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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「MUTEKING THE Dancing HERO」 5

 言われてみればさ、「ムテキング」っていう単語、聞いたこともあるし口に出したこともあるはずなんだけど、その実態がなんなのかは一切知らんかったな。単に語感がいいだけの単語だった。

 調べて初めて知った、ムテキングとは1980年に放送されたタツノコアニメ。中身はさっぱり分からないが、Wiki情報によれば当時の「ナウい」をキーワードとしたヒーローギャグアニメだったとかなんとか。へぇ。当然そんな時代の話を知る由も無いが、それでも単語だけ知ってたってことはそれなりに有名なものだったのだろうか。まぁ、当時はタツノコといえばアニメ制作会社としては筆頭の1つだったのだろうし……昭和の時代の思い出のワンシーンといったところだろう。そして、最近のタツノコはいろんなものをとりあえずリブートして数を稼ぐ商売ばかりやっており、もう、過去の代表作はほとんどが新アニメにされてしまったのではなかろうか。残念ながらそれらがあまり話題になることは無いのだが、個人的には土曜夕方枠(タイムボカン、ハクション大魔王など)はそれなりに見ているので悪いもんでもないとは思っている。そして、今回は深夜枠でこの「ムテキング」と相成ったわけだ。

 まー、タツノコはなんかこう、すでに「時代についていかなきゃ!」とか「新しい世界を作らなきゃ!」みたいな義務感からは完全に解き放たれているよね。古いもんは古いままでええねん、というので「似非レトロ」みたいなものをむしろ武器として振りかざし、そこに「現代でなければ出来ない」くらいのちょっとしたリメイク要素を加えている。ポップなのかパンクなのかテクノなのかヒップホップなのか、なんだかよく分からない音楽シーンを作り出し、現代の流行りなど一切追わない独自のキャラクターデザインで突き進む作品世界は、古いけど新しい、新しいけどダサいという絶妙なライン。個人的には思い入れなど欠片も無いしこのテイストがすげぇ面白いとも思わないのだが、わざわざ頑張ってやってくれていることに意義は感じる。このバランスで「ちゃんと見られる」画面を作るのは結構繊細な作業であるとは思うんだよね。ちゃんと見た人に「よく分からんけどアホっぽくてなんか楽しい」と思わせれば勝ち。ただ、この手の雰囲気づくりって、結局お話が陳腐だと2、3話くらいで飽きちゃうからなぁ……。過度な期待はせずに薄目で見守るくらいが吉か。

 

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