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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 スピリット・クリーチャーみてぇなサブタイトル、第10話。実際、内容も随分スピリチュアルなお話でしたが。

 まさか、本当にキジムナーの幻を商売道具にする計画を立てるとは思わなかったわ。流石に不確定要素が多過ぎるし無理なのは分かりきったことだし、だいたいそういう神聖なものを金儲けの道具に利用しようとすると手痛いしっぺ返しを食らうというのが日本人の中ではお約束になっているパターン。くくるがそんな暴挙に出てしまい「おいおい、まずいんじゃねぇの」とは思ったが、当然のように周りの人間はだいたい止めてくれたので事なきを得た。やっぱ基本的に今作はくくるが焦って暴走はするものの、周りのいい人たちがそれをカバーしてくれるのがありがたいのよな。一応、くくるの無茶を積極的に止めようとしなかった唯一の人間がカイだったのだが、彼も最後に「幻を見たのか?」という問いに首を振り、くくるに誤った道を選択させないようにしていた。カイは今回の行動でくくるへの愛情ポイントをアピールしながら株を上げた形かな。

 幻大作戦が無理だってのはくくる以外は全員分かっていたことなので、それが無くなった事自体はよかったのだが、それって結局スタート地点に戻ってきただけ。がまがまの立て直しプランには何一つプラスの要素は無い状態。おじいも着々と自分の仕事を進めているようだし、いよいよ夏休みの終わりというデッドラインが見えてきた。

 そして、そんなデッドラインの存在を強調する風花の進展。なるほど、アイドルにカムバックは無理かもしれないが、「芸能界にカムバック」はあり得ない話ではないということか……いや、でも事務所はほぼ勝手に出てきちゃった状態なのだよな……。一応正式に退所って形ではあるのだろうけど、アイドル側のわがまま(としかいえまい)で仕事を蹴り、そのまま逃げ出してしまった「元アイドル」を元事務所が拾ってやる理由も無いだろう。映画監督から直接の声がかかったとはいえ、事務所にも所属してない素人をいきなり使うわけにもいかないだろうし、もし復帰するなら改めて今後の人生を考えた上で、事務所に頭を下げに行く必要があるはず。果たして風花にそこまでの覚悟はあるのだろうか。

 そして後ろ髪を思い切り引きまくっているがまがまに残って欲しいといういろんなオーラ。くくるは風花がいなくなると聞いてすぐにヘソ曲げちゃったからなぁ……結局自分以外の人間でも「がまがまの存続より優先する事象がある」というのが耐えられないんだろう。そのあたりはどうにも子供だからしょうがない。カイが上手いことくくるをいなしながらコントロールできるようになればいいのだが……まだそんな甲斐性は無いよなぁ。

 

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