最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
普通のハーレムもの、第6話。考えてみりゃ、グダグダと小難しい感情に揺れることが多い昨今のアニメでは、6話時点でヒロイン2人がはっきりと告白してる作品ってけっこう珍しいかもしれない。メインヒロイン(予定)が完全に空気扱いされているのはどうかと思いますけど。
宗朗のリサーチにより徳川慶彦への疑惑は確信へと変わり、千姫と宗朗は徳川家別荘にあるというメインサーバへの調査を決意。国家への反逆をも意味するその行動には他の連中は巻き込めないというので、こっそり夜逃げまがいの逃避行を企てるも、幸村にはあっさり見破られ、結局いつもの面子で珍道中。海だ! 水着だ! 触手プレイだ! な、お約束展開へと転がり込むが、諜報員としての才能が欠片もない兼続が慶彦の存在をあっという間に暴露し、さらに宗朗の渇と覚醒十兵衛の的確なフォローにより、千姫と幸村という犬猿の仲のコンビにようやく和平条約が結ばれることになった。めでたしめでたし。 ふむ、これ以上無いくらいに普通の萌えもの展開でしたよ。積極的にアプローチをかける幸村と千姫の存在は、墨汁にまみれたこの世界をピンク色に染めるのに充分であり、「バカンス」という言葉が漏れるのも当然の成り行き。普段から充分にエロい格好なのであまりサービスになっていない気もするが、変態としか思えない十兵衛と千姫の水着姿と、対抗して勝ち組気取りの幸村のスク水姿など、確実にどのアニメでも確認出来る、お約束の絵面である。ただ、不思議なことにこの作品はそうした部分に全くエロが感じられず、積極的な誘致要因にはなりそうもない。この絵柄で萌えものっていうのが、ちょっとそぐわないのかねぇ。一応後半の触手プレイなんかもかなり露骨にそっち方面だし、男湯での兼続妄想シーンは頑張っている部分だと思うのだが、作品のテイストのせいか、サービスシーンではなくて単なるギャグにしかみえないんだな。ま、個人的にはそれで楽しいからいいんですけど。 シナリオ上のポイントとしては、まずは千姫が慶彦への対抗姿勢を明示したことが1つ。宗朗のリサーチ報告で文政だのといった江戸の年号が飛び交うのに、その直後に千姫が提案したのが「メインサーバへのアクセス」ってんだから訳が分からない。この時代設定の無茶苦茶さは、何回見てもちょっと笑ってしまう。 そして、もう1つのポイントとしては、これまで険悪な関係だった幸村と千姫の和解がある。十兵衛が二人に協力を仰いで共同作業として敵を撃破したのはかなり無理矢理感が否めず、「大して強くもなさそうな妖魔なら、マスターサムライ3人がかりはやり過ぎだろうに」とも思うのだが、何とか軍師を作戦の中枢に組み込むためには、こうした和平エピソードも必要だったのだろう。恋のライバルでもある2人の関係性を考えると、たまたま今回共闘したくらいでは根本的な解決にはなっていない気がするのだが、一応共通目標が「人助け」だったというのは二人にとっても悪くない要素だろうから、何となく仲良くなれそうな雰囲気は無くもない。……いや、やっぱ微妙。半蔵も気が気じゃないだろうなぁ。 他にも、キス1つであれだけ大騒ぎしていた連中のはずが、今回あっさりと覚醒十兵衛の召喚を受け入れているのもなんか妙な感じ。もう、そのへんの話は気にしなくなったんですかね。十兵衛のキャラクターもいまいち固まっていないし、お遊び要素ばかりが先行してメインとなるキャラの掘り下げが徹底していないのは気がかりです。 ただ、個人的には今回も大活躍してくれていた兼続のキャラがガンガン立ってきていたのは嬉しかった部分。ありがちな「へたれた雑魚キャラ」ポジションなんだけど、行動理念が「慶彦のため」と「淫魔を誅殺する」の2つで成り立っているので、どこかちぐはぐな行動に出ているのがいかにも馬鹿っぽくて面白い。豊崎愛生のキャラ作りもコミカルで上手いし、ひょっとしたらヒロイン勢の中で一番好きなのは兼続かもしれない。いや、決して豊崎の喘ぎ声が聞けたからとか、そういう理由ではなくてね。 今回は「白い墨汁」という訳の分からない存在が初披露。加えてバトルシーン長めだったので、剣戟やダメージなど、いつも以上に墨汁が頑張ってくれていました。やっぱり飛び散る墨汁が無いとこの作品は物足りないからね。中盤のシーンあたりはカットの切り替えが少し速くて独特のリズムが気持ちよかったのだが、今回はコンテが木村真一郎だった。やっぱりこういう作品だと活き活きしてるなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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