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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 はい、フィルムが今井リサだったので私の勝ちです。まぁ、最近の文化でフィルムがどの程度重要なのかってのは微妙なとこですけどね。リサ姉しか勝たん。

 

 

 

<というわけで一応ネタバレ注意ですが、ネタバレ怖かったらガルパプレイしとけって話ですよ>

 




 

 後半戦。一言で言うなら「至高」ですよね。まぁ、いつも通りって言ってしまってもいいんですけど。第1章同様に、基本的にはゲームシナリオを書き起こしたものになっているので、シナリオラインに関しては特に新しいものは出てこない映画。新しいものを見たいと言う人は、来年封切りされるというポピパの劇場版を待ちましょう。あ、もう直ぐフィルムライブもあるのでそっちも新規といえば新規か。とにかく、こちらはゲームで展開されたシナリオをもう一度ちゃんとアニメにしてみよう、と言う作品である。つまり、基本的には割と強火のロゼファン御用達ということになる。そして幸いにも、私自身は割と強火のロゼファンである。

 いやー、やっぱ良いものですよ。前回が「約束」までということでバンドストーリー1章2章も込みでやってたのでやや駆け足気味だったのに対し、今回はノーブルローズでいえば「2」と「3」の2本のみなので、割とじっくりお話を追うことができるようになっている。個人的に嬉しかったのは、正直ゲームで読んでた時にはあまり印象に残らなかった「2」のシナリオを改めてきちんと味わえたことだ。どうしてもゲームのシナリオって流し読みになっちゃうし、「2」は「約束」とクライマックスの間という立ち位置だったので地味だったのよね。せっかくのあこちゃーメインのお話だったのに。今回改めてそのシナリオを追い、すでに「“Unions Road」の歌詞をじっくり知り尽くしたあとだからこそ味わえる部分がかなり響くものに仕上がった。なんかもう、歯型だらけででゅるでゅるになるくらいにユニオンをしゃぶり尽くしている感がある。初読で全然気づかなかったが、そうかぁ、そういう意味の歌詞だったのかぁ、っていう。今作を見たあとだとユニオンの印象もだいぶ変わるよ。「数多のゴールを繋ぎ続け」とか、「カウントアップ重ねて」とかね。正直、これまでは「Roseliaは他のメンバーを象徴する曲があるのに、あこだけあんまりそういうのが無いんだよなぁ」って思ってたけど、今後はユニオンがあこ曲だと受け止められそう。まぁ、未だにライブでかけられたことの無い曲なのだが……この映画を契機に、次のライブでのお目見えがある……といいな。

 そして後半は当然「Song I am」ということで、Roseliaの1つの結末が描かれている。個人的にはやっぱりラストLOURDERの持ってき方ですかね。友希那さんの台詞が、かつてリアルRoseliaであいあいが言ったあの台詞と完全に重なるっていう演出は、阿漕だなぁ、と思ってはいても、やっぱりずるいっすわ。この映画までだいぶ時間はかかってしまったが、ようやくあの時の伏線が完全回収できた感じ。リアルとキャラが交差するバンドでしか味わえない楽しみってのはこういうところにあるもんでね。

 そしてもちろん、一番の見どころとなるライブシーン。ユニオンは今作でその完成度を一歩上にあげたように思う。そしてFWFの3曲ライブ。ラストLOUDERの鬼気迫る様子は言わずもがなだが、個人的にはNeo-Aspectの新規映像が嬉しい。実を言うと、一発目のネオアスのPV、ちょっともったいなかったんだよね。何しろ、今のサンジゲン体制になって初めて作られたライブ映像が当時のネオアスだったのだ。やっぱりまだ映像部分がこなれてない感じがあって、もうちょいグレードアップさせてほしいと思っていたところ。今回の映像ではめでたく港友希那と相羽あいなが融合してるんですよ。ポージングのあれこれをあいあいのモーションから持ってきてるので親和性がグンと上がっている。そして締めくくりは「Song I am」。まぁ、欲を言えばここはいっそのことフルバージョンでやって欲しかったとは思うんだけども……それはまた別な機会にお預けかな。ステージ上で新曲っつってラストまでやられたら友希那パパがどう感情を処理していいか分からんかもしれないからね。とにかく、ライブシーンの完成度はリアルRoseliaファンとしては文句のないものなので、やっぱりこうして映像化してもらえたのは恵まれてるなぁ、と思うのですよ。出来れば他のバンドもこういう機会を与えてあげてほしいんだけどね。是非とも「もういちどルミナス」と「キミがいなくちゃっ!」だけでもシナリオ映像作れませんかね? あと個人的に激推しは「sasanqua」。多分映像化されたらエモ死する。

 さて、残りは本筋とは関係ないけど気になった部分をいくつかピックアップしていこう。まずはオープニング。新規MV仕立てのOPになっているのだが、何故かそのモチーフはチェス。それぞれのキャラがチェスの駒に見立てられていて、登場順にりんりん→ビショップ、あこ→ルーク、リサ姉→ナイト、紗夜さん→クイーンとなっている(当然友希那がキング)。「やっぱ紗夜さんがクイーンになるのかぁ」という不思議な納得感。でも、多分港友希那はチェスクッソ弱いと思う。「私には歌しかないから」。

 前回に引き続き、Roseliaメンバーの日常が丁寧に描かれているおかげで5人のおうちの映像が色々見られるのだが、やっぱこいつら生活水準が高すぎて怖い。一番普通っぽいのが湊家&今井家で、お隣さんなので大体戸建価格も似たり寄ったりのお家だろう。友希那さんは一人娘だし、二階でおそらく南向きのいい部屋をもらっていると思われる(友希那部屋、あまりにシンプルで色気がない)。メンバーの中で唯一集合住宅に住んでるのが氷川姉妹。ただ、今回日菜が待ってたのがマンションのエントランスだと思われるが、当然それなりに高そうである。そもそもマンション住まいできちんと双子姉妹それぞれに個室が与えられるくらいの広さって言う時点でいいとこに違いない。一応、部屋のサイズはメンバーの中ではやや控えめかもしれんけど。そして同じ姉妹でもだいぶ様子が違うのが宇田川家。あこがいっつもいるPCの部屋はリビングなのだと思われるので私室の様子は分からないが、ぱっとみデザイナーズハウスっぽさがあって、設備規模がいちいちでかい。これまたいいとこの娘さんなんだろうが、なんでこんな家庭環境からあんなソイヤ娘が生まれたのかはよく分からない。PCのスペックはやたらたかそうだが、流石にそっちはご両親がPC好きなのだと思いたい。中学生の娘に買い与えるサイズじゃねぇからな。多分、あこもりんりんも、親御さんがたまたまいいPCを買い揃えて、家族共用で使っていいって許可もらったからNFOに出会ったのだろう。ということで圧巻は白金家で、りんりんがいつもいるのはリビング……なのか、もしかしたら「応接室」みたいな部屋かもしれん。何しろ馬鹿でかいマルチスクリーンのPCに加えてグランドピアノ。しかもグランドピアノは夜の時間も弾き放題っぽいので、住宅全体の防音設備もばっちりである。多分一番いいとこのお嬢さんなのはりんりん。こんだけブルジョアの集まりなのだとすると、そりゃ反骨赤メッシュが反骨したくなる気持ちもわかるわ。まぁ、あいつはあいつでめちゃめちゃいいとこのお嬢なんだけどさ。「ガルパメンバーで一番貧困なの誰だろ……」って考えたけど、ロックの実家とかが一番普通かも。あと北沢精肉店とかかな。

 めっちゃ細かい部分まで見て楽しんでしまう今作。やはり解像度が上がるというのはとても嬉しいものである。これでRoselia関係のプロジェクトは一段落ということになるが、この作品をステップに、さらにリアルも2Dも磨きをかけて活動を続けてほしいものである。まずはライブだ。ライブ行きてぇ……。

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