、そういや下野紘って名前もあんまりここでは出ないですよね。折角なので推しておきました。下野おかあさんは主演賞でもいいくらいの立ち位置なんだけど……なんか、主演賞が似合わない。 ○サブキャラクター 女優賞 過去の受賞者「小清水亜美 後藤邑子・釘宮理恵 斎賀みつき・遠藤綾 沢城みゆき 井上喜久子(17) 堀江由衣(17)」 ・投票内容と予想 昨年の17歳コンビのせいでこちらも「もう好きにしてくれ」臭が半端じゃないですね。対象が多すぎて選ぶことが出来ません。よって、少し希望を交えつつの予想にしたいと思います。 「主演じゃなくて助演」っていうのがポイントで、脇で輝く役者というと、真っ先に浮かぶのが喜多村英梨。気付けば主演っぽい配役がほとんど無いのに、何故か抜群の安定感。「AB」は好かんけどユイだけは大好き。良い役者だ。同じような立ち位置だと生天目仁美ってのもいますね。ドレス姿のナバが見たいです。今年1年で限定すると、急激に注目があつまるのは、どっちかって言うと主演っぽいけど小笠原亜里沙。そして、サブキャラで欠かせない声というと、一押しなのは矢作紗友里。彼女のいかにもアニメらしいキンキン声は替えの効かないものですな。 色々と魅力的な候補が多い部門でありますが、今回大プッシュさせていただくのは、「替えの効かなさ」では他の追随を許さない、新井里美大先生。今年が受賞に一番のタイミングだと思います。多分、誰一人文句を言わないベストな受賞者じゃなかろうか。 ○新人男優賞 過去の受賞者「柿原哲也 森田成一・羽田野渉 代永翼・岡本信彦 梶裕貴・阿部敦 前野智昭」 ・投票内容と予想 毎年一番頭を悩ませるのがこの部門。男性声優は本当に世代交代がうまくいっておらず、なかなか新しい名前が出てこないのである。 何とか今年1年で探してみると、このブログで言及した男性新人声優は、「みつどもえ」の千葉役、山本和臣。世間的にはどの程度の知名度かは分からないが、うまいのは間違いないので、個人的にはおさえておきたかった。投票先があるだけでも偉い。あとは、ちょっと釈然としないけど細谷佳正はそれなりに露出があった「ギリギリ新人枠」。今ひとつスキルが伴ってないのが残念だけど、それだけに一発で覚えられたし、声質はそれなりに特徴があるので、今後の伸びに期待したい。 あとは、ひとくくりで申し訳ないが、「キルミンずぅ」の牙組に名前を連ねてた連中が気になった。新人も、そうでない人もいたみたいだけど、いい味が出てたと思う。この部門については、このくらいで勘弁して下さい。 ○新人女優賞 過去の受賞者「平野綾 鹿野優以・加藤英美里 小林ゆう・阿澄佳奈 戸松遥・伊藤かな恵 豊崎愛生」 ・予想と感想 予想というか答えと言ってしまっていいと思うのだが、悠木碧は絶対に外せないだろう。個人的には主演で選ばれてもいいくらいだと思うのだが、一応回りに気を使ったらここからスタートだろう。あおちゃんが選出されないなら、この賞に価値はない。 対抗、時点は去年選ばれなかったのが不思議だった早見沙織。正直、今年はこの2人でいいと思う。世間的にも文句は出ないだろうし。 ただ、対抗も強力なのが難しいところ。筆頭はこちらも主演になってもおかしくない人材、日笠陽子。今年一番の伸びを記録した 俺の理想像→「主演・あおちゃん」「助演・彩陽としゅが」「新人・早見とぴかしゃ」。ぴかしゃとあおちゃんは入れ替え可。 ただし注意が1つ。新人枠ってことで、「1本芯の通った棒」ことO見川が出てくる可能性も否定できない。全力で阻止しろ。出てきたらマジで愛想を尽かす。あれ、案外アンチフラグが多いぞ。 ○歌唱賞 過去の受賞者「水樹奈々・平野綾・加藤英美里・福原香織・遠藤綾・中島愛・放課後ティータイム」 ・投票内容と予想 正直言うと、連続受賞さえ許されれば今年もHTTで鉄板なんだ。でも、多分それは許されないんだろうなぁ。だとすると、すごくナニな話だが、目立って歌唱に力を入れている声優というとSphereってことになる気がするのだが……いいのかなぁ。他の部門に1人も出てこないでここだけ、ってんならありだと思うけど、多分豊崎が他に何も受賞しない可能性は低い。出来ればはずしたいところだ。 となると、去年も推したけどfripsideこと南條愛乃あたりか? 今更坂本真綾にバトンを渡してみるか? 劇場版ハルヒにかこつけて茅原実里を持ち上げるか? うーん、どれもこれもちょっと時季をはずしている気がする。難しい。 え? 私の投票先? いや、高垣彩陽以外にあり得ないですけど。何か? ○ベストパーソナリティ賞 過去の受賞者「浅野真澄・鈴村健一・神谷浩史・小野坂昌也」 ・予想と感想 その年最も汚れだった声優を選ぶ部門。こうして並べると荒鷲先生の貫禄がケタ違いだ。最近は本当にラジオを聞かなくなってしまったので、ここもなかなか選びにくい部門。パンダ番長が選べれば話は早いんだけど、事務所縛りがあるからなぁ。ということで、順番から言って女性声優を置いておきたいので一応日笠陽子で投票しておきました。デジスタを筆頭に、気付けばものすごい本数のラジオやってるしな。 他に選出されそうな面子としては、例えば何故かラジオから映画まで作っちゃった小野大輔とか。評判を聞くと豊崎愛生がここでも出てきそうなのが怖い。怖いので、もうアスミスにあげちゃうっていうのはどうだろう。 ○シナジー賞 過去の受賞歴「ポケットモンスター・仮面ライダー電王・鉄腕アトム・機動戦士ガンダム」 ・予想と感想 別名金づる賞。……けいおんでよくね? PR
無題
初めまして。
自分も是非とも悠木碧ちゃんには新人賞を取って貰いたいと思うのですが、Wikipediaによると、彼女の声優としてのデビューでも、2003年とあるので、新人賞の受賞資格であるデビューして五年以内と言う項目を満たしていないので恐らく、悠木碧ちゃんは無理だと思われます。 となると早見沙織さんか竹達彩菜さんでしょうが、世間の傾向から見ると、竹達彩菜さんかなと予想します。
無題
初めましてです。コメントありがとうございます。
コメントの件ですが、例によってこの賞は選定基準が不明確な部分が多いですから……羽多野渉が2008年に新人賞受賞→wikiだと2001年に仕事がある、とか。確か平野綾の新人賞も怪しかったはず。だからメジャーになったタイミングをデビュー年とカウントして、かってに選出してしまう見込みは充分にある……っていうかあって欲しいんですよね。 でもまぁ、台所事情の苦しい男性部門と違って、女性新人は選択肢が多いから、わざわざグレーゾーンの人間を選ぶ必要もないんですかねぇ。 よし、それならやっぱり新人賞は早見&日笠でいきましょう。あおちゃんはもう主演でいいじゃない。 |
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