最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「東京リベンジャーズ」 5→4 終わり? 2期の報告とか無しで? ……まぁ、原作未完だったらこの終わり方でもしょうがないのかもしれんが……流石に消化不良の感が否めないよなぁ。 世間的には割と話題になった作品のようだが、残念ながらあまり楽しめない作品になった。理由は大きく分けると2つ。1つ目は多分多くの人が言ってることだと思うが、とにかくタイムリープものとしての作りが雑なこと。視聴開始時に「へぇ、ヤンキー漫画とタイムリープって組み合わせは確かに新鮮やな」とは思ったものだが、本当にその思いつきだけの出オチ感が強く、その設定を特に活かそうというデザインになっていなかったため、あとは単なるヤンキー漫画になってしまったという。本当に添え物程度のSF要素は、「そういうもの」を期待して観てしまうと本当に残念というか、かえってハードルを上げて評価を下げる原因になってしまったように思う。別にタイムリープした理由は分からなくても構わないのだが、例えばあの設定で直人の人格っていうのはどう定義されているのかは全く分からないし、武道に唯一のタイムリーパーとしての特異性を認めるならば、直人の存在というのは完全に設定の陥穽となる。リーディングシュタイナーを身につけた「リープ外」の人間って、いったいどういう時間認識を持っていたのだろう。そのあたりの説明が無いと、落ち着いてドラマを追うことができない。他にも「なんで武道が未来に戻ったタイミングでこんなに都合よくひでぇ目にあうんだよ」とか、細かいところでタイムリープの帳尻を合わせる気がないのが丸わかりなので、どうしても冷めた目で観るようになってしまう。 そしてもう1つの理由は非常に個人的な部分ではあるのだが、やっぱりヤンキー漫画の文法ってのは理解できない部分が多い。アホみたいな書き方をするなら、「倫理観の欠如した連中をヒーローとして描くことが理解できない」という部分である。これが戦国絵巻だったら良いだろう、完全なファンタジー世界で現代倫理が及ばないというなら気にもならない。しかし、このヤンキーどもが生きているのは間違いなく現代日本であり、法治国家の只中である。それなのにこいつらは他人に暴力を振るうことを何とも思わず、他人から物を盗むことを何の躊躇もなしに選択肢に加え、他人を殺すことに義を見出す。そんな連中の自業自得としか思えないような悲喜劇に、何を共感したら良いものか。そして、基本的にこのヤンキー哲学ってのは一本調子なので、例えばバトル漫画としての設定が盛り上がるとか、そこから思いもよらぬ人間ドラマを生み出すとかいうこともない。単細胞と単細胞がぶつかり合い、てめぇらの勝手な価値観を押し付けあって血を流すだけである。全員が似たような精神構造でただ暴れるだけなもんだから、キャラの見分けもつかずに「ヤンキーその1、その2」くらいの認識にしかならんし……やはり、わたしゃこういう世界は好かんよ。 この終わり方だと、もしかしたら原作の展開次第でアニメ2期が展開されるかもしれない(というか、この人気なら多分いつかアニメ化するだろう)。ただ、その時によっぽど劇的な展開が待ち構えていない限り、あまり評価は変わらない気がする。あと、ドラゴンボールばりの尺稼ぎも改善する必要があるな。
PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|