最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「天官賜福」 5 もうそろそろ白状してもいい頃だと思うが、実は私、前クールで途中から視聴せずにフェードアウトした作品があったんですよ。正確に言うと冬クールスタートの2クール作品だったのだが、そのタイトルを「魔道祖師」という。一応言い訳をすると、1クール目が終わって2クール目に切り替わる際に、他の番組との兼ね合いで予約録画の調整をいじっていたら、いつの間にか予約が切れていたらしいのだ。ただ、そうして予約が切れてからも全然そのことに気づいておらず、一ヶ月くらい経ってようやく「あれ、そういえばあのアニメ、ここ最近見てねぇな」って気づいたのである。まぁ、それくらいの視聴体制だったために切れてしまったことも大してショックではなく、結局無言のままにレコーダーから消して存在自体を忘れることにしたのであった。 何が言いたいかというと、本作もそんな「魔道祖師」と同じ中国発のアニメーションである。そして何故か、雰囲気もすこぶる似ている。現状、これで中国製作のテレビアニメは2本目となるのだが、たまたま同じようなテイストの作品だけが日本に流れ着いているのだろうか。「羅小黒戦記」は雰囲気が異なるが、どっちにしろ異能の仙人のバトルっていう部分までは一緒だ。そういうアニメばっかり輸入されてくるのはなんでなんでしょうね。別に中国だっていろんなジャンルのアニメ作り始めてるだろうに。 で、そんな「魔道祖師」は何故観るモチベーションが低かったのかというと、とにかく話についていけないからである。1話目からもっと頑張って調べながら視聴していれば違ったのかもしれないが、毎週数十本視聴するアニメの一本として紛れ込み、漠然と流れていく姿を追いきれるものではなかった。ハードルは色々とあり、現状でそれを絞り切れていないのだが、大きく「人名が分からない」というのが原因として考えられる。ほんとにさ、中国人キャラの名前ってさ、覚えられないのよ。全員1音2音だから印象に残らないのよ。人名が覚えられないと、会話の中で出てくる誰が誰なのかが分からなくなり、あっという間にお話についていけなくなる。そういう流れである。あとはまぁ、純粋に文化的なバックグラウンドが違うため、どうにもあっちの人には自然と受け入れられるような描写も、日本人目線だと意味が追い切れないというシーンも多そう。前にも書いた気がするが、こう言うのを見ていると日本のアニメを追いかけてる海外ファンの人たちってほんと偉いな、と思う。 翻って今作についてはどうかというと、これまた「魔道祖師」と状況はほぼ同じだ。映像は間違いなくハイクオリティ。どこかufotableを思わせるような繊細なタッチに、国力を示威するかのような動画枚数。日本のアニメを飲み込まんとするチャイナ・アニメの基礎力の高さをうかがわせる。色々と議論のあるところだろうが、確実に中国アニメの技術は世界を取るところまで来ていると思う。そして、そんなクオリティは認めつつも、やっぱり話についていけないのである。同じ轍を踏まぬよう、今度はちゃんとキャラクターの名前を調べて、1話1話丁寧に見ていけば追いかけられるのかもしれないが……どうなんでしょうね? それでもやっぱり、前提となっている文化ベース、知識ベースが違うので色々とついていけてない感はありそうだしなぁ……。まぁ、少しずつ慣れていくしかないところだと思う。せっかく放送されているのだから、なんとか中華アニメも楽しめるようになった方がお得に決まっているのだから。……中国語勉強するしかないか!? PR |
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