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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ガチガチにヅカ出身声優で固めてる中にしれっと混ざってる斎賀みつき、第9話。まぁ、あの人は存在がヅカみたいなもんだから……。

 どうにもヅカ特有の文化ってのは謎が多く、今回の年配の「お姉様方」の扱いなんかも不思議な要素が多い。基本的に先輩連中ってのは無条件で敬意の対象となり、予科生なら誰もがその名を知っていて、「あまりの神々しさにムスカっちゃう」くらいの衝撃を受けるものなのか。まぁ、宝塚自体が「西の東大」と言われる狭き門で、そこにわざわざ集ってくる若手は本当に先輩連中に憧れて入ってくるのだろうから、この脈々と続くチェーンが途切れることは無いのだろうが……少年漫画的な文化なら、「その伝統を打ち壊すことです」くらいの破天荒な奴が歴代のどっかにいてもおかしくない気がするんだけどね。多分その素質を史上もっとも持っているのがさらさなんだろうけども……さらさも素直に尊敬の念を表すことに抵抗はないみたいだしなぁ。まぁ、この空間はこれでいいのか。

 で、そんな長い歴史を紡ぐ敬意のチェーンの中でも、今回は珍しい双子新人のお話。双子というモチーフは、本当に扱いやすいというか、分かりやすいお話が出来るよね。何をやったとしても最終的には「双子の神秘」でまとめられて、多少変なところがあったとしても、我々のように双子を持たない普通の人間にはあずかり知らぬ関係性があるのだ。双子を「同じとみているけど立派に別々の個人なのだ」という落とし所で語る話、多分何十何百とみてきていると思うのだが、その度に毎回「自分の隣におんなじ顔でおんなじことする奴がいるという日常、やっぱり怖いよなぁ」と思っちゃうので真剣に観てしまう。私は双子なんかいたらたまったもんじゃないと思うのだが……世間には仲のいい双子も悪い双子もたくさんいるのだろう。とても神秘。

 で、当然この流れで行き着くのは中の人の話なのだが、申し訳ないことに私はあんまり触れる機会がないせいで松田姉妹のパーソナリティ部分ってあんまり知らないのよね……当然、見分けられないし聞き分けられないのである。すまん、でも、やっぱこうしてじゃんじゃか双子役のオファーが来るあたりは純粋に武器として活用できてるよな、とは思う。そして、上で書いた通りに「双子も両方とも別々の個人なのだ」ということは理解しつつも、いざオーディションになったら単品の役だとどっちに振ったらいいかよく分からん。紅華の先生方は、いったいどういう理由で去年千秋の方だけ落とすっていう判断になったんでしょうね……やっぱりなんか違う部分があったんかなぁ……。今期だと「チート薬師」の犬っこが松田姉の役で「こっちは姉単品か」と思ってたんだけどきっちりゲストキャラで妹も出てきてた。謎だ。(相変わらず役と中の人の情報をごっちゃにしてお送りしています)

 まぁ、とにもかくにも仲直り出来てよかったですね、というお話でしたとさ。二人ワンセットになるので扱いも他のキャラの半分の時間で終わってしまうってのも双子キャラの宿命。余った時間は杉本さんの鼻血などをお楽しみください。

 それにしても、完全に「実家」になってしまった愛ちゃんの強さよ……。毎話髪型が変わっていくヒロイン、あまりに自由すぎて素敵。「髪型が変わるヒロインが好き」は事あるごとに言ってる話なのだが、こうして毎週髪型が変わるっていうこと自体をパーソナリティにしてしまうってのも面白いな。ハルヒか。

 

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