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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ぼくたちのリメイク」 6→5

 どこぞのヤンキーと違って、ちゃんとタイムリープの事象自体には責任を持っている作品。ただ、「タイムリープした結果」については責任を持っているが、「なんでタイムリープしまくったんだろう」については特に責任は持っていない。多分「ジャヒー様が魔石を取り戻して自由に異能が使えるようになったから」が正解。

 主人公目線のモチベーションが一番よく分からなくて悩ましかったところ。特に「新たな2018」において、どうしてそこまで過去に戻ろうとしたのかは結局最後まで共感できなかった。まぁ、一応作中では説明されているし、それなりに説得力はあったのかもしれないが……多分、釈然としなかったのは「シノアキが可愛すぎる(娘含む)」っていうのが一番の原因。たとえ過程がどうあっても、もともと自分が知っていた世界と食い違ったとしても、あれだけ可愛い嫁と娘を放り出して戻ろうとするのは流石にどうなんだろう。戻ったところで再び「プラチナ」を取り戻せるかは分からないのだし、最初の世界線とシノアキ世界線を比較してどっちが幸せかは判断できないんだけども。まー、そこで打算的に「この現実でいいや」と打ち止めにしちゃわないのが「主人公」なんだろうけども。そこで「出来上がってしまった現実」を受け入れてそこからの打開を図るんじゃなくて、結局タイムリープに頼ってしまうところがもやっとしたんだろうなぁ。特に、最後はシノアキも絵に復帰しようとしていたわけだし、あそこから再び別な未来を描くことは出来たように思うんだけども……結局、恭也の中でタイムリープがどれくらい特殊な事象かって話なのかなぁ。ホイホイ飛べると思っちゃってるから、あんなにあっさり「戻る」っていう選択が取れたわけでねぇ。

 とまぁ、どうにもすっきりしない部分はありつつも、お話としては充分成立していたと思う。「こんなタイムリープしたら、こういう改変がおこっちゃうじゃん! どうするのよ!」→「いやマジでそうなるんかーい」っていう流れは不覚にも笑ってしまったし、そうなっちゃった後にもある程度は歴史修正に責任を持っている。2018に戻ったのにそこで一番なろうっぽいチート感を出そうとしていたのはどうかと思うが、もともと恭也は無能な人間ではない。たまたま馬力を発揮する場所があそこだったというだけの話で、何故そこまで踏ん張ろうとしたのかと聞かれたら、そこにはきちんとタイムリープによる影響が出ている。だいぶ尺は長くなったが、いわば「自由に時間を戻せる権利があったらどうしますか?」というSFとしては真っ当な筋立てになっているのだ。その中心に置いてあるのが世界の危機とかじゃなくて「好きなアーティストたちの出世」ってのがまた微妙にリアルではある。確かに俺が過去に戻ったとて、世界のあれこれには興味がないし、せいぜい「この人、数年でブレイクするんだよな」って知識を使って青田買いするくらいなもんだろうよ。オタクの妄想+タイムリープという変則気味の足し算の結果としては妥当な作品。

 映像部分もそれなりに安定していたし、何よりシノアキが可愛かったので良しとしようじゃないか。逆にいうと、シノアキしかかわいくなかった気もするが。やっぱ方言キャラって強いよなー。古賀葵って佐賀県出身なんやなー。

 

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