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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 カニはcancerを連想させるので病院に持ち込むのはよくない、っていう理由を考えてみたんだがどうだろう、第8話。いや、そもそもタイトルがcrabつってるし、婦長さんが「K」って呼んでる時点でありえないのだけども。

 「カニが何よりも嫌い」っていう婦長さんの設定は「どないやねん」と思う部分ではあるのだが、まぁ、世の中にはカニに指を千切られた人だっているのだろうし、きっと何かとんでもない目に遭わされたのだろう。あと、私の場合は海とは1ミリも接しない人生を歩んできたのでカニと言われてもまったくピンとこないのだが、冷静に考えるとそこそこデカくてカサカサ動く多脚生物っていうだけでそれなりに気持ち悪いと言えなくもない。家の中に突然カニがいたら、そりゃゴキブリと同じレベルで怖いとは思うよな。それこそGじゃなくてKと呼んでいた婦長さんの気持ちも分かるかもしれない。

 まぁ、今回のお話、割とカニのくだりはどうでもいいんだけどな。いや、そんなこと言ったらどうでもよくない部分はどこやねん、って話になるのだが……一応作品全体のデザインを考えると、今回重要なのは①「くくると夏凛ちゃんの関係性の再構築」②「ウミやん正式参戦」の2つかな。①に関して、すでにうどんちゃんと夏凛ちゃんは全面的にくくるに協力する姿勢を見せていた訳だが、その根底にある動機までは語られていなかった。まぁ、どうせ同じ村で育った幼馴染なのだろうし、純粋に郷愁と愛着からがまがまを守りたいと思っているっていうのは説明しなくても伝わってくる部分ではある。それに加えて今回のエピソードを挟むことで、より具体的に夏凛ちゃんが頑張ってがまがまを守ろうとしてくれていることが伝わってくるわけだ。まぁ、厳密に言えば今回の移動水族館自体は別にがまがまの経営改善には役に立ってないので、夏凛ちゃんのモチベは「がまがまの存続」というよりは、「がまがまにいい思い出を」くらいなのかもしれないけども。そこでちょっとくくるとのすれ違いは起こってしまったが、なんにせよくくる案だけではこのまま閉館を待つばかりな気はするので、観光協会側から積極的なアプローチがあることで何か大きなソリューションにつながるかもしれない。

 そして②の方も割と大事で、これまでのらりくらりと仕事への熱意についてはごまかしてきたウミやんだったが、今回女の子との約束を交わしたことで、「がまがまがなくなっては困る」という明確な理由が出来た。これで前回の空也に続いて、くくる精鋭部隊に加わる新たな人材になったと考えることが出来る。まぁ、元からがまがまには愛着を持ってる連中だろうから、実際の効率はそこまで変わらない気もするが……とにかく多方面から「がまがま潰れるな」という信念が湧き上がることは重要である。経営面に関しては今更あがいてもしょうがないので、そういうスピリチュアルな部分で逆転を狙い、あとは根性で押し切るしかないのである。今回のお話、女の子がなんであんなに露骨にウミやんを避けようとしてたのかとか、後から考えるとよく分からん要素が多い気はするのだが、まぁ、そこも根性論で。ほら、婦長が謎のカニセンサーを持ってたわけだし。

 そしてここで、新たな水族館からの刺客が送られてきた。……普通に考えて、おじいががまがまの生き物たちの譲渡先として考えてる第一候補は新しい水族館だよね……くくるの心情を考えると、流石にそっちで働くからがまがまは潰れてもいいよ、ってわけにはいかんよなぁ。でも、観光客が新しい方に行くのは当たり前だしなぁ……この世界の沖縄、水族館は何件あるんだろうな。

 

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