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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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蝋燭林の魔女/Candlegrove Witch
 とりあえず、そのイラストの様子は絶対に山火事になると思うのだが……どういう儀式やねん。ただでさえ夜が長くて寒いらしいんだから無駄遣いすんな。さておき、いかにもありそうなコモンの2マナ枠。「2マナ2/2で条件付きで飛行」はお約束で、例えば同じイニストラードなら昂揚達成で空を飛ぶ「ムーアランドの流れ者」なんかがいた。飛行があるか無いかは大違いなのでどれくらいつけやすいかで評価がわかるわけだが、歴代の中でも難度は高め。そもそもクリーチャー3つ並べないと話にならないし、それらのパワーの値にまで気を配らなきゃいけないので「序盤からさっさと飛んでビート」とかは夢のまた夢。つまりは大体バニラな希ガス。まぁ、マナカーブって大事よ。
 
 
セレスタスの奉納者/Celestus Sanctifier
 3マナ3/2の普通ボディに、さりげない諜報のようなよく分からん能力を付随させた、「リミテッドでも脇役」部門。昼夜が切り替わるたびに「2枚見て1枚落とす」が義務化されるので、一応の効果としては「ドローの質の向上」「墓地肥やし」の2つがメリットになるが、絶対に2枚のうち1枚を墓地に送らなきゃいけないので、場合によっては「ドローの質の低下」につながるリスクもあるのが気になるところ。でもまぁ、白メインだとなかなか墓地を肥やすのも大変そうだし、降霊を満喫したいならお願いしとくべきなのかも。降霊やフラッシュバックなら墓地に落とせば擬似的にドローしてるようなもんだしね。
 
 



(喜捨の勇者)/Champion of Alms

(礼拝堂の盾霊)/Chapel Sieldgeist
 健気な守り神。生前は率先して現場に向かう勇敢な人だったんですよ。でもまぁ、所詮は人間ですからね、すぐに死んじゃいましたね。その後霊として生まれ変わった時には、その献身的な魂が力を持ったんでしょうね。住民全員を守ってくれるような優しい霊になってましたよ。パワーはそこまで高くもないですけどね……。というわけで、生前は装備品やオーラの手助けが無いと大したことがないクリーチャーなので、さっさと死ぬか直接墓地に送って第2の人生からのチャレンジ。4マナクリーチャーとして見れば並ではあるが、手札を使わずに出てこられるのはやはり有能。こういう奴がいると、アリーナだとアラートが出てくれるからミスは少ないのだが、紙のMagicだと護法を忘れててえらい目にあいそう。
 
 
垣魔女の仮面/Hedgewitch’s Mask
 開発チームが度々キーワードとかコンセプトとして盛り込もうとするんだけど今ひとつ馴染むことがない、限定的回避能力を与える装備品。「パワーN以上にブロックされない」をキーワードに落とし込もうとしたものには潜伏能力があったが、結局メジャーにならずにこうして単発カードとして登場するにとどまっている。今回は装備品ということででかいクリーチャーにつけられればかなりコンバットが楽になるのが売り。パワー4以上に止められないなら、タフネス4以上につければ確実にブロッカー2体を必要とするのだ。是非ともそういう大雑把な使い方をしてみたいところだが……まぁ、環境のアーティファクト破壊の枚数次第かな。アーティファクトがメタられにくくなった時のリミテッドの装備品は強い。
 
 
忠実なグリフ/Loyal Gryff
 3マナ2/2飛行瞬速という気の利いたボディに、自軍クリーチャー1体を「救出」するおまけ付き。「救出」は単体だとそこまで出番の無いカードだが、主軸級のクリーチャーのおまけとしてなら文句なしで採用可能だ。ただ、問題は主軸級になっちゃったおかげで、能力とか使わずにさっさと3マナアタッカーとして展開しちゃいそうな部分。まぁ、それはそれで。
 
 
儀式の守護者/Ritual Guardian
 こらまた普通すぎるクリーチャー。3マナ3/2、所により、本当に所により絆魂。……今回、明らかにコモンのカードパワーは抑え気味だな?

 

 


日金の連射/Sungold Barrage
 ぱっと見で「大物潰し」の亜種かと思いきや、よく読むと除去の判定基準はパワーじゃなくてタフネス。割と珍しい部類のカードなので、比較対象としては4マナで同効果の「罪人逮捕」の完全上位互換ということになる。まぁ、結構前のカードなのでそれの上位互換と言われてもいまいち比較しにくいが。私の印象では「罪人逮捕」のリミテッド採用率は「デッキの23枚目に入るか入らないか」くらいだったのであまり強くなかった気がするのだが、3マナになったことで多少運用感は良くなるだろうか。まぁ、対象が決まっているのでそれこそメタ次第としか言いようがないが……これにより、「狼男の変身前は殺せなかったけど変身したら殺せるようになった!」みたいな状況が発生するので、何事も大きいことがいいとは限らないという教訓を教えてくれるカードでもあるのだ。

 

 


大軍退治
 このセットのラスゴのコーナー。ただ、このシステムはラスゴはラスゴでも、同じイニストラード次元の「冒涜の行動」のオマージュと見た方がいいだろう。一応除去の確実性が増し(そうか?)、トータルコストでは安くなっているのはラスゴ本舗の白の面目躍如。まぁ、この設定だと大差ないような気もするが。相場でいうなら4マナ以下なら帳尻が合う計算で、自軍も含めてクリーチャー4体以上ならそこまでハードルは高くなさそうだ。全てはメタ次第だが、ヨーリオンなんかが退場した後のコントロールデッキはどんな感じになるかなぁ。

 


 
移植された自我/Grafted Identity
 これはなかなか面白いデザイン。毎度おなじみの誘拐系オーラなのだが、コストを低減するために青には珍しく追加コストでクリーチャーの命を要求。結果として、「コストに支払ったクリーチャーがパクりたいクリーチャーと融合して、その精神を奪い取ったよ」みたいな構図になったわけだ。今回の青は黒と組めば腐乱ゾンビというお安い命が、白と組めば降霊クリーチャーという気安い命が用意できる。そうしたカードの利用法の1つとして、こちらのオーラがあるのはなかなか心強いんじゃなかろうか。まぁ、レアだけども。あとエンチャント破壊で強引に剥がされるパターンも当然あるのだが、エンチャント破壊で壊される程度の精神融合ってなんなんだろう。

 

 


ネベルガストの侵入者/Nebelgast Intruder
 強いスピリットの代名詞であるネベルガストの名を冠した新世代スピリット。先輩の「ネベルガストの伝令」はスピリットの力で次々にクリーチャーをタップして見せたが、こちらは至極普通に1回だけパワーを下げておしまい。「バロッグの混乱起こし」が空を飛んだだけ、といえば大体あってる。まぁ、それでもパワー2のフライヤーがコンバットトリックになるんだから充分な性能ではあるのだが……アンコモンならもうちょい色気出しても良かった気はする。

 

 


幽体の敵対者/Spectral Adcersary
 もしかしたらサイクルなのかもしれない神話枠。現時点で黒と青に判明しているのは、この多重キッカーじみた能力を持つクリーチャーである。一応キッカーと違って場に出た時の誘発能力なので、カウンターされたら払う必要がなかったり、スタックに乗って解決を待ったりする部分は要注意。こちらのスピリットは2マナ2/1飛行瞬速というスマートなボディは保障されており、そこにキッカーでオプションを追加していく。4マナなら3/2、6マナなら4/3とマナレシオも悪くなく、さらにキッカー分だけ他のパーマネントをフェイズアウトさせることができる。飛行クリーチャーのおまけとしては充分なボーナスだ。どのタイミングで使ってもそれなりの仕事はしてくれるので、スピリットデッキが再びの隆盛を迎えるならきっと様々な活躍を見せてくれるだろう。リミテッドだと、弱くはないんだけどレアとしては地味なのであまりうれしくはないかも。

 


 
穢れた敵対者/Tainted Adversary
 多重キッカーサイクル(仮)で、支払い次第で無限の可能性を見せるゾンビの親玉。2マナ2/3接死の時点でクリーチャーとして合格なのは神話レアの矜持だが、ここから5マナ3/4接死+ゾンビ2体の時点でそこそこ「墓所のタイタン」クラスになるし、8マナ払えたら4/5接死にゾンビ4体である。なかなかのお祭り気分。とはいえ、書いてて「あ、そうか、タイタンよりは性能低いか……」と思ったら割と冷静にはなったわ。一応、キッカー部分は「戦場に出た時に払う」の形なので、墓地から釣ったりしても支払うことが可能なのがゾンビらしい気配り。ただ、その分能力がスタックしちゃうのでいっぱいマナを払っても3点火力で焼かれるタイミングが存在しちゃうのは注意点。リミテッドだと大体5マナクリーチャーかと思われ。
 
 
炎の供儀/Immolation
 大体の場合に除去として使われる、オーラのふりした火力。ごく稀にパワーアップの方の効果を活用してとどめの一撃になったりならなかったり。これで昂揚がある環境なら「墓地にエンチャントが落ちる」は意味があるのだが、今回はなんでわざわざイニストラードにこれなのかはよく分からない。「流動石の抱擁」あたりがだいたい同じ効果だけど、シンプルに1マナでこの効果のオーラは初やなぁ、って思ってたら、なんとこれ、第4版からの再録とのこと。流石にそんな古いカードはおっちゃんも知らんかった。製作チームもよくこんなところから掘り出したな。ますます収録理由が謎や。

 

 


月の帳の執政/Moonveil Regent
 今回の神話ドラゴン枠。常に一線級の期待がかかるこの枠だが、今回はどうだろう。まず、4マナと軽い。ここは合格。やはり実戦に挑むには4〜5マナが最適。そして能力の方は……なんぞこれ。イニストラードなのに何故か突然収斂みたいな能力に……なんかお前だけ世界観違くない? 呪文を唱えるたびに手札全捨ての選択肢が出現。それを飲むと唱えた呪文の色数と同じだけカードが引ける。まぁ、大体の場合は1枚か2枚だ。手札0の状態なら純正ドローなので頭がおかしいくらい強いが、手札がある状態だと良くてもルーティングくらい。もちろん色数の多いカードを探して唱えてもいいが、ここから「ティアマト」を唱えると……手札どうなってまうんやろ。そしてそんなデッキならさぞかし色もにぎやかだろ、ってんで、こいつが死んだ時には今度は場の色数を参照して最後のダメージを残す。まぁ、これもまた普通のデッキなら1点か2点。つまりどんなデッキでも比較的安定して得られる恩恵は「4マナ4/4のドラゴンが、死ぬと1〜2点」の部分である。これだけだとちょいと物足りないかもしれない。となると、やはりドロー能力のフル回転がこいつの本懐。この4マナがマナカーブのラストになるくらいの速攻デッキを組めば、手札の最後の呪文を唱えるたびに1ドローを繰り返す無限ドローエンジンと化すかもしれない。感覚としては一時期大活躍した「熱烈の神ハゾレト」みたいな扱いでいいんじゃなかろうか。なんかのデッキのキーカードにはなりそうだな。
 
 
ヴォルダーレンの伏兵/Voldaren Ambusher
 ヴォルダーレンの名を冠する狙撃兵。オリヴィアさんは多分次のセットで結婚式をあげるんだろうから元気してるんだろうけど、吸血鬼が軒並み没落してる状態みたいなので、元気かどうかは心配である。さておき、こちらは吸血鬼が推し進める「相手のライフルーズ」を起点とした除去クリーチャー。自身が吸血鬼なので最低1点は保証してくれているので、3マナクリーチャーのおまけとしてはそこそこ。ただ、今回の吸血鬼の性質を考えると、一番「クリーチャー除去したいなぁ」と思うのは「ダメージを与えたいのにブロッカーが立ちはだかっている」というシチュエーションな気がするので、この能力が噛み合うかどうかはやや微妙。本体火力などで強引に問題解決する方法があれば輝ける人材か。「君主の一噛み」みたいなカードが欲しいな。

 

 


秋の占い師/Auger of Autumn
 当時様々なデッキで活躍した「クルフィックスの狩猟者」が装いも新たに新登場。タフネスが1下がったし、ライフを得るボーナスなんかは無くなったが、先輩と違ってライブラリトップの公開は必要なくなった。そして集会条件を満たせば今度は「ガラクの大軍」(今風に言うなら「レンジャー・クラス」)の仕事まで兼任し始める。トップから土地でもクリーチャーでも出し放題で、もう手札なんていらんかったんや。リミテッドならアホみたいなアド要員なのでゲームを決める能力だし、この性能で3マナなら構築まで上り詰めてもおかしくない。土地を加速する「ドルイド・クラス」との併用とかは面白いんじゃなかろうか。案外緑単の駒は新たに補充されるのかもしれん。

 

 


茨橋の追跡者/Briarbridge Tracker
 「追跡者」の名を冠し、かの大先輩「不屈の追跡者」の後を追おうと必死の若手。調査が1回自動で行える部分は優れているが、如何せんその1回こっきりなので、手がかりをアホみたいに量産していた先輩にはとても敵わない。無念。その分素のステータスは優遇してもらっており、警戒がデフォルトでついているし、手がかりがある限りは3マナ4/3警戒とかなりのマッシブ。知性よりもパワーで攻めるタイプの後輩だった模様。場に出た時点で手がかり確定なのでアドバンテージは確保できている。あとは野となれの精神でとっとと突貫して次代へと託そう。

 

 


筋骨隆々の破壊者/Burly Breaker

凶兆の血の破砕獣/Dire-Strain Demolisher
 力こそパワー!を体現するいかにも緑らしい人狼。5マナ6/5の時点で既に問答無用のでかさを誇るが、変身すれば8/7と異次元のサイズになる。仮に夜の状態で着地すれば5マナ8/7護法3。間違いなく化け物だ。とはいえ、現環境にも条件を満たせば5マナ8/7護法2の「パープル・ウォーム」がいるのでアンコモンとしては妥当なサイズではあるのかしら。プリーズトランプル。

 

 


セレスタス防衛/Defend the Celestus
 カウンターばらまきインスタント。1体に3つ置いて化け物を生み出したり、3体を満遍なく増強してコンバットを一気にひっくり返したり、4マナなりの柔軟性と決定力をもったトリックである。ではあるのだが、なんで突然これがイニストラードに収録されてるのかはよく分からん。あんまり他のギミックとのシナジーはなさそうだが……まぁ、強いならいいけどさ。ちなみにこちらは「注目のストーリー」。どうやら狼男のトヴォラーが祝祭の中心地であるセレスタスに侵攻してきているのを全イニスト民で止めようとしているようだが……何があったんでしょう?

 

 


掘り返し/Turn the Earth
 とにかく真正面からライブラリ修復のみを行うカード。墓地にカードがあるだけで害悪となるイニストラードでは相手の邪魔をするために緑ではこうした手段を取ることになり、過去の例だと「記憶の旅」がフラッシュバックも含めて一番近いカードだろうか。ただ、残念ながらリミテッドも含めて「記憶の旅」が活躍しているシーンを見たことがないので、このカードもどうなるか。一応、緑単色になり、さらに複数の墓地からでも同時に対象に取れるようになり、おまけとしてライフまで提供してくれるのでいろんなところが微妙に強化されてはいるのだが。まぁ、相手がよっぽど墓地にご執心の場合のサイドボードスタートかなぁ。

 


 
継ぎ接ぎ死体/Corpse Cobble
 墓地ではなくて戦場に出ているクリーチャーから「縫合グール」を作っちゃおうという新しい試み。誰の手の作品かは分からんが、このサイズへのこだわりはどこぞの弟者が関わっている気がする。戦場にあるパワーのトータルは変わらないので、何も考えずに使ってもカード1枚分の利益を得るのは難しい。今回のコンセンプトで言えば一番手っ取り早いのは使用済みの腐乱ゾンビをまとめてギュッとしちゃう方法だろう(腐乱は戦闘終了時に誘発するので、殴ってダメージを与えた後でもサクるタイミングがある)。ゾンビ製ゾンビを作れない場合は、あとは「死にそうなクリーチャーを有効利用」とか、「相手ブロッカーが1体しかいないので次のターンに渾身の威迫パンチで勝てる」とか、そういうニーズになるんだろうか。フラッシュバックまでついているので全く使えないという心配はなさそうだが、使い手の腕が問われる1枚。

 


 
戦墓の再誕/Diregraf Rebirth
 今回のゴルガリアンコモンはシンプルなリアニ呪文。イニストラードは普段墓地にろくに触らない赤とかですら墓地に関わるため、普段から墓地の専門家のこの2色の組み合わせはむしろ個性を出しにくくなったりする。今回は開き直ってまんま「ゾンビ化」を印刷するに至ったが、アンコモンっぽさを発揮するための2つの武器を搭載。1つは軽量化。大量虐殺後ならもしかしたら2マナで使えるかもしれない……けど、まぁ、「ゾンビ化」がそもそも4マナだしなぁ……。何かコンボ的運用を考えてもいいが、多分そこまでする呪文でもないので3マナ以下で唱えられたらラッキー、くらいの感じ。そしてもう1つの武器はフラッシュバック。こちらは純正アド能力だし、コストが高いので軽減能力が有効に働くタイミングも多いはず。リアニ呪文+フラッシュバックの組み合わせは切削能力との相性がいいので、きっとうまいこと使いこなすイニストラードらしいデッキが作れるはずだ。
 
 
肉削ぎ屋/Fleshtaker
 少年ガンガンとかで連載されてるデスゲーム漫画の敵キャラとして出てきそうなビジュアルが目印(伝われ)。ぱっと見で「お? ノッグルかな?」とか思うが、イニストラードにはそんなファンシー種族はおらず、単にあぶねぇ人間である。こいつがアンコモンで与えられているということは、今回の白黒は「生贄」をサポートする手段が多いということだろうか。確かに黒には腐乱ゾンビという格好の餌が与えられるし、白に与する人間も産めよ増やせよが信条。その2つを繋いだ時の戦略性が「命なんて燃料ですよ」になっちゃうのがなんだか倒錯しているな。細かい有利を積み重ねていくタイプのカードなので地味っちゃぁ地味。回避能力とかつけて決定力に仕立てられればいいのだが。
 
 
グール呼びの収穫/Ghoulcaller’s Harvest
 産めよ増やせよ。まぁ、ゾンビだけども。墓地のクリーチャー数をカウントしてのトークン生産は確かにゴルガリカラーの技。同じくイニストラードにはフィニッシャーとして意外な活躍を見せた「蜘蛛の発生」が作られている。今回はそんな「蜘蛛の発生」にかなり寄せたデザインになっているが、1/2到達が湧く数の半分(端数切り上げ)しか2/2腐乱が湧かないのはややスペックダウンだろうか。腐乱のせいで守備的な戦術とはかみ合わず、数に物を言わせて何ターンも殴り続けて勝つというプランが取りにくい。その分、素のコストもフラッシュバックコストもかなりお買い得にはなっているので、もういっそ本当にこの1枚だけで勝っちゃうような一点突破切削デッキを狙ってみるのがいいかもしれない。フラッシュバックも加えれば「蜘蛛の発生」と同じ数のトークンが湧くわけだし。

 

 


貪欲な食欲/Hungry for More
 吸血鬼さん、マジでかなり追い詰められてるんだろうな……。とにかくこのターンにダメージが与えたい! という吸血鬼の情動が一過性のトークンとして表れた。トランプルと速攻を持つトークンが突如飛び出すので、まぁ、それなりの確率で相手のライフは減ることになるだろう。どうせターンエンドに死ぬトークンを相手にわざわざブロッカーを差し出すのも効率が悪いからだ。ということで、一応2マナ3点(絆魂付き)本体火力。通せれば6点のライフアドなので2マナとしては充分だし、かなりお手軽なフラッシュバックがあるのでやろうと思えば2、3ターン目だけで12点のライフアド。あれ、強い気がしてきた。問題は相手がタフネス4以上を展開し終わった後のこと。吸血鬼、後のこと考えない。

 

 


忘れられた大天使、リーサ/Liesa, Forgotten Archangel
 ファッ? 何でお前しれっと現代でカード化されてんねん……。えぇと、もともとイニストラードの天使姉妹といえば、白をベースにそれ以外の4色と組み合わせた4人だったわけですよ。青のブルーナ、赤のギセラ、緑のシガルダ、そして最後の1人(にして長姉)が黒のリーサ。ただ、リーサさんは我々がイニストラードに到達するよりも前に「悪魔と契約しちゃった」という黒すぎる罪によりアヴァシンから処刑され、いつの間にやら3姉妹扱いになっていたわけだ(まぁ、今やシガルダ1人になっちゃったけども……)。そんな謎の存在であるリーサは過去に統率者レジェンンズでカード化されていたが、どういうわけか今回突如カードとして登場。ゾンビ要素もないし、純粋に復活したということなのだろうか。アヴァシンが消滅したところに舞い戻ったあたり……ソリンが見たらどう思うんやろなぁ。さておき、そんなリーサは以前と同様に絆魂を持ち、クリーチャーの死を操るシンプルなアド能力を装備。あたかもクリーチャー対応の「贖いし者、フェザー」のごとく味方に爆アドを届け、相手陣営にはさりげない嫌がらせを。特にひねった能力でもないため、リミテッドなら当然ゲームエンドの能力だし、節操がなさすぎるので除去への耐性さえ備えれば構築でも悪さは出来そう。ルールスさんの退場と入れ替わりでの加入だし、意外と成立しそう?
 
 

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