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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「精霊幻想記」 4→3

 今期一番の、素材のままで素直に楽しめるエキストラバージンナロウ。もう、それ以上に何も言うことはない。

 まじで何一つ得るところが無いのがなぁ……なんだろう、こういう世界の男ってのは「女の子を助ける」こと以外で存在をアピールすることは出来ないのだろうか。そして、女の子は「その男に無条件で惚れる」ことでしか存在を維持できないのだろうか。そりゃま、「絶望的な状況に英雄的な誰かが助けに来ましたよ」なのだから惚れるのはしょうがないと思うのだが、世の中の他の男連中は何をしてるのだ。

 あと、個人的にどうにもキツいなぁ、と思うのは、こういうナーロッパ世界線に、なんのひねりもなく単体で「偽日本」が登場する流れ。そりゃま、ナーロッパがヨーロッパのパチモンなんだから日本のパチモンがあってもいいのだが、日本文化って、島国だからこそ生み出された東洋の神秘の1つじゃない。大陸文化の影響が少なく、独自に進化と孤立化を深めたガラパゴスの結晶が日本であり、この形(漠然と中世日本的世界)になるのって、本当に偶然の産物でしかないし、正直、あまり必然性の無い形態なんだよ。それが何故か、ポンと単体でナーロッパ世界に生み出されるのって本当に意味が分からんのだわ。何故現実世界のコピーしか出来ないクリエイティビティで「異世界」を描こうとしているのか。しかも今作の場合は半端に現実世界との接続も描こうとしちゃってるからかえってややこしいんだよな。今にして思えば、「転生者」の処理に関しては転スラって意外にうまいことやってたんだな。転生者の持つ能力の扱いとか、他の転生者との関係性のドラマへの盛り込みとかさ。今作の場合、「転生者を登場させてみたけど、他にも同じような転生した奴がいたら主人公のチート風味が薄れちゃうし……そや、全員か弱い女の子にしたろ」って、もう転生の意味ないじゃん。

 視聴中は基本的に感情が無になるので、出来ればこういう作品を放送するときは冒頭のテロップとかで「感情を無にしてお楽しみください」とか書いといてもらえると助かるんだが。まぁ、多分表示されたら視聴しないけども。

 

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