最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
猫! Cat! にゃんこ! 第9話! いやぁいい話だった……先週が犬の話で今週が猫の話。わかってるじゃないか……。 本当に、話をどう転がしてくるのかが予想できない恐ろしい作品。毎回視聴者は分かった風になるのだが、その漠然とした理解を嘲笑うかのように、予想外の方向にストーリーが枝葉を伸ばしていく。本当に味わったことのない手触りの作品。 話の外側だけを切り取れば、世界設定はだいぶ簡単になってきたように思う。結局長良たちは漂流するしかないのだから、色々な世界を渡り歩きながら、あわよくば元の世界に「帰る」方法を模索している。漂流の真実が明かされた(と思っていた)6話以降、7話8話とヘンテコ世界の話を聞いて、今回だって双生児が戦争時な世界とかいうどうでもいい謎次元で事件を解決している。いわば多次元を回っていちいち問題解決に当たっているゲートウォッチみたいな存在になったのだ。と思っていた。 しかし、そうして「新しい世界」の話をするかと思ったら猫である。しかもこの猫、1話目からず〜〜〜っと瑞穂の隣にいた猫である。2話目くらいで瑞穂のニャマゾンが紹介され、いじめを受けながらも長良と関係構築していく瑞穂の姿を見て、「あぁ、瑞穂の物語はとりあえずこれで片付いたな」と思った。しかし実際は何も解決などしておらず、彼女の本質に探りを入れにくる3話、そして漂流の本質は瑞穂にあると指摘された5話。何回か話は瑞穂に戻っている。「もう流石に擦りようないやろ」と思っていたのに、今回何度目かの回帰。またも中心は瑞穂だ。彼女の過去が掘り下げられ……否、掘り下げられたのは瑞穂の過去じゃなくて白猫さくらさんの過去なのかな。猫目線で見ていた瑞穂という少女のお話。これまで「荷物を運んでくる道具」くらいにしか見られていなかった猫たちの、突然の自我と動機。これでまた、今まで猫が登場していたシーンの意味合いがガラッと変わってしまう可能性が出てきたのだ。とんでもねぇ話である。 さらに、そんなNyamazonの本質が「漂流」に関わっているという情報は、実はラジダニが肉薄していたという事実も明かされた(あとラジダニがインド人だったっていう真実も明かされた)。彼は早い段階で「コピー」の事実にたどり着き、能力の本質にさくらがいることを見抜いた。まさかの嘘発見器による真実への肉薄。彼が何に気づいたのかは定かでないが、おそらく、ここで重要なのは「世界を飛んだ」ことではなく、「飛んだはずなのに元の世界には元の通りに瑞穂たちがいた」という事実だろう。そう、「漂流」は確かに不可解な現象であるし、長良に関わるものなのかもしれないが、こうして「分岐」してしまったということは、可能性が「増えた」ことと同義。それってつまり、まだ漂流をする前の段階で、何者かの力によって「増える」行程が必要だったということ。さらに勘ぐってみれば、劣悪な家庭環境の中で育った瑞穂のことをさくらが憐れみ、彼女を家から出すために漂流させたとも考えられるわけで……なるほど確かに漂流の本質には猫が関わっている。 どこまでが本当なのかはまだ疑う必要があるかもしれないが、さくらがほぼ独白していたし、やまびこ先輩も何かに気づいていたみたいなので、今回の漂流の発端として、猫たちが無関係ってことは無いのだろう。でもまぁ、その根幹には瑞穂への親心があるわけで……猫にここまで愛されるのなら、それは許されてもいいんじゃなかろうか。羨ましい話である。どうにもさくらさん、瑞穂の中の人の家の子に似てるんだよなぁ……。真っ白い猫は汚れが目立つからお手入れをしっかりしましょうね。 しかし、猫のキャストのクドさがまた癖になるよな……急に喋り出したその一言だけで、「今回の猫、めちゃめちゃ重要なポジションなんやな!」ってわかるのはすごい。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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