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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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NIGHT HEAD 2041」 5→5

 結構思い切った筋立てのドラマだったと思うんだけど、どうでしょ? いや、どういう目的で聞きたいのかはよく分からんが。

 今となってはこういう「異次元」とか「パラレル」とかいう関係性って珍しくもないし、なんならSF的設定としてはベタとすら言えるかもしれない存在になっているが、本作はもともとの原作が90年代のドラマ作品だったと言われていたので、まさかそういう展開に終始するとは思ってなかった。もうちょっとシンプルで脳筋な超能力ドッカンバトルになるもんだと思っていたのだが……「結構思い切った」ってのはそういう意味だ。まぁ、どこまで原作ドラマから引き継いだ要素なのか分からんので、アニメ化に際して思い切り改変されてる可能性もあるのだが……まぁ、それなら現代版としてはちゃんと説得力を持たせられたということなのでどちらにしても結果オーライである。

 割と早い段階で「世界がヤバい!」という危機レベルにまで到達していて、序盤のディストピア設定に「そんな世の中あるか?」と疑問に思っていた身にも「まぁ、そんな瑣末な部分はどうでもいいぐらいの世界だったんだな」と力技でねじ伏せられた。あとはだって、もう2組の兄弟の観念の話になってくるしね。世界の危機か、自分たちの存在か。どこまでいったって結局視点人物次第なので答えが出る問いでもなく、いかに4人の人生に納得できるかというだけの話。途中、思いつきで動いちゃった部分が無いでもないが、映像部分にブレがなかったおかげで視聴していて引っかかる部分は案外少なかった。こうしてとんでもねーサイズ感の話になっちゃうと、むしろ現実感がどうこうっていう視点は吹き飛んでしまうのでCGバリバリの作画とは割と相性がいいのかもしれない。結局、どんな道具も使い方次第だ。今期は似たようなテイスト(?)の作品として「SCARLET NEXUS」があるが、似たような第一印象から、ちゃんと全然違う方向に振り切れたので安心だった。まぁ、初見の印象なんてそれくらい頼りにならんという話だわな。

 あんまり後世まで語り継がれるような作品でもなかろうし、多分私も半年後には忘れてる気もするが、観てる間は退屈しない作品でしたよ。もうちょい尺に余裕があって1つ1つのパーツに説得力を持たせられれば、もしかしたらもう少し印象に残る結果にもなったかも。

 

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