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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「小林さんちのメイドラゴンS」 7→8

 やはり特別な作品に違いない。アニメそのものの出来とそれに付随するバックグラウンドは厳密には分けて判断しなければならないのだろうが、申し訳ない、私も人の子である。そこに明確な区分を設けることは出来ない。

 復活の狼煙となる記念すべき「第1作」だ。そこには変わらずに瑞々しいアニメーションを彩ってくれる京アニの圧倒的な技術力が溢れている。監督を務めた石原さんの相変わらずの手腕には脱帽するしかないし、クレジットにはっきりとその功績を記す武本さんのこれまでの業績にも頭の下がる思いだ。京アニスタッフが一丸となって、今作の完成までこぎつけている。

 2期ということで純粋に1期のボリュームアップを図るのがセオリーだが、正直、追加キャラとしてはイルルぐらいしか増えておらず、筋立て自体もそこまで劇的な事件があったわけではない。あくまでも淡々と日常が進む中で人ドラゴンの異種間コミュニケーションが進んでいく様子が描かれており、ギャグを交えて微笑ましい「日常もの」を展開しながらも、確実に理解を深めていく小林・トール間の関係性はただそれだけで見応えのあるものに仕上がっている。現代用語で言えば「尊い」ということになるのだろうが、そんな簡単な言葉だけでは説明しきれないだけの諸々を詰め込み、複雑な感情の中で2人の日常が続いていくのである。その掘り下げに際してイルルやエルマの生き様も絶妙なバランスで取り込まれており、ちょろゴンずの賑やかさは作品に彩りを添えている。何しろカンナちゃんの太もも一つとってもエラい騒ぎなのである。そりゃ才川じゃなくともボヘるのはしょうがないことだ。

 期待に見事に応えた新たな産声。この尊さ、末長くあらんことを。

 

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